その他リンクス
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「アーマード・コア4」の記事における「その他リンクス」の解説
ベルリオーズ 声 - 乃村健次 リンクスNo.1。レイレナード所属のオリジナル。OPムービーにも登場するネクストAC「シュープリス」を駆る。国家解体戦争で最も高い戦果を上げたレイレナードの英雄で、その実力が認められ、特例として他企業のパーツの使用が認められている。優秀な軍人であり、合理主義者。劇中ではレイレナード陣営の切り札であるAC部隊の一人として、主人公と激突する。その際、他の隊員は彼をけなすが、ベルリオーズのみ、その実力を認めていた。 機体名はフランス語で「苦痛」「拷問」の意味。彼の登場するミッション「MARCHE AU SUPPLICE」とともに、フランスの作曲家エクトル・ベルリオーズの幻想交響曲に由来する。 サーダナ 声 - 青山穣 リンクスNo.2。イクバール所属オリジナル。「イクバールの魔術師」と称され、本業は数学者であり、また敬虔な宗教家でもある。劇中ではゼクステクス世界空港に到着するGA重役抹殺のため、イクバール最精鋭“バーラット部隊”を率い、ハードモードでは特殊部隊“バーラットアサド”も引き連れて奇襲攻撃を仕掛けてくる。 主人公の事を「面白い素材」と呼んだ。 サーダナはサンスクリット語で「修行」を意味し、アートマンはインド哲学の概念の1つである「我」の意。 アンジェ 声 - 甲斐田裕子 リンクスNo.3。レイレナード所属のオリジナル。ネクストAC「オルレア」を駆る女性リンクス。国家解体戦争では最も多くのレイヴンを撃破し“烏殺し”の異名を取る女傑。リンクス戦争でも多くのリンクスを撃破している。 乗機オルレアは標準機03-AALIYAHのコンセプトを先鋭化させた近接格闘型。メインブースタ、FCS、レーザーブレード「07-MOONLIGHT」は彼女専用に開発されたパーツ。 V.I.シリーズの「ウェポンキット13」は彼女のアセンブルそのものである。 劇中では、主人公を廃工場に呼び出しての決闘を申し込む。 リンクス名と機体名の由来は、「オルレアンの乙女」「ジャンヌ・ダルク」から。 レオハルト 声 - 櫻井孝宏 リンクスNo.4。ローゼンタール唯一のオリジナル。ネクストAC「ノブリス・オブリージュ」を駆るリンクス。極端な少数精鋭主義によるエリートで、参加したすべての作戦で一定以上の結果を残す。 乗機は初期PVに登場したACと同様のアセンブルだが、右腕と左腕の武器が違っている。機体のエネルギーに余裕がないため、背中武器はミッション、シミュレーター共に使用することはほとんど無い。劇中では、ミド・アウリエルともう一人のリンクス(ミッションでは既に撃破され、名称は不明)と共にレイレナードAC部隊と激突する。 機体名はフランス語で「高貴なる者が負うべき義務」を意味する。 開発当初におけるコンセプトイメージは「破壊天使」で、ネクストACが従来型のノーマルACを遥かに凌駕する戦闘力を持つ事を示すキーワードとなっている。 開発初期PVでノーマルを圧倒した機体として登場するが、デザインは細かい部分が所々修正され、カラーリングも微妙に異なる。 メアリー・シェリー リンクスNo.5。BFF軍部に君臨する女傑でオリジナル。ネクストAC「プロメシュース」を駆る女性リンクス。同社の遠距離狙撃という戦術を確立し、女帝とも表現される。自らの優性に絶大な自信を持ち、いかなる状況でも自らの勝利を信じて疑わない。劇中では、主人公と渓谷で激突し、いかなる戦況でも自分に絶対の自信を持っていた。 