探偵部
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「鯉ヶ窪学園探偵部シリーズ」の記事における「探偵部」の解説
多摩川曰く「探偵たちが集い、探偵として活動することを旨とした、探偵の探偵による探偵たちのためのクラブ」であり、「そんじょそこらのミステリ好きが集うような軟弱なサークルではない」とのことであるが、八ツ橋によれば間の「小説研究」がとれただけとのこと。裏で秘密結社などとも呼ばれている。涼いわく「あくまでも実生活における探偵活動を旨とする実践的探偵集団」。
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探偵部
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「ぼくらの推理ノートシリーズ」の記事における「探偵部」の解説
遠野 大気(とおの たいき) 2年生。探偵部長で、彼方の父方の従弟。報道カメラマンの父と童話作家の母と14歳下の妹を家族に持ち、彼方の事は「彼方兄ちゃん」と呼んで慕っているが、その域は尊敬を通り越して信奉に近い。彼方に憧れ「人々の大事なものを守る」ために(やや勢いも手伝って)入学早々飛鳥を伴って探偵部を設立したが、最初はなかなか生徒たちから信頼を得られず、失敗することが多かった。 ある意味で彼方よりも情熱に溢れるが、一方でその情熱のあまり冷静さを失って突っ走りやすく、精神面は未熟で頭の回転も彼方より鈍い。様々な事件を解決するが、かなり必死に背伸びして思考をめぐらした上での解決が目立つ。そのため「神童肌の天才」である彼方とは違い「努力肌の天才」である部分が窺え、それがコンプレックスになっている。だが、推理モードに入った時の目つきは、如月警視正も驚くほどの力が込められている。 「彼方は彼方で、自分は自分」という考え方が出来ず、自らが彼方に比べて見劣りすると信じきっている。自らが彼方の従弟として完璧であらねばならないとも思い込んでいる(強迫観念に取り付かれた完璧主義者ともいえる)危うさも持っており、故に少しの失敗でヘコみ、失敗に対するリカバリをすれば良いというところまで思考が行き辛い部分がある。 母親の血筋からか、彼方とは逆に絵が上手い。 恋愛感情については彼方と同じく鈍感で、飛鳥の自分に向けられた想いには全く気づいていない。 天城 飛鳥(てんじょう あすか) 2年生。遠野家の隣室で一人暮らしをしている大気の幼馴染。根来忍者の末裔。両親はハリウッド映画のアクションスター。その影響で、様々な体術や縄抜けの術などを取得している。髪の色は青。 勝気な性格で、男言葉を使ういわゆる「ボクっ子」。普段から手裏剣とまきびしを持ち歩き、犯人や飛行機に投げつける、大気を襲ったマフィアに向かって散弾銃を乱射する。 ときどき死語を使う事がある(「ざまーカンカン」など)。私服はショートオールを着用することが多い。 大気の事が好きなのだが幼馴染故にそれを口に出せずに悩んでいる。大気の気を引こうとイヤリングをつけたりしたが、結局無駄に終わった。 窃盗団のボスや銃を持ったマフィアを怯えさせるくらい痛めつけたことがあるが、ともに花梨や飛燕と共闘した状態での結果であり、自身の戦闘力は不明(一人で窃盗団と渡り合おうとした時、後ろから不意打ちされてあっさり倒された)。それでも自分の力をやや過信している節がある。また、その性格故に無神経な面が目立ち、落ち込んでいる大気に追い討ちをかけたり、花梨を助ける為に命を張って失敗した秀麿の事もずけずけと悪口を言ったりする。 嵩山少林寺で武術修行中の兄疾風が居る。彼女のペットのハムスター「はむち」も忍ハムと呼ぶほど人の言葉を理解し、人間が入ることの出来ない狭い場所への侵入が可能。 周りがなんと言おうと彼女にとって1番の名探偵は大気だが、遙と違い大気の心の支えになる描写はほとんどない。 矢野 康介(やの こうすけ) 2年生。世界的なジャズピアニストと歌手の息子。髪は金髪で、前髪に赤いメッシュを入れている。絶対音感の持ち主。 