ガリア王国の組織・機関
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ガリア花壇警護騎士団 ガリアの国家騎士団。所属者は総じて「ガリア花壇騎士」と呼称される。名前はヴェルサルテイル宮殿に点在する花壇を王を守る騎士になぞらえたもので、集団ごとに「東」「西」「南」の方位と植えられた花の名前が付けられており、作中では「東薔薇騎士団」「南薔薇騎士団」「南百合花壇騎士団」「西百合騎士団」の名が登場している。確かな魔力を備えた者から親の七光りで叙された者まで、個々の実力は様々らしい。 「北」の名がついた騎士団は公には存在しないが(北側には陽光が当たらないという喩えから)、実際には「ガリア北花壇警護騎士団」という非公式組織が存在する。これはガリア国内外から持ち込まれた要人暗殺・怪物退治から、貴族の家庭問題まで、大小様々な揉め事を内々に処理する機関である。番号で呼ばれた団員たちは自らの素性を隠しながら、与えられた命令を忠実に果たす。団員は実戦慣れした者揃いであるが、自分以外の誰が北花壇騎士なのか、どんな使い手なのかも知らない。しかしその中でも「北花壇騎士・七号」(タバサ)は、その実力から北花壇騎士の間で噂になっていたらしい。 物語中で名前が出てきた騎士団長は、モリエール夫人(騎士団名は不明)、イザベラ(北花壇騎士団)、バッソ・カステルモール(東薔薇騎士団)。 ガリア両用艦隊(バイラテラル・フロッテ) ガリアの艦隊で、所属する全艦艇が水上と空中の両方で運用可能なため「両用艦隊」と呼ばれる。旗艦は「シャルル・オルレアン」で、これはジョゼフによって暗殺されたオルレアン公シャルルの名前を冠したもの。 第7巻ではレコン・キスタの援護を名目にロサイスへ出撃し、オリバー・クロムウェルが陣取る司令部を一瞬で壊滅させた。第14巻ではジョゼフの命令を受け、反乱を装ってロマリアへ侵攻したが、ヨルムンガントの敗北をきっかけに本当にロマリアへ寝返った。第15巻でジョゼフの使用した2個の「火石」の力により全滅する。 「両用艦隊」の名前が登場したのは外伝「タバサの冒険」第2巻(本編では第13巻)からであり、それ以前には単に「ガリア艦隊」とされている。
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