パイオニア1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 02:20 UTC 版)
「ファンタシースターオンライン」の記事における「パイオニア1」の解説
人間を未開の自然豊かな異星に移住させる「パイオニア計画」のため建造された超大規模の宇宙船とその艦隊の第1陣。先住者の可能性を考慮し軍人と武器が豊富に搭載され、また環境開発のための技術者が多数搭乗していたとされており、これらを考慮すればゲーム中ラグオル地表で豊富に手に入る武器やアイテムはパイオニア1の人々が残したものと考える事ができる。
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パイオニア1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/14 07:23 UTC 版)
「ファンタシースターオンラインの登場人物」の記事における「パイオニア1」の解説
パイオニア2より先にラグオルに降り立った移民船とその乗組員。パイオニア1は地表到着後解体され、セントラルドームに建造しなおされ、さらに地下坑道の大半はパイオニア1のパーツによって作られているとされている。パイオニア2到着直後、そのセントラルドーム周辺で大爆発を起こし、たったの一人を残して結局生存者が発見されることは無かった。 リコ・タイレル PSO世界で唯一登場するヒューマール(ヒューマン女性ハンター)。若いながらもその腕に付けられた赤い腕輪(父であるタイレル総督からの贈り物とされる)から「赤い輪のリコ/レッドリング・リコ」と渾名され、新世代の英雄と世間で目されている。本人は「英雄の欲しかった世間に自分がハマっただけ」と述べているが、若くして複数の博士号を修得しており、ラグオルに残された象形文字(異星の言語)を独力のみで解読するという離れ業をやってのける程。剣士としてもフロウウェンに直弟子として認められる程の実力を持つなど、天才と呼ばれるだけの事はある。その高すぎる実力は遺跡の奥に眠るものを呼び覚ます原因ともなる。 堅物の父親に似ず、陽気でフランクな性格。そのためか、カタブツを具現化したような性格の父親とは疎遠状態だったらしい。性格的に痛いところをズバズバと突き、追求する癖があり、近しい人はそれ故才覚を認めるか(フロウウェン、ドノフ)、敬遠するか(アリシア)に分かれやすい。セントラルドーム近郊のルプスの森(EP1森ステージ)で原生動物の凶暴化の調査を行っていたところ、ブルーバーストが発生。調査用に用意したカプセルにメッセージを残しながら、パイオニア1駐留軍の足跡を追って、ラグオルの奥深くに進んでゆく。パイオニア2のハンターズが地表の探索を開始した時点では、ブルーバースト時の生存が確認されただけで、その後の生死は不明となる。 彼女由来の武器として非常に強力な「赤の~」武器があり、プレイヤーもレアアイテムとして入手できるが、実際彼女が振るっていた物なのか、レプリカなのかは不明。 また、彼女があちこちに置いてきたメッセージカプセルは、調べるとプレイヤーキャラは読み終わるまで操作不能となるので、敵が残っている時に読んでしまうと袋叩きにされてしまう通称「リコトラップ」と呼ばれ、マップに設置されているトラップの中で最強とさえ言われている。 「ファンタシースターポータブル2 インフィニティ」のサイドシナリオにも登場。亜空間航行実験の失敗でラグオルに飛ばされてきたプレイヤーたちと共闘することになる。CVは水樹奈々。 ヒースクリフ・フロウウェン コーラルにおいて最も高名な軍人で大剣の使い手。退役間際だが、その剣技には寸分の衰えもなく、パイオニア1の陸軍副司令という重役を務めながら前線にも赴く。その腕前と人柄から「白髭公」と呼ばれ、下級兵士や民衆に広く慕われている。どちらかと言えば堅物の部類に入るが、責任感の強さと場合によっては拙い事には目を瞑る程度の使い分けはできるため、コリンと異なり「計画」に渋々ながら携わる。また、義憤に駆られて、政府や軍に刃を向けようとするゾーク・ミヤマを気遣う。しかしながら、政府や軍の実権派は、能力のある良識派を隠れ蓑に事を進めるのを常套としており、祖国のため尽くしてきた英雄など、とてつもなく都合の良い道具でしかなかった。 パイオニア2がラグオルに向けて出航後しばらくして病死したと公式発表されるが、パイオニア2ラボはセントラルドームから離れた地域から、フロウウェンによるリアルタイムメッセージを受信している。