蛇の目とは? わかりやすく解説

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じゃ‐の‐め【蛇の目】

読み方:じゃのめ

ヘビの目。また、それに似た意地悪く冷酷うな目

ヘビの目のように太い輪の形をした図形また、その形の紋所の名。

蛇の目傘」の略。

蛇の目回し」の略。

蛇の目の砂」の略。

蛇の目の画像
蛇の目の紋所
蛇の目の画像
蛇の目の紋所一つ丸に蛇の目」
蛇の目の画像
蛇の目の紋所一つ陰陽重ね蛇の目」
蛇の目の画像
蛇の目の紋所一つ三つ盛り蛇の目」
蛇の目の画像
蛇の目の紋所一つ三つ捻じ蛇の目」
蛇の目の画像
蛇の目の紋所一つ四つ蛇の目」
蛇の目の画像
蛇の目の紋所一つ「蛇の目九曜

蛇の目

作者村上健司

収載図書しんみみぶくろ 1 妖怪モノノケBOX
出版社メディアファクトリー
刊行年月2007.7
シリーズ名幽ブックス


蛇の目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/03 03:50 UTC 版)

蛇の目(じゃのめ)とは、同心円を基調にした模様である。ヘビから名づけられた。

記号

黒い円の中心を同心円で白抜きした図形、もしくは幅広の輪による円形の図形を蛇の目という。英語でいう「fisheyeの目)」は「鯛の目」という別の模様である。以下のほとんどの説明は混同されている。

用法

日本式天気記号「霧」

符号位置

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称 Name
U+2299 - ⊙
⊙
⊙
CIRCLED DOT OPERATOR
U+25C9 1-3-27 ◉
◉
Fisheye tainome (Japanese, a kind of bullet)
U+2609 - ☉
☉
SUN
⦿ U+29BF 1-3-26 ⦿
⦿
⦿
丸中黒 Circled Bullet
U+2A00 - ⨀
⨀
⨀
N-ARY CIRCLED DOT OPERATOR

家紋

弦巻紋 蛇の目(白黒を反転させるべき)

蛇の目(じゃのめ)は日本の家紋「弦巻紋」の一種である。

弦巻はの弦を巻着付けるために腰あたりに付ける、などでできた武具である。その形状が蛇の眼に似ていることから、蛇の目と呼ばれるようになった[1]

単体で、または組合せるなどして用いられる。単独の「蛇の目」のほかに「三つ盛蛇の目」「蛇の目九曜」などの種がある。主に、外枠として用いられるときは、輪紋の「太輪」より太い「厚輪」、それより太い輪のことを「蛇の目輪(じゃのめわ)」という[1]

用例

加藤清正などの加藤氏堀氏などが用いた。

安土桃山時代軍旗では、石川忠総が「浅葱地に蛇の目」として用いた[2]

蛇の目の付く言葉

ジャノメチョウ
蛇の目傘
蛇の目傘
畳んだ状態が細身の和傘である。本来は蛇の目に見えるように紙を張り付けたものをいった[3]北原白秋作詞の童謡あめふり」の歌詞にある「じゃのめ」は蛇の目傘のことである(詳細は当該項目を参照)。
また、落語『中村仲蔵』の別称。
蛇の目の砂
相撲で、土俵際の判定のために整備される土俵のすぐ外に撒かれる砂のこと。かつて土俵が2重であったときの名残である。
蛇の目猪口
醤油の品質を確かめるために用いられる猪口には、濁りをみるために底に青色の輪の模様が入っている。利き猪口ともいう。
生物の和名
主に、目のような模様がある生物に付けられる。ジャノメチョウジャノメイシガメジャノメドリジャノメエリカジャノメソウなど。
国籍表示の異称
ラウンデル英語: Roundel)と呼ばれる、円輪の中に丸点を描いた国籍表示、特に航空機に用いられる標識の異称。

生物学

上記のように目玉のような模様は様々な生物に見られる。その一部は擬態警告色などとの関係が考えられ、総じて眼状紋と呼ばれる。詳細は該当記事を参照されたい。

その他

日本鉱業(現:JX金属)の社章。「蛇の目印」として商標登録されており、同社製品に用いられていた。

アイボール鉛筆株式会社が自社の一部の鉛筆に“JANOME”のロゴと共にトレードマークとして用いている。

脚注

  1. ^ a b 加藤秀幸他『索引で自由に探せる家紋大図鑑』新人物往来社 1999年
  2. ^ 「諸将旌旗図屏風」芹沢美術館蔵
  3. ^ 蛇の目傘の種類や見た目の違い 岐阜和傘専門店-中村屋傘店

関連項目

外部リンク


蛇の目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 07:18 UTC 版)

裏会」の記事における「蛇の目」の解説

目玉のような紋が特徴裏会極秘組織予知素養のある者を集め、その中から選ばれ一人が「淵見役の巫女(ふちみやくのみこ)」として未来を見通し予知予言行っている。その予知悪用されないよう存在極秘となっており、正式な名前が付けられておらず、装身具ついている紋様から影では「蛇の目(じゃのめ)」と呼ばれる逢海日永お抱え組織各地神佑地警告(その警告内容は場所によって異なっている)を行なったために危険分子判断されたのか、組織解体された。 ノゾミ サキ主人。「淵見役の巫女」でもあり、そのために体は足枷拘束され身動き出来なかった。裏会関係する神佑地大きな争乱変えるために、サキ使って全国神佑地警告出してその後自害したサキ 予知を見る事が出来巫女主人ノゾミの命を受け、行脚しながら各神祐地と裏会に起こる事件予言使い魔幻魔蝶伝えてきた。しかし幻魔蝶暴走して烏森荒らしたので、そのお詫びとして巫女の命とも言われる髪を良守達に差し出した主人命令烏森に「恐れよ…血の臭い纏い災いの神…この地に舞い降りん。」という予言伝えたその後役目終えノゾミのいる屋敷へと戻るが、ノゾミ自害したのを知りノゾミ願いを叶えるためにその屋敷から逃げ出し支援者の元で予知続けることにした。また、逃げ出した後に烏森現れ良守達に一連の流れ分岐点烏森であることを告げた。 現在は竜姫保護され、正守が日永を撃つと予言した幻魔蝶(げんまちょう人工的に作られた妖で、光にも耐えられる伝令用の使い魔サキがつけている勾玉の首飾りから召喚される烏森の力を受けた事で暴走サキ指示に従わなくなり次々増殖し始める。更に時間の経過と共に攻撃能力を持つようになり(皮膚髪の毛を切る程度だが、最終的に金属製椅子の脚を切断するレベルにまでなった)、一般人にまで被害出し始めるが、良守達結界師4人の四師方陣によって全て滅された。

※この「蛇の目」の解説は、「裏会」の解説の一部です。
「蛇の目」を含む「裏会」の記事については、「裏会」の概要を参照ください。

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