長門裕之とは? わかりやすく解説

長門裕之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 02:17 UTC 版)

長門 裕之(ながと ひろゆき、1934年昭和9年〉1月10日 - 2011年平成23年〉5月21日)は、日本俳優。昭和時代の日活映画の「青春スター」[1]。(今村昌平監督と組んだ)『にあんちゃん』で1959年(昭和34年)のブルーリボン男優主演賞受賞[1]。『豚と軍艦』『秋津温泉』などで主演[1]テレビドラマなどでも活躍[1][注釈 1]。俳優の津川雅彦は実弟[1]


注釈

  1. ^ テレビドラマの代表作は『池中玄太80キロ』シリーズ『おていちゃん』『私鉄沿線97分署』など[2]
  2. ^ なお、母方の従兄弟に沖縄アクターズスクール校長であるマキノ正幸、後に誕生した姪にも真由子、妻となった人も女優の南田洋子など、長門の周囲は俳優・演劇人が多い。
  3. ^ この映画を機に相手役の南田洋子は一気に人気女優となる。なお長門のほうは、印象深い演技を残したのだが、皮肉なことにこの作品で脇役であった後輩俳優たち、たとえば撮影現場の思いつきでたまたま俳優として起用された石原裕次郎、弟の津川などに人気を奪われてゆくことになる。
  4. ^ その後南田は4月18日にいったん退院した。
  5. ^ 澤村アキヲ名義。
  6. ^ 沢村アキヲ名義。
  7. ^ 澤村アキオ名義。
  8. ^ 石原裕次郎のデビュー作として有名だが、主演は長門。
  9. ^ 弟の津川と兄弟役で主演。
  10. ^ a b 監督:マキノ雅彦
  11. ^ 遺作映画。
  12. ^ 1作目の中盤までは声とシルエットのみの出演で、「?」とクレジットされている。
  13. ^ 妻・南田と夫婦役で共演。
  14. ^ a b 実弟・津川雅彦と共演。
  15. ^ 実弟・津川雅彦と共演。更に、共演シーンはないが妻・南田洋子も出演し南田のドラマ作品の遺作となった。
  16. ^ 遺作テレビドラマ[12]
  17. ^ 第7回1982年は水野潤子、第8回1983年稲垣美穂子紺野美紗子がアシスタントを務めた

出典

  1. ^ a b c d e デジタル版 日本人名大辞典+Plus
  2. ^ 時事COM「追悼 長門 裕之」
  3. ^ 「税制改正と体質改善」『放送エンマ帳 テレビは曲り角にきている』オリオン出版社、1967年、191頁。 
  4. ^ 報道発 ドキュメンタリ宣言』第1回、2008年11月3日、テレビ朝日[出典無効]
  5. ^ “長門裕之さんが死去…愛する妻のもとへ旅立つ”. スポニチ Sponichi Annex. (2011年5月21日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/05/21/kiji/K20110521000868080.html 2016年10月23日閲覧。 
  6. ^ “橘家圓蔵、絶句「友人がまたいなくなった」”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2011年5月22日). オリジナルの2011年5月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110525081033/http://www.sanspo.com/geino/news/110522/gnj1105220504002-n2.htm 2011年5月22日閲覧。 
  7. ^ “竹内結子「宇宙を身近に」はやぶさ製作発表”. 日刊スポーツ. (2011年5月23日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp1-20110523-779989.html 2016年10月23日閲覧。 
  8. ^ 朝日新聞別刷り「Be on Saturday」2011年6月18日付、b9面「順風満帆―萩本欽一(中)」より
  9. ^ アサヒグラフ』1967年4月28日号、朝日新聞社
  10. ^ 東宝特撮映画全史 1983, p. 538, 「主要特撮作品配役リスト」
  11. ^ ”. NHK. 2021年5月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月7日閲覧。
  12. ^ 長門裕之 - オリコンTV出演情報
  13. ^ 全日本CM協議会 編『CM25年史』講談社、1978年1月15日、247 - 250頁。NDLJP:12025175/128 


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