ジョウストン都市同盟とは? わかりやすく解説

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ジョウストン都市同盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 01:09 UTC 版)

幻想水滸伝シリーズの世界観」の記事における「ジョウストン都市同盟」の解説

太陽暦314年から460年の間デュナン周辺統治した都市国家連合で、デュナン周辺の5都市1騎士団構成される。「ジョウストン」の名は盟主であるミューズ市の市長であるジョウストンが由来であるが、ジョウストンを英雄視することに対してマチルダ騎士団では反発強く公式には同盟締結された「ジョウストンの丘」が由来とされるとはいえデュナン地方最大脅威であるハイランド王国対するためだけの脆弱な同盟関係であり結束強くはなかった。 古くからハイランド王国との領土問題絶えない地域であり、太陽暦428年から434年侵攻に際して休戦協定取り付けられるものの当時ミューズ市長ダレルハイランド国境近くキャロ領有権主張し同盟軍指揮官ゲンカクハイランド王国第一軍団の軍団長ハーンの間で一騎討ちが行われている。その後太陽暦460年勃発したデュナン統一戦争最中当時ミューズ市長アナベル暗殺されたことで崩壊ハイランド王国対抗する新勢力として新同盟軍が発足するまた、ハイランド王国とは別に南方赤月帝国とも国境紛争繰り広げ継承戦争時にはその混乱乗じてカレッカ方面侵攻し、そこで発生した虐殺事件(後に赤月帝国側の自作自演判明する)に激怒した赤月帝国軍の猛反撃によって敗退したその後門の紋章戦争中ティント市軍とサウスウィンドウ市国からなる軍勢モラビア城とその周辺地域一時的に占領するも、滅亡した赤月帝国変わって新たに誕生したトラン共和国反撃と、それを避けるべくサウスウィンドウ市軍が逸早く撤退した結果ティント市軍も撤退余儀なくされ、以後新同盟軍がトラン共和国協力関係を結ぶまではハイランド王国との対立国力消耗されていたのもあって武力衝突を起こさなかった。 ミューズ市国 デュナン湖北部から東部位置する同盟最大の都市国家で、経済・人口・軍事面優れている太陽暦185年初代市長レピアによって成立市長都市同盟盟主兼任しており、デュナン統一戦争勃発当時政治・軍事両面精通したアナベル務めていた。ハイランド王国国境接しているため古くから争いごとが耐えず、都市同盟ミューズ市の呼びかけに応じて締結された。都市西部にそびえるジョウストンの丘には議事堂設けられ都市同盟重要事項決め特別会議「丘上会議」や式典などはそこで行われるサウスウィンドゥ市国 デュナン湖南部に位置する商業都市で、デュナン湖に最も長い湖岸線を有する太陽暦110年建国されデュナン君主国首都であったサウスウィンドゥを首都とする市長国家で、太陽暦252年成立。古い歴史持ち威厳漂う都市だけに観光客も多い。デュナン統一戦争勃発当時穏健派グランマイヤー市長務めていた。 トゥーリバー市国 デュナン湖西部に位置する多民族国家。名前のとおり2本の川で都市3分割されており、それぞれの地域人間・コボルト・ウイングホード(人口比は6:3:1)が共存している。太陽暦212年人間コボルトによる二院会議開始市国成立年としており、太陽暦432年にはウィングホード移住したことで三院会議改められている。各種族の代表者による三院制敷かれているが、各人種ごとにそれぞれの代表が自治しているのが現状で、同盟内で一番結束が弱い都市と言われている。デュナン統一戦争勃発当時全権大使三院制の代表)をマカイ務めていた。 グリンヒル市国 デュナン湖北西部位置する学園都市大学など多く優秀な学園持ち各国から多く留学生迎えている。ミューズ市国一部であった太陽暦373年独立自治主張し当時ミューズ市長ユーリアがそれを認可する軍備としては都市同盟最弱規模であるが、周囲深い森という立地条件堅固な門により堅牢な防御能力備えた都市である。市長代々ワイズメル家が務めデュナン統一戦争勃発当時亡くなった市長アレク・ワイズメル代わり、娘のテレーズ・ワイズメル市長代行務めていた。 ティント市国 トゥーリバー市西部位置する鉱山都市太陽暦366年ティント鉱山ギルド母体として発足人口・面積大きくないが、大軍の展開が困難な山岳地帯天然城壁として機能しており、主産業である鉱業盛んなため強力な軍隊擁しているハイランド王国とは遠く離れた立地から都市同盟にはあまり協力的ではなかったが、新同盟発足後同盟一の軍事供出国となる。デュナン統一戦争勃発当時鉱山ギルドの長であるグスタフ・ペンドラゴン市長兼任していた。デュナン統一戦争後はデュナン国に属したが、後にティント共和国として独立している。 マチルダ騎士団 ミューズ市北部に位置する騎士団統治する騎士団軍事面台頭するハイランド王国対抗するために、太陽暦280年ミューズ市が中心となって都市同盟支援によって誕生太陽暦294年独立自治認められている。ロックアックス城を居城とし、騎士団長直属白騎士団、遠征用の赤騎士団防衛用の青騎士団によって構成されるミューズ市に次ぐ強力な軍事力擁しているが、何かにつけ同盟軍参加しようとせず、都市同盟内の不和招いている一因とも言われるデュナン統一戦争勃発当時騎士団長ゴルドー務めていたが、強欲狭量な性格から同盟離反しハイランド王国寝返っている。太陽暦475年時点ではデュナン統一戦争青騎士団長であったマイクロトフが騎士団長として統治している。 なお、都市同盟騎士団ながら、グラスランド程近い地域領土としている関係で、グラスランド一部治安維持司ってもいた(『外伝』に登場するミリトの該当)。また、グラスランドカマロ自由騎士団とも関係を有している。

