ガリア正規軍とは? わかりやすく解説

ガリア正規軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 06:27 UTC 版)

戦場のヴァルキュリアシリーズの登場人物」の記事における「ガリア正規軍」の解説

ラムゼイ・クロウ (Ramsey Crowe) 声 - 石川英郎 ガリア諜報部所属中佐422部隊の上官である正規軍軍人34歳トレードマークヒゲ開いた胸襟から覗いた濃い胸毛ガリア辺境領地を持つ三流貴族出身であるため、出世諦めており、上層部への忠誠心まったくない。酒と女にだらしない放蕩者で、面倒なことは部下丸投げいい加減な性格である。しかし軍の役目国土国民とその財産を守ることであると、軍人としての矜持愛国心しっかりと持ち合わせている。優れた軍略家の面もあり、ここぞというとき422部隊投入して戦局支えている が、反面売り言葉に買い言葉余計な軍務引き受けることもある。優秀な事を知られる警戒され、余計なトラブル巻き込まれたり、いざという時動きづらいという理由から、わざとボンクラ軍人演じているらしいが、酒と女が大好きというのは素の性格らしい。寒さ行き倒れていたイムカを助けネームレススカウトし張本人一人称は「俺さん」。イムカの人当たり柔らかくし、上官命令悉く無視してきた彼女を上手に使いこなすクルトの手腕は認めている。 ラムゼイ部下という立場からクルトは大抵のことには免疫持ち彼に対して遠回しな皮肉を言えるようにまでなる。前述通りクルトウェルキンにも匹敵するガリア軍でも抜きんでた英雄として評価することになったガリア戦役後、退役考えていたが、ダモンアイスラーなどの戦死または失脚による上層部深刻な人材不足のためこれを認められず、やむなく後進の指導力を入れている。その際アイツ(おそらくクルト)がいればとぼやいているらしい。 カリサ・コンツェン (Carisa Contzen) 声 - 佐々木愛 正規軍兵站部ネームレスNo.63。調達屋。年齢不詳本人曰く20歳以降カウントしていません」)。マルギット分隊隊員でもある。 ネームレスへの物資調達担当する正規軍兵站部所属女性軍人。ゲームにおいては女か武器戦車パーツを買うことになる。 愛らしい容貌反して凄まじい毒舌家金銭が絡むことに厳しい。そのため、レイラからは陣中日誌で「守銭奴」と陰口叩かれているとおり「神様お客様じゃなくお金様ですよね」と言って憚らない。この異常な金銭欲は、父親事業失敗して消えたため残された母とカリサが無一文になった後、商人意地で「盗まない」「自分売らない」ために他人が口にしないような物で食いつなぐ極貧生活により培われていき、「砂漠では僅かなが貴重資源ラグナイトにも勝る価値を持つ」という需要と供給真理辿り着いた結果、再び事業成功して財を成した外見少女のようであるが、約20年前の第一次大戦では(学生では無いが)学生募兵紛れ込んで戦車兵として戦っており、物資不足で苦し最前線補給部隊到着した時に閃いたあるべき物をあるべき場所に」という言葉を現在でもモットーとしている。 10章まではネームレス部隊物資提供する異質な存在だったが、10章における条約違反毒ガス砲弾製造と配備責任押し付けられ11章からはネームレス送りとなり、直前脱走したグスルグに代わって戦車長となる。グスルグに劣らない有能な戦車長だが花粉症持ちという弱点 も持つ。 ネームレス隊員それぞれの軍服個性的なのは彼女の趣味である。 解散後は、売買がある所が自分居場所考えており、多彩な商品携えて各国商業地渡り歩いている。 カール・アイスラー (Carl Eisler) 声 - 掛川裕彦 ガリア正規軍少将42歳ランドグリーズ国立大学ランシール王立士官学校出たエリートであり、優秀な実績を残す将軍。その態度一見紳士的であるが、裏では策謀巡らしユグド教枢機卿ボルジア通じている。 クルト高く評価していたが、彼が偶然にも手にしてその実中身は見なかった書簡巡り、「ボルジア自分と密書読まれたのではないか?」という猜疑心から国家反逆罪でっち上げネームレス送りにして始末しようとした。しかし、それまで戦死者出し続けていたネームレスクルトという有能な指揮官得た途端に犠牲出さず難題やり遂げるようになり、意に反してネームレスクルト生存し続けたため、密かに毒ガス砲弾新兵器偽ってネームレスに提供。その巻き添え食ってしまったバルドレンから毒ガス砲弾の件を追及されたため、ネームレス造反部隊仕立て上げ作戦偽って砂漠直中におびき寄せ正規軍差し向けて包囲攻撃しての抹殺を図る。だが、クルトさえも冷静さを失う絶体絶命状況ヴァルキュリア人というリエラ覚醒促してしまい、彼女が隊を守るためその能力使った結果恐れをなした正規軍部隊遁走包囲崩れネームレス逃亡許してしまう。 正規軍帝国軍いずれも不在というガリア南部逃れたネームレス孤立無援に陥れ、補給絶ち上がらせるため、その上司であるクロウ自宅謹慎追い込んで軟禁する。だが、その行為放蕩者を装うクロウがいよいよ追い込まれ諜報部使って本気で上層部追及に及ばざるを得ない状況してしまい、元々隊の運営に熱心と言え上層部からの命令丸投げしていたクロウが彼自身逆転切り札としてネームレス援助することになる。結果職務柄最も大戦事情精通する諜報部ネームレス物資情報連邦とのコネクションといったあらゆる面でサポートまた、正規軍追い回されるかわりに軍上層部理不尽かつ人道反す作戦命令から解放されネームレスが隊を率いクルト自身正義感基づいてガリア各地転戦した結果賞賛値する数々功績積み上げることになってしまい、アイスラー不都合な部隊目撃者協力者増やしてしまう。ネームレス追撃のため共闘関係にあった帝国軍部隊カラミティ・レーヴェン頻繁に情報交換するため連絡員増員し結果、そこに諜報部密偵紛れ込んでしまい、軍の機密事項相当するネームレス情報敵国提供したという動かぬ証拠握られる子飼い正規軍精鋭部隊クロウランドグリーズ到達阻止する悪あがきをしたが、帝国軍精鋭死闘重ねて成長したネームレスの敵ではなくクロウ軍法会議出席により糾弾され失脚した彼もまたガリア行く末案じていたという。ただ、彼のやり口公国軍人として甚だしく逸脱しており、挙げ句ファウゼン攻略戦力集中しすぎて空き屋同然化していた首都ランドグリーズ帝国軍カラミティ・レーヴェン部隊招き入れて危機に陥れ、その意図見抜き危険を冒して撃退尽力したネームレス正規軍部隊追い払うといったあるまじき行為クロウからとりわけ厳しく糾弾された。 紛れもない悪役ではあるが、やることなすこと裏目裏目に出る憐れ人物。その末路自身都合の悪い様々な事実を知ることから信頼していたボルジア消去対象となり、その実施に尽力したグスルグが失敗して戦死したことで、彼自身数々謀略徹底的に追及され芋づる式ボルジアまでもが失脚に至ることとなったパウル (Paul) ネームレスの前隊長階級ナンバーフルネーム不明物語冒頭で、帝国軍機甲部隊足止めする時にリエラ行動していたが、彼女を庇って戦死した模様

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ガリア正規軍

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戦場のヴァルキュリアシリーズの用語一覧」の記事における「ガリア正規軍」の解説

ガリア公国常備軍。征歴1935年ガリア戦役開戦当初陸軍8万人海軍1万人・軍事警察2千人構成されていたが、戦争により陸軍は4万人まで消耗した

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