グラスランド
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「幻想水滸伝シリーズの世界観」の記事における「グラスランド」の解説
ゼクセン連邦とハルモニア神聖国の間に広がる広大な原野。多くのクラン(部族)が暮らしており、比較的大きなカラヤ、リザード、ダック、チシャ、セフィ、アルマ・キナンの6つはシックスクランと呼ばれる。各氏族間の反目もあるが、近隣諸国からの軍事介入に対しては氏族同士が強い結束をみせる。 元々はハルモニア神聖国の支配下であったが、太陽暦422年に各クランと真の紋章「真なる火の紋章」を宿した炎の英雄が率いる「炎の運び手」によって独立戦争を起こす。ハルモニア神聖国にカーナークランを占拠されるものの、「真なる火の紋章」が暴走してハルモニア地方軍を全滅させるなど双方に多大な被害を出したことで抗争は終結する。3年後の太陽暦425年にはハルモニア神聖国が再度侵攻を開始するが各クランが協力してこれを撃退、50年間の不可侵条約が締結されている。 カラヤクラン 古くからの伝統を重んじ自然と融和し狩りをしながら生きる民族であり、シックスクランでもリザードクランに並ぶ武闘派。デュナン統一戦争及び英雄戦争勃発時点の族長はルシア。英雄戦争の初期に集落が焼き討ちに遭うが、戦後はルシアや息子のヒューゴらによって再建される。 リザードクラン 勇猛な戦士であるリザード族。大空洞と呼ばれる巨大な洞穴の中に町を作って生活をし、各地に高速路と呼ばれる隠し通路を設けている(ただし一部は彼らが作ったものではなく、シンダル族の遺跡をそのまま用いている)。英雄戦争勃発時点の族長ゼポンは、戦争初期に暗殺されている。そのため、デュパがゼポンの跡を継いだ。 ダッククラン 水と共に生きるダック族。町の周りには豊富な水が存在する。男は多くが傭兵として他のクランへ出稼ぎに行くことで生計を立てているほか、観光ガイドなどの仕事をする者もおり多彩な才能を持つ。 アルマ・キナン 男子禁制で女人だけで構成されたクラン。独自の儀式や、全ての自然に精霊が宿ると考えるなどから、グラスランドのクランの中では独特の信仰を持つ異色なクラン。英雄戦争勃発時点の族長はユイリ。 チシャクラン シックスクランの中では、唯一農業で生計を立てているクラン。英雄戦争勃発時点の族長はサナ。 セフィクラン 名前のみ登場。英雄戦争中にハルモニア神聖国軍に攻め込まれ、占領された以外詳細不明。 カーナークラン 英雄戦争勃発時点ではハルモニア神聖国領ルビーク。太陽暦422年にハルモニア神聖国によって占領され、以降は三等市民として奴隷のような生活を強いられている(住民がカレリア以外の場所へ外出するのが禁じられている等)。虫を使う技術を有しており、遊撃隊が多数存在する。漫画版では後にハルモニアから独立している。 カマロ自由騎士団 グラスランドに存在する騎士団。騎士達の兵装は大型の盾と鎖帷子で、色は緑・黄色系で統一されている。
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グラスランド
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炎の英雄 太陽暦400年ごろにハルモニア神聖国内で活動した盗賊団“炎の運び手”のリーダーで、ハルモニア神聖国から「真なる火の紋章」を盗んだ後、宿主となった人物。生年は不明。 太陽暦422年に“炎の運び手”とグラスランドの各クランが、ハルモニア神聖国からの独立を求めて地方軍と衝突した際は、「真なる火の紋章」の暴走によりハルモニア地方軍全員を壊滅させており、グラスランド側にも多大な被害を出している。太陽暦425年のハルモニア侵攻の際もグラスランド防衛に尽力し、英雄視されている。戦後はシンダル族の秘術を用いて「真なる火の紋章」を封印、時が経たぬうちに若くして世を去った。 彼の名前はプレイヤーの任意で名付ける事が出来、主人公が炎の英雄として「真なる火の紋章」を継承する際、同時に彼の名前も受け継ぐ事が出来る(受け継がないことも可能)。 ルル ヒューゴの親友。太陽暦463年生まれ(12歳)、身長155cm。ルースの息子。年齢相応に同行人であるヒューゴに比べても子供っぽい部分がある。カラヤの村の焼き討ちに遭遇し、ヒューゴの眼前でクリスによって殺された。 ゼポン リザードクランの族長。ゲドやユーバーとは何らかの因縁がある。セラがクリスに化けてリザードクランを襲撃した際に、ゲドたち十二小隊やリザードの戦士達がほぼ全てセラを相手にしていた間にユーバーによって殺された。 サナ チシャクランの族長で、炎の英雄の妻。生年は不明。
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