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ジョウストン都市同盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 18:07 UTC 版)

幻想水滸伝II」の記事における「ジョウストン都市同盟」の解説

アナベル 声 - 田中敦子 ミューズの女市長太陽暦426年生まれ34歳)。豪胆な性格部下使い方もうまい政治・軍事手腕もあり、都市同盟指導者としてハイランド王国渡り合っていたが、ジョウストン都市同盟の問題点気づき結果として王国軍刺客となったジョウイによって暗殺される。ルカ・ブライトからは「ミューズメスブタ外伝より)」と罵倒されていたが、戦略天才でもある彼が唯一評価し都市同盟における最大の敵として認めていた政治家でもある。 アレク・ワイズメル グリンヒル市長で、テレーズ父親。かつてマチルダ騎士団ゴルドー結託し和睦酒宴においてルシアの父である前カラヤ族長キヌアに毒を盛って暗殺。これがきっかけテレーズルシアから恨まれるようになったルカ率いハイランド軍がミューズ市国北方国境に迫る頃には病により臥せっており、ラウド率いハイランド軍がグリンヒル市を包囲した時は(外伝より)故人グスタフ・ペンドラゴン ティント市長太陽暦413年47歳)。鉄火肌人間ではあるが地の理のよい土地とりわけハイランドに対して)を拠点置いているせいか都市同盟の中では慎重派。ただ、門の紋章戦争後期におけるマッシュの策に起因する赤月帝国領への侵攻に関して積極であった。しかし、共に出兵したグランマイヤー解放軍反撃に際して撤退したので以降彼との関係は悪化するティント戦火が及ぶまで慎重論終始していたがティント市を守ることを考えてのことであり、本質義理堅い人物。ノースウィンドゥから逃げてきたネクロードによってティント襲撃される新同盟軍と手を組み、ネクロード討伐後も新同盟軍に協力した。後にデュナン国からティント共和制国家として独立させ、初代大統領就任した。しばしばグラスランド出兵している。 グランマイヤー サウスウィンドゥ市長太陽暦408年生まれ52歳)。都市同盟では穏健派で、門の紋章戦争後期における赤月帝国領への侵攻ではグスタフ率いティント市軍と共に自らもサウスウィンドウ市軍を率いて攻め込むが、解放軍反撃に出る味方犠牲避けよう撤退し結果としてサウスウィンドウ市軍の犠牲避けられたものの、グスタフとの間に溝を作る結果となった有能な行政官であり、人間的に優れた人物フリードなど都市同盟多くの者から信頼されていた。ソロン・ジーによるサウスウィンドゥ侵攻に際して市民に血を流させないよう無血開城するも、代わりに自らはハイランド軍に首を刎ねられ市庁舎の門に晒された。 ゲンカク 主人公ナナミ育ての親かつてはダレルによるハイランド侵攻きっかけ始まったジョウストン都市同盟とハイランド王国との戦争にて、都市同盟側の敗勢覆し英雄称えられ有能な人物であったまた、ティント鉱山開発において住処失ったウィングホード新天地としてトゥーリバー市内中州地帯与える事を発案しトゥーリバー市国都市同盟承諾得て移住実行した。