波の国(エリド)
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「テラ・インコグニタ」の記事における「波の国(エリド)」の解説
エア海にある「海の民」と呼ばれる半魚人の国。巨大な内海(うちうみ)で波も静かで気候も温暖であり、浅い海に珊瑚礁が広がっているお陰で鮫や大型船で近づく外敵から守られている。排他的で閉鎖的な海の少数民族で、外交は殆ど無い。生まれた時は性別はなく人魚の姿で幼年期を過ごし、思春期に入ると脱皮して人間と同じく足が生えて変態により男女のどちらかに分化する。成人後も男女の違いはあまり外見に現れず、平均して中性的な外見。高価な交易品の貝の糸の織物、珊瑚、真珠を欲し交易を求めて外部の種族が来ることはあるが、金儲けしか頭にない内面が露骨に態度に出ており、外部の人間を嫌っている。600年前に当時の王子が200人の家臣を連れて帝国の首都エンリルに移住したという過去があるが、エンリルの滅亡により滅んだ。
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波の国
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「NARUTO -ナルト-」の記事における「波の国」の解説
隠れ里を持たない小国。大名ですら金を持っていないという貧しい島国であった。第一部で桃地再不斬と白がナルト達と戦った舞台である。第二部では島と大陸を結ぶ橋が開通したため豊かな国となった。完成した橋はナルトの活躍にちなみ「ナルト大橋」と名付けられた。
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波の国
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「NARUTO -ナルト-の登場人物」の記事における「波の国」の解説
タズナ 声 - 青野武→牛山茂、演 - 梅垣義明 第七班が護衛した波の国の橋作り職人。形容詞の頭に「超」をつけるのが口癖。職務に誇りを持っており、国に勇気と希望をもたらそうと遮断されている物流を活発化させるために、命懸けで橋の建設を試みた。その最中には再不斬と白の襲撃などガトーによる妨害工作を受けるが、護衛任務に就いた木ノ葉の第七班の活躍もあり橋は無事に完成し、その活躍とイナリや島民の心を開かせたナルトの功績を称えて「ナルト大橋」と名づけた。第二部ではその間に依頼で一年近く雷の国に滞在していたが、木ノ葉復興のためにイナリと共に再登場した。イナリと共に『カカシ秘伝』にも登場している。 イナリ 声 - 石川静 タズナの孫。慕っていた義父・カイザを殺されたことにより心を閉ざしており、3年前に同世代の子供たちからもいじめられていたが、ナルトと出会ったことで大きく影響を受け、国を守るために島民と共に立ち上がった。第二部では成長して大工になり、ペインにより壊滅した木ノ葉の復興作業に訪れてナルト達と再会した。 ツナミ 声 - 渡辺美佐 イナリの母でタズナの娘。イナリを守ってゾウリとワラジに人質に取られるが、ナルトによって助けられた。 カイザ 声 - 高瀬右光 イナリの義父。「モロ」が口癖の男性。波の国に働きに訪れ、海に落とされ溺れていたイナリを助けたことでイナリに懐かれ、その縁でツナミの再婚相手となり本当の家族となった。仲間やイナリのために危険を顧みずに行動する姿から「英雄」と呼ばれたが、波の国を牛耳りに来たガトーに目を付けられ、両腕を切断されて(アニメでは黒く変色するまで動かなくされて)公開処刑にされて死亡した。 アカネ 声 - 佐藤ゆうこ→行成とあ(疾風伝) 鼻の上に絆創膏を付けている少年。3年前にイナリを虐めていたガキ大将で、犬のポチを捕らえて自分のものにしようとしたが、イナリの態度に腹を立てポチを海に投げた。更にはイナリを海に競り落とし、仲間に助けを求めてきたもののイナリを助けずに脱出したポチを追って去っていた。その後イナリに謝罪したかは不明だが、彼を助けたカイザにこってり叱られたらしい。疾風伝では改心し取り巻き達と大工になっており、木ノ葉の復興の手助けをした。 ガトー 声 - 坂東尚樹 海運会社・ガトーカンパニーを経営する大富豪。裏ではギャングや忍を使い、麻薬や禁制品の販売、企業や国の乗っ取りまで行っていた悪徳組織の長であり、波の国を乗っ取り物流を遮断し富を独占して波の国を貧困に追い込んだ。第一部では抜け忍である再不斬らを雇い、橋の建設による新たな物流を試みるタズナを暗殺しようと企むが、実は再不斬に対しては最終的に裏切る腹積もりであり、カカシとの戦闘で重傷を負った再不斬の前にならず者達を引き連れて現れ、再不斬に対して裏切りを宣言したが、白の死体を蹴飛ばしたことが再不斬の逆鱗に触れ、捨て身の特攻を受けて首を刎ねられ(アニメ版では心臓を突き刺された挙句、海に落とされ)死亡した。 