これが本物であるとしたら、リコと同じくブルーバーストの時点ではまだ存命だった事になる。このため、ラボはハンターズに協力を要請し、発信源であるガル=ダ=バル島の調査に乗り出した。 DBの武具と同じように、フロウウェンの名を冠する武具にも鎧と盾が存在し、軍の量産型レプリカは、セット装備で能力が上がるところも同じ。ただしメーカー産のレプリカは、フロウウェンの弟子であり、深く敬愛しているホルス・ミクが在籍するミク社のみである。なお、DC版ではフォトンの色が虹色になっただけの汎用グラフィックのソードだったが、後のバージョンでスペシャルウェポン全てに固有グラフィックが与えられた際、透明なクリスタルの刃を持つ美しい大剣になった。 「ファンタシースターポータブル2 インフィニティ」のサイドシナリオにも登場。CVは若本規夫。 オスト・ハイル ジャンカルロ・モンタギュー博士と共にマグを発明した天才科学者で、パイオニア1ラボの長官。研究のためには常識や倫理など気にもとめないタイプで、遺跡の状況と坑道のシステムが乗っ取られかけ暴走し始めている事に危機感を募らせるフロウウェンに対し、晴れやかに「計画は順調だ」などと述べて戦慄させる。「計画」はいくつか並行開発が進められているらしく、モンタギュー博士の「計画」とは手法や目的にズレがある。公式には存在しない秘密実験プラントを、セントラルドームから離れたガル=ダ=バル島に設置し、3つの超高性能AIのうちの1つであるオル・ガを、フロウウェンが倒したプロトファルスに埋め込む事で制御し、それを頂点としたD型細胞生物の軍団を編成しようというのが軍と結託した計画だったが、既に坑道のシステムを司っていた超高性能AIの1つボルオプトが乗っ取られかけていた事が示したとおり、制御は失敗、プラントは暴走した改造生物が跋扈する事となった。オスト博士はこの計画がうまくいくと考えていたらしく、並行して進めていた、長時間かかる事が分かっている別の方式によるAIとD型細胞生物の融合実験、繭計画も放棄。「生命の渦」制御管理者アンドロイド(ブルーバースト時吸収されなかったため、巷のアンドロイドと同じものとは考えにくい)のデルタに丸投げして姿をくらます。オスト博士自身の目的はD型細胞を利用した肉体的に強靱で理性と知性のある新生物の創造のようである。 なお、到達当初研究所としていたのが制御塔で、D因子発見後に制御塔を放棄しプラントに移りオルガ・フロウに吸収された、という解釈もある。なお、カル・スを製作した者は制御塔で死んだことになっているため、自然とオスト・ハイルとは別人だということになる。 カル・ス オスト博士を長官とするパイオニア1ラボ内でもAI開発を担当する天才頭脳を持つ学者。若くして病死したはずだが、同名の科学者を自称する人物が、ブルーバースト後もパイオニア2民間人とメール通信している記録がある。 ただし日本語版ゲーム内、及び設定資料集において、この若い学者の氏名が「カル・ス」であるとの証左はない。英語設定の状態でクエスト『心のかたち』をプレイすると、クリア後にギルド前に居る赤い髪のハニュエールから、研究者の名前が「CALUS」であるとの証言を得ることができる。 またCALS(単体)の制御塔についての述懐「ぼくの父の死んだ場所」から、カル・スが彼の死を何らかの形で知り、さらにそれを噂としてパイオニア2内に広めた人間がいることになる。 グレイブ夫妻 科学者の名門グレイブ家は夫婦揃って優秀な科学者である。夫は生物学者、妻は物理学者の権威で、国家プロジェクトとの命を受け、知らされた内容から危険性と道徳性の問題を認識しながらも、不承不承パイオニア1でラグオルに赴く。その際に、愛娘を危険な目に遭わせまいと執事のブラントには「パイオニア2にも乗らないよう」強く警告している。 その優秀な能力から、「計画」においてオスト博士の片腕的役割を果たし、ガル=ダ=バル島のプラント内でフロウウェンと顔を合わせている。オルガ・フロウの建造にも一役買っている模様。 ブルーバースト後、オスト博士共々行方不明となっている。オスト博士と異なり、研究に没頭しての行動ではなく、既に引けないところまで関わってしまった故の色合いが濃く、存命中に関わらず娘のマァサに連絡を取ろうとはしていない。
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