リンクス名と機体名は、イギリスの小説家「メアリー・シェリー」とその著書である「フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス」から。 セロ リンクスNo.6。オーメル・サイエンス・テクノロジー所属のリンクス。ネクストAC「テスタメント」を駆る。桁外れのAMS適性を持つ天才だが、その気質は幼い。ハードモードの場合のみ、最終ミッションで登場する。 オーバードブーストやクイックブーストを多用する高速戦闘を展開する。 機体名は「聖書」を意味する。 サー・マウロスク 声 - 最上嗣生 リンクスNo.9。レオーネメカニカ所属のオリジナル。ネクストAC「ラムダ」を駆るリンクス。実力は確かだが自尊心が非常に強く、権力志向の強い潜在的危険分子とされ、レオーネ社は運用に関して細心の注意を払っている。他者を見下す様な言動が多く、劣勢に立たされると苛立った口調になる。 EN兵器やEN消費量の少ないパーツを多用したインテリオル・ユニオンらしい機体構成で、PA整波装置を装備した数少ないネクストACの一つ。戦闘においてはOBを多用する。 メノ・ルー 声 - 黒河奈美 リンクスNo.10。GA所属のオリジナルで同社の切り札。大艦巨砲主義を象徴する圧倒的な火力と装甲を誇る重量二脚タイプのネクストAC「プリミティブライト」を駆る。戦いに一切の迷いはないものの、主人公を追い詰めると弔うかの様な台詞を発する。劇中ではハイダGAE工場を粛清に来た主人公を撃破するために登場した。 PS3版とXbox 360版でエンブレムが異なる。 ザンニ リンクスNo.12。レイレナード所属のオリジナル。ネクストAC「ラフカット」を駆るリンクス。逆関節特有のジャンプ力と高出力ブースタによる三次元的な戦闘を展開する。劇中ではレイレナード陣営の切り札であるAC部隊の一人として主人公と激突する。 乗機「ラフカット」は肩武器にアクアビット社の追加PA整波装置を装備する。 ザンニとは「召し使い」を意味し、ラフカットは「荒く組んだ」の意。 シェリング リンクスNo.14。アルドラ所属のオリジナル。ネクストAC「クリティーク」を駆るリンクス。国家解体戦争以前からレイヴンとして活躍した古参であり、高い機体性能を過信することのない堅実な戦闘スタイルで敵を圧倒する。 EN負荷の少ない本体に、主力となる高出力のEN兵器「HLR01-CANOPUS」を装備する。 彼との戦闘の際、BFFフロート型ノーマル「047AC-F」の搭乗者ネスタがシェリングに話しかけてくる。主人公を捕捉するとそのまま部隊と共に撤退するが、難易度ハードの場合、彼はクリティークに先じて主人公に銃を向け、散ってゆくこととなる。 アンシール 声 - 布施雅英 リンクスNo.15。BFF所属のオリジナル。ネクストAC「レッドキャップ」を駆るリンクス。勝つためには手段を選ばない曲者で、ECMを使用し、敵のレーダーを無効化した状態での一方的な狙撃を好む。戦いの最中に「時代遅れ」「雑魚」などの悪口雑言を放つ粗暴な性格の持ち主。劇中ではレイレナード陣営の切り札であるAC部隊の一人として主人公と激突する。 同社の四脚型脚部に加え、スナイパーライフルを中心とした遠距離武器とECMを装備し、狙撃に特化した機体構成となっているが、同社所属のACには珍しくレーザーブレードを装備している。 ヨーロッパにはレッドキャップという妖怪の伝記がある。 霞スミカ リンクスNo.16。レオーネメカニカ所属の謎の多い女性オリジナル。続編for Answerにて意外な形で登場する。 乗機「シリエジオ」にはレールガンなど同社製の最新鋭パーツが使用されており、実質的な同社の最高戦力と目されている。 フランシスカ 声 - 黒河奈美 リンクスNo.19のBFF所属のオリジナル。ネクストAC「ヘリックス(Helix:螺旋の意)I」を駆る女性リンクス。