特殊な敵・ボス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 08:49 UTC 版)
ミッションに関わる重要な敵やボスに関して記す。 ゼグダリア スターフォックスがアンドリュー・オイッコニーと交戦中に出現した最初のアパロイド。8枚の羽根を持つチョウを模した姿をしている。羽の先端にある目玉型の砲台からリングレーザーを、口からは追尾弾を、下腹部からは炎を出して攻撃する。 『アサルト』から17年前にもライラット系に出現しており、その時は一体だけでコーネリア防衛軍の艦隊を全滅させている。 撃破後、フォーチュナーに別の個体が大群で襲来してきており、複数体存在する模様。 ファクトリー アパロイドが敵地を侵略する際に送り込むアパロイドの増殖元で、地面に張り付いた後内部でアパロイドを生み出し、産出する。本星都市ではシールド発生装置も兼ねておりプロテクターの保護を受けている個体もある。 送り込まれる際は上空から直接降下するのだが、地表だけではなく、建物などの天井のある場所の内側に張り付いている場合もある。 ダイバガント カタリナに出現した大型アパロイド。四本の歩脚を持ち、地上へは炎弾を、空中、遠距離の敵へは緑色の電撃を発射する。背面の球体にはコアメモリが格納されており、そこが弱点となる。プレイヤーはランドマスターで戦うことになるため、いかに上手く背面に乗るかが攻略のカギとなる。 バイラドーズ フィチナの気象コントロールセンターの設備の一部が、丸ごとアパロイドに侵食された姿。二本の歩脚が生えた身体全体が強大な砲塔になっており、無数のザコ敵と強力なビームを発射する。口腔内に弱点があるが耐久力があるためボムを内部に撃ち込むのが有効。また施設の一部がバイラドーズと化した影響でコントロールセンターがオーバーロードを起こし、爆発の危機に陥っている為、制限時間付きの戦闘となる。 ピグマ 秘密基地の一部を侵食したアパロイドが、更にピグマを侵食したものであり、有機物と無機物が混ざりあったような醜悪な外見をしている。一応会話は可能だが、もはやピグマ自身の自我は失われ、アパロイドが融合を求める会話を行っており、話は全く通じない。 通常は作業用の六本のアームに背面の格納庫から装備した武装からのショット、小型ミサイルやアームで直接殴りつける他、隕石を投擲して攻撃することもある。アームをすべて破壊すると中心部から巨大なピグマの顔が現れ、有機ミサイルとエネルギーを充填してからのビームを発射する。 アイタック コーネリアに出現した電波妨害装置。付近のレーダーを妨害しており近づくとレーダー上に大きな靄が発生し周辺の情報が確認できなくなる。 目を開けた際にスナイパーライフルで狙撃すると排除できるが、スナイパーライフルで狙いをつけるとフォックスがいる方向を向いてリングレーザーを発射し、反撃してくる。目視で見ている場合は何もしてこないが、逆にこちらからも有効な攻撃を与えられない。 エアフォース・バウ コーネリアのボスでペパー将軍の搭乗する将軍専用機がアパロイドに侵食されたもの。コックピットの後部にアパロイドが取り付いており、ペパー将軍はコックピット内部で縄のようなものでグルグル巻きに縛られたような状態となっている。戦闘機形態から人型形態に変形する機構があり(元々なのかアパロイドによる改造なのかは不明)、小型ミサイル、浮遊砲台、爆発するエネルギー弾等、多彩な攻撃方法を持つ。加えてプレイヤーは乗っかり状態のため回避運動が出来ず、敵の攻撃は撃ち落とすか、弱点であるアパロイドの部分を攻撃して怯ませ、攻撃動作を中断させる必要がある。 レゾード ミサイルの形をした大型アパロイド。アパロイド本星へ向かうための『ゲート』破壊のために多数投入された。推進器官で航行しながら対象に突撃し自爆を仕掛ける。アーウィンを上回るサイズ。 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでは原作と同じくステージ「オービタルゲート宙域」に登場、アーウィンやグレートフォックスとともに足場の役割を果たす。飛来してしばらくするとゲートに突っ込むがゲートのバリアに防がれ、止まっている間にアーウィンの攻撃を受けて撃墜される。後部のエンジンから噴き出る炎に触れるとダメージを受けるほか、ゲート接触時に前方に発生するゲートのフォースシールド、及び撃破時の爆発に巻き込まれると吹っ飛ばされる。 メガイダ レゾードの上位版でステルス迷彩により透明化しておりかなり近づかないと確認できない。弾頭部分が弱点でありここを攻撃されると迷彩が解除される。逆にそれ以外ではダメージを受けない。また前方に三基のビットからなるバリアを展開し、弱点を防御する。 デグラム レゾード系列の最上位種である巨大アパロイド。アーウィンを遥かに上回る大きさで、ミサイルながら巨大な宇宙戦艦並みのサイズである。3つのパーツで構成されており、ダメージを受けると破損した体の一部を切り離し加速しながら目標に向けて突入する。 アパロイドマザー アパロイドの母体ともいえる存在で、アパロイド本星を拠点にアパロイドを無限に産み出す。これまで侵食した人物の記憶を基に、ピグマ、ペパー将軍、ペッピー、ジェームズ、ナウスに擬態して降伏を呼び掛けたが人格までは模倣できておらずフォックス達には通用しなかった。自滅プログラムを打ち込まれてなお抑え込もうとし、おぞましい姿に変貌して襲いかかる。マザー第一形態 アパロイド本星中枢最深部の液体に満たされた空間内で、水面からそびえる白い彫像のような姿で登場。両腕を広げた後、こちらを追尾する大量の細いビームを放つ。また、水中から幼虫アパロイド(大きい順に赤、黄、青の三種。卵の損傷状態から生まれる種類、数が変わる)の卵を生み出す。腹部にあるコアが弱点で、うろこ状の装甲で覆われているために剥がす必要があるが、装甲は一定時間で再生されてしまう。 マザー第二形態 プログラムを撃ち込まれてもなお、抗体を生み出すために逃亡する。第二形態以降の戦闘はシューティングステージの形式となる。 第一形態は、あくまで本体の末端部分を水面上に露出させていたに過ぎず、実際は数倍以上に巨大な体に四本の龍の首が生えたような形状をしている。口から第一形態時にも出現した卵を吐き出す(生まれてくるのは黄、青のみだが孵化までのスピードが早い)他、雷撃で攻撃してくる。首の付け根にある四つのピンクのコアが弱点で、すべて攻撃すると第三形態に移行する。 マザー第三形態 本体が花弁状に開き、中央から単眼をもつ巨大な龍の首が生えたような形態。頭部の意匠は幼虫アパロイドに似ている。口から強力な火炎を画面いっぱいに吐き散らし首を振り回して攻撃する他、味方機の援護に対しては大量の機雷をばら撒いて迎撃してくる。当初は弱点の単眼を仮面のような装甲で覆っている。ある程度のダメージを与えるか一定時間が経過すると、首を収納し再び第二形態に戻る。 マザー最終形態 体が完全に破壊され、第三形態の頭部のみが離脱したマザーの本体。これまでの形態と比べて非常に小さく、中央に巨大な目玉がある単細胞生物のような姿をしている。攻撃方法も目玉からリングレーザー、あるいは強力な炎を放つというシンプルな物のみとなるが、一発あたりの威力は高い。 フォックス達に完全にとどめを刺され、自滅プログラムが完全に起動、他のアパロイドも本星もろとも連鎖的に死亡し、アパロイドは全滅した。
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