しかし、その移住必要な費用独断都市同盟軍事予算から調達した為、ハイランドへの勝利を欲するダレル不評買ってしまう。そして、キャロ一帯領有権を巡る自らとハーン一騎討ちにおいて、一騎討ちに使うダレルから手渡された剣に毒を塗られていたのに気付き一切自分から手を出さず最後にハーンより剣を叩き落され、その直後ダレルから都市同盟顔に泥を塗ったとして追放される追放後キャロの街で道場開いて余生を過ごす。かつて戦争時には「輝く盾の紋章」を宿していたが、トトの祠に封印した現代では故人で、道場の裏手に墓がある。 本編開始時に既に他界しているため回想でしか登場しないものの、物語の中多くの人の心に刻み込まれている物語の核心位置する人物ゴルドー 声 - 広瀬正志 マチルダ騎士団団長で、騎士団構成する三騎士団の1つ白騎士団の団長兼任太陽暦423年生まれ37歳)。騎士らしからぬ強欲狭量極まる性格持ち主で、異を唱える部下ことごとく騎士誓い」を振りかざして黙らせてきた。結果騎士団長カミュー青騎士団長マイクロトフ及び両騎士団属す騎士半数離反招いた先代グリンヒル市長アレク共謀しルシアの父・前カラヤ族長キヌア暗殺マチルダ騎士団弱体化イメージダウン元凶統一戦争末期にロックアックス領民保護優先するため、ハイランド王国降伏。ロックアックス城の戦い混乱の中で、城内乗り込んだ主人公皇王ジョウイ暗殺して、一挙に富と権力得ようと直率していた部下命じて矢を放たせ、庇ったナナミ殺した(ベストエンディングでは重傷を負わすに留まっている)。しかしこれに激怒した2人によって討たれた。 ダレル 先代ミューズ市長で、アナベル父親文官ありながら外交好戦的。しかし軍事的に素人だったため、敗色濃厚となるがゲンカクによって体制立て直すも、後にゲンカクを罠に嵌めて追放したルカ幼少時代に裏でハイランド王族馬車を襲う命令下していた。 市長時代ミューズ市を発展させた功績から、ミューズ市民からは今でも市長賞賛されている。死後一騎打ちにおける謀略判明しアナベルからはさすがに親子の縁こそ切られていないものの、否定的な見方をされている。しかしながら、この謀略時間の経過とともに忘れられており、知っているものは少なくなっていっているという。 ポール 傭兵の砦の一員。2主人公世話役務めるが、砦を襲撃されたときにルカによって斬殺される。 マカイ トゥーリバー市全権大使太陽暦429年生まれ31歳)。肩書き名ばかりであることを理解しており、年も若く政治家としての指導力欠け種族間の対立分断されているトゥーリバーを纏め切れていない。キバ独断でコボルトサイドの割譲決定してしまうも謀略はまってしまいコボルトとの深刻な対立招き窮地に陥ってしまった。主人公たちの協力でひとつにまとまった市民の力でなんとか凌ぎきった後は市を代表して協力申し出る直後部下であったフィッチャー罷免にして主人公直属部下にしてしまう思い切りのよさも持つ。

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