クールな反面ナンパな性格でいつも女の子に声をかけており、学園中の女生徒の情報は全て把握している。女子の気を引くための努力は欠かさず、ナンパスポットに足繁く通ったり、「愛しています」という意味の言葉なら数カ国語を話す事が出来る。 幼い頃に両親が離婚しており、母の居ない寂しさから軟派な性格となった。非常に強がりで他者に弱みを見せると言うことはあまりない。しかし、大気は彼の裏側の寂しさをいち早く見抜き、彼に手を差し伸べる。 同じマンションに引っ越してきたというだけで、自分に馴れ馴れしく話しかけてきた大気に最初は戸惑っていたが、人々の大事なものを守るという彼の心意気に打たれボディガード兼経理担当として探偵部に入部し、親友となる。 ヘコむ大気に発破をかけるのは彼の役目。彼の発破で大気はしくじりに対するリカバリを開始する。 ストーカー被害を相談してきた女生徒に惚れたような素振りを見せるが、失恋後あっさり別の女生徒に惚れてしまっているため、本気で好きだったのかどうかは不明。 如月 弥生(きさらぎ やよい) 1年生。髪の色は緑。清楚な大和撫子で、誰に対しても敬語で話し、私服は着物。1話で胸の大きさを飛鳥に指摘されている。後輩故の遠慮か大和撫子の嗜みと思っているのか、自分から積極的に発言したり行動を起こす事はあまりないので、いるかいないか分からない時がある。基本的に男性と話すことは苦手。康介を両刀使いと思っている。 法律と歌舞伎の造詣が深く、なぎなたを扱えるらしい。趣味は編み物と花を育てること。 父親が地元・春日署長の如月警視正なので、機密事項であるはずの事件や容疑者の情報なども簡単に入手できる。母親は如月流華道家元、母方の祖父は警視総監。 学園に入学する前はリヨンに住んでいた。そのせいでクラスメイトと話題が合わず孤立していたが、放送部員牧原卓巳のDJで話すきっかけを得ることができた。牧原とは、彼が秀麿に狂言の疑いをかけられたときに励まして以来仲良くなる。 入部に至るまでの具体的な経緯は部員の中で唯一不明。 姫小路 花梨(ひめのこうじ かりん) 1年生。弥生のクラスメイト。企業財閥・クラリスグループを束ねる聖クラリス学園理事長一族の令嬢で、現理事長マルティナ=クララ・姫小路の孫娘。自称「超究極美少女プレジデント」。髪の色はピンク。学園で噂のワガママお嬢。最初は大気に惚れた素振りをしていたが、盗賊団に拉致された時、自分を守ってくれた飛鳥に惚れこんで探偵部に入部し、部と関わる事でただのワガママお嬢様から少しずつ変わってきている。語尾に「なの」をつけて話し、先輩の大気たちでさえも呼び捨てにする。自分をモチーフにした携帯電話「カリンホン」を愛用している。 IQ250を誇る天才少女で、学園に来る前は様々な大学で飛び級特例で博士号取得荒らしをしてきた。取得博士号の代表的なものとしてはケンブリッジ大学政治経済学博士、MIT機械工学博士、リムブルク大学考古学博士、京都大学物理学博士など。記憶力も抜群で、英語劇の台詞を一度見ただけで完璧に暗記したこともあるが、それらの知識をまともに活用している描写はほとんどない。 体型も言動も子供っぽく、ふりふり衣装に身を包むはっちゃけた性格に加え、漢字がろくに書けずしかも悪筆なので、入部後、嫌々書き取りをやらされていた。 元SWAT隊長にマンツーマンで手ほどきを受けているので、一通りの護身術はマスターしていると思われるが、予想外の出来事に直面するとパニックに陥ってしまい、力を存分に発揮できない。 ラフレシアを育てる、コンドルを飼う、自分専用のピンクのコンコルドやヘリコプターを買う等、金銭や美の感覚はかなりずれている。 綾重 美紗(あやしげ みさ) 学園中等部保健医で探偵部顧問。お色気過剰で両刀使い。男女問わず美形が保健室にやって来ると、まず服を脱がせようとするので、様々な意味で学園生徒に恐れられている。愛車はオープンカー。蛙の解剖とレントゲンフィルムの現像はプロ級らしい。 顧問の肩書きを持ちながらほとんど活動に加わる事はないが、依頼で温泉旅館に行く時は嬉々として着いて来ていた。
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