13尺土俵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/01/14 03:18 UTC 版)
13尺土俵(じゅうさんじゃくどひょう)とは、江戸時代から1931年まで使われた土俵の大きさ。直径13尺(3メートル94センチ)。その外周に直径15尺の土俵がつくられ、その間に砂が厚くまかれ、土俵を割った時にあとが明瞭に残るようになっていた。これは蛇の目の砂と呼ばれ、現在も受け継がれている。また、内俵16、外俵20で構成されていたため、三十六俵という異名も生じた。
1931年(昭和6年)4月29日の天覧相撲より15尺(4メートル55センチ)となった[1]。
土俵を広げた理由として、日本相撲協会は「相撲独特の瞬間的勝負の醍醐味を少しでも長く見てもらうため」としている[2]。
脚注
- ^ 黒田次郎 『図解入門業界研究最新スポーツビジネスの動向とカラクリがよーくわかる本』 秀和システム、2010年、17頁。ISBN 978-4798025902。
- ^ goo大相撲「相撲用語解説」
参考文献
- 牧野和春 『巨樹と日本人 異形の魅力を尋ねて』 中央公論新社〈中公新書〉、1998年。ISBN 4-12-101422-7
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