桃地再不斬(ももち ザブザ) 声 - 石塚運昇、演 - 内田朝陽 「断刀・首斬り包丁」の使い手。口を包帯で覆っている。かつては霧隠れの暗部の忍であり、「霧隠れの鬼人」としてその名を轟かせていた。「無音殺人術(サイレントキリング)」の達人であり、「霧隠れの術」などの水遁系の術を得意とする。忍術・体術・分析力の全てが優れており、カカシとも互角に渡り合った。腹心の部下・白のことは道具のように扱っていたが、本当は忍としてのあるべき姿と純粋に自分を疑わず慕い付き従う白への情とのジレンマに苦悩していた。 第一部ではガトーに雇われてタズナの暗殺を請け負い、彼の護衛を担当する第七班と戦闘となりカカシを「水牢の術」で閉じ込めるも、ナルトとサスケの奇策により術を外され、カカシの写輪眼に翻弄されて敗北したが、白の芝居により止めを刺されるには至らなかった。再戦時は初戦時に得たデータを基に写輪眼を封じ、得意の無音殺人術でカカシを追い詰めるが、カカシのオリジナル忍術により逆転され再度敗北を喫した。 直後に雇い主のガトーに裏切りを宣言されるが、白の死を愚弄されたことに怒って決死の特攻を仕掛け、ガトーの部下達の攻撃を受けながらもガトーの首を刎ねて殺害することに成功したが、自身も同時に力尽きてカカシに白の隣に運ばれ、白の隣で涙を流しながら息を引き取った。遺体は白と共に波の国に葬られた。 第四次忍界大戦ではカブトの「穢土転生」によって白と共に蘇生され、戦場でカカシやサクラと再会。ナルトが成長したことをカカシから聞き、意識を消される間際に既に「人間として死んだ」自分を止めるよう頼む。カカシの「雷切」を止めに掛かった(身代わりにさせられた)白ごと斬るも寸前でカカシを切断するには至らず、左腕を砕かれた上に「雷切」を受けて敗北し、「布縛りの術」で拘束・封印され、その後、イタチの幻術によってカブトが「穢土転生の術」を解除させられたことにより昇天した。この戦いの際に、かつて再不斬がカカシに敗北した時、カカシの動きに再不斬がついていけなかったのは、再不斬自身の気付かないところで白の死に動揺していたからだとカカシが明かしている。 白(ハク) 声 - 浅野まゆみ、演 - 今村美歩 元霧隠れの追い忍。常に追い忍時代の仮面を着けており、仮面の下の顔はナルトに女と間違われるほどの美少年で、ナルトからは「サクラよりも可愛い」と評されたほど。幼い頃に再不斬に拾われて戦闘術を教わっており、再不斬の里抜けの際に彼に従って共に里を抜けた。雪一族の末裔であり、水と風の性質変化を組み合わせて氷を作り出す血継限界・氷遁の使い手だったが、幼少期に妻子の持つ血継限界を畏怖した父により母(声 - 皆川純子)を殺され、自分も殺されそうになり術で父を殺めてしまったという悲劇から、自身の存在を認めてくれた再不斬を心から慕っている。 第一部の波の国の騒動では、一度はカカシによって追い詰められた再不斬を「抜け忍狩り」を装って抹殺したように見せかけて助け、大橋での戦いではナルト・サスケと交戦し、切り札の「秘術・魔鏡氷晶」を用いた高速攻撃で2人を攻撃、気絶したナルトを庇ったサスケを瀕死に追い込んだ(しかしわざと急所を外して攻撃していた)が、九尾のチャクラを纏ったナルトに追い詰められ、正体を明かした後に自分をナルトに殺させようとするが、再不斬の危機を感じ取り、カカシの「雷切」を受けそうになった彼の前に身を投げ出し死亡した。遺体は直後に死亡した再不斬と共に波の国に葬られた。 第四次忍界大戦ではカブトの「穢土転生」によって再不斬と共に蘇生されカカシやサクラと再会。再不斬が自分同様に蘇生されていたことから、再不斬を守れなかったことを知り自責の念に駆られたが、戦闘中に再不斬の本当の想いを語ってくれたカカシの言葉に涙を流した。直後にカブトによって意識を消され、かつての波の国での戦いと同様にカカシの「雷切」の盾とされて再不斬の攻撃のチャンスを作らされるが寸前で避けられ、「布縛りの術」で拘束・封印され、その後、イタチの幻術によってカブトが「穢土転生の術」を解除させられたことにより昇天した。 鬼兄弟(おにきょうだい) 声 - くわはら利晃 再不斬の配下で元霧隠れの中忍の兄弟。兄の業頭(ごうず)と弟の冥頭(めいず)によるコンビ。兄は冷静で残虐、弟は凶暴な性格。双方が身に付けた特殊な籠手を刃付きの鎖で繋いで標的を捕らえてバラバラにする。第一部の波の国の騒動ではタズナの暗殺を試みるも、あえなくカカシに敗れて失敗に終わった。その後の消息は不明。 ゾウリ、ワラジ 声 - 奥田啓人、酒井敬幸 ガトーのボディガードでそれぞれ居合いの使い手。ゾウリは常に帽子を被っており、ワラジは上半身裸で眼帯を着けている。ツナミを襲い助け出そうとしたイナリを殺そうとするが、駆けつけたナルトに倒された。アニメ版「疾風伝」ではナルト達が波の国を去った後に略奪行為を行おうとしていたが、引き返してきたナルトとサスケ、そして島の住民達によって拘束された。
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