名門ウォルコットの末裔。下記のユージンは実弟で彼と共に出撃することが多い。基本的に前衛を担当するものの、劇中では単機での戦闘能力はそれほど高くないと言われている。 搭乗機ヘリックスIは標準機047ANにライフルとプラズマキャノンを装備し前衛を意識した構成。 劇中ではユージンと共に主人公の前に現れ、姉弟らしい通信を交わしている。 ユージン リンクスNo.20のBFF所属のリンクス。ネクストAC「ヘリックスII」を駆る秀才リンクス。安定したAMS適性で知られており、実姉フランシスカと出撃する際は支援に徹することが多いものの、冷静な状況判断で高い評価を得ている。 同社の四脚型脚部に重武装を施した機体を操り、スナイパーライフルを主軸とするほか、右背中には一撃必殺の威力を持つコジマキャノンを搭載する。 劇中ではフランシスカと共に主人公の前に現れるが、姉と同じく互いに気を遣いあう様子がみられ、主人公がフランシスカを撃破した後にユージンに撃破されると、憎悪を込めた台詞を述べる。 P.ダム リンクスNo.21。アクアビット所属のオリジナル。コジマライフルの武器腕を搭載したネクストAC「ヒラリエス」を駆る女性リンクス。劇中ではレイレナード陣営の切り札であるAC部隊の一人として主人公と激突する。 ワカ リンクスNo.24。有沢重工のタンク「KIRITSUMI」に、自社製武器を満遍無く装備したタンクタイプネクストAC「車懸」を駆るオリジナルリンクス。その火力は大部隊に匹敵し、単機で大軍を殲滅させた事もある。劇中では登場せず、シミュレーションで戦闘するのみである。かなりの重量過多で高速戦闘という概念を度外視した機体構成だが、装甲の堅牢さと桁外れの火力で、かなりの実力を誇る。 ワカの英語表記は「Wacar」で、車懸とは戦国時代に存在した陣形の一つ。 ボリスビッチ リンクスNo.25。テクノラート所属の中年リンクス。ロケット砲を複数搭載したネクストAC「バガモール」を駆る。同社製の武器と同じく、大味で精度にかける戦いを展開するが、火力自体は非常に高い。ハードモードのみ、マグリブ解放戦線の一員として主人公を強襲する。 劇中では「ハラショーッ!」と叫ぶことがある。また、ACシリーズ初の一人称が「我輩」の人物。 ローディー リンクスNo.36。GAに所属し、武器腕を装備した重量二脚ネクストAC「フィードバック」を駆る。AMS適性は非常に低く、「粗製リンクス」と揶揄されている。劇中では登場せず、シミュレーションでの戦闘のみ。 フィードバックとは、調節能力の名称の一つ。 アマジーグ 声 - 小野大輔 ホワイトアフリカの反体制組織「マグリブ解放戦線」に所属するリンクス。「砂漠の狼」とも呼ばれている。イクバール標準機ベースのイレギュラー・ネクスト「バルバロイ」を駆る。味方をコジマ汚染から守る為に単独で戦い続け、マグリブ解放戦線内では英雄視されている。ストーリー上では、主人公と最初に戦うことになるリンクス。 AMS適性は最低ランクだが、それによる致命的な精神負荷で自身を追い込む事により、高い戦闘力を引き出している。 スス ホワイトアフリカの反体制組織「マグリブ解放戦線」に所属するもう一人のリンクス。有沢重工のタンクタイプのイレギュラー・ネクスト「アシュートミニア」を駆る。判断力が鈍く、その戦闘能力はアマジーグに遠く及ばない。 劇中ではアマジーグの敵討ちとして工場を占拠、多数のノーマルと武装車を伴って主人公を迎え撃つ。撃墜された際に「ファ、ファーティマ…」と残して散る。 マグリブ解放戦線のイレギュラーネクストは二人とも、アーキテクト「ハイレディン」によるデザイン。
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