阪神 対 ヤクルト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 00:33 UTC 版)
2007年8月2日に甲子園球場で行われた阪神タイガース対東京ヤクルトスワローズ戦で、5-6で1点リードされた9回表のヤクルトの攻撃。二死三塁、2ストライク1ボールの場面で、阪神の藤川球児が投じた4球目が本塁付近でワンバウンドし、ヤクルトの打者田中浩康はハーフスイングした。球審の土山剛弘は、これを「空振り」と判定し、第3ストライクを宣告した。捕手矢野輝弘の後逸により、投球がバックネットに達する間に三塁走者の福川将和が本塁に到達して、同点になったかに思われた。しかし、進塁義務のある打者走者の田中は、進塁を失念し本塁近辺に棒立ちだった。チームメイトの指摘により、田中は一塁に向かったが、矢野から一塁手アンディ・シーツへの送球のほうが速く、田中はアウトになった。第3アウトが打者走者の一塁到達前のアウトであるので、福川の得点は認められず、試合はこのまま阪神の勝利で終了となった。
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