季節もの・一発コーナー
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「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル・魂のラジオ」の記事における「季節もの・一発コーナー」の解説
2008年2月9日、福山によるギター講座「MASHA's Guitar Camp」(ビリーズブートキャンプのパロディ)が開始され、番組内ユニットSOH+(ソウプラス。福山プロデュース、KOH+のパロディ)結成。荘口がボーカル、福山がコーラスとギター担当。以降、荘口の生歌付で、ラジオなのに福山がギターコードを教えている。徐々にやらなくなっていったが、荘口の不惑の40歳の誕生日記念として約3ヶ月ぶりに復活し、ユニットのテーマソングである「Stand by Me」を披露した。 番組500回記念の夜には再び復活し、多忙な福山を象徴するとしてビートルズの「A Hard Day's Night」を披露した。しかし放送直前まで数々の打ち合わせに追われていた福山は本番1分前に唐突に練習を開始し、結果、オープニングをかっこよく演奏で始めることができなかった。 mixiでのSOH+のコミュニティの人数は、本家であるKOH+のそれの人数を超えている。これは本人たちの予想を上回る人気で、荘口は結成以来ファンに「SOH+の…」と話しかけられている。 2011年1月29日、サッカー中継のため、番組が関東圏のみ前半30分で終了することになり、関東のリスナーのために魂リクスペシャルを行なった際、久しぶりに復活した。 2011年9月24日、放送600回記念の夜に復活。オープニングを「Daydream Believer(日本語バージョン)」で飾った。福山はユニットのクオリティーが上がってきているのに気をよくし、「(CDを)出せるね!」と発言した。 2008年、福山が私設するバイクチーム「有楽町crazy horse」の6回目の旅でスウェーデンを訪れた際、道中で島津ゆたかの「ホテル」の歌詞がすごいということに気がついた福山により、帰国後しばらく「すごい歌詞の歌のコーナー」が続いた。奥村チヨ「恋の奴隷」、黒沢年雄「仮面舞踏会」「時には娼婦のように」などが取り上げられたが、その中でも松崎しげる「愛の6日間」が福山のお気に入り。このコーナーではなかにし礼がカリスマ的な存在となっている。 年始めには毎年必ず「○○年(その年の西暦が入る)はこの子を抱け!売れ筋グラビアアイドルカレンダー」が開催される。荘口の唯一の持ち込み企画であり、荘口が厳選したグラビアアイドルのカレンダーがランキング形式で紹介される。上位者のカレンダーは実際に数人分持ち込まれ、福山がプロの目で審査する。水着の使い回しや被写体の撮り方、はてはテクスチャーにまでコメントが及ぶかなりマジな企画。福山は日々スケジュールに追われているはずなのに、アイドルの名前をよく当てる。この放送は実際にカレンダーの売れ具合にまで影響を及ぼすらしく、関係者らは真剣に耳を傾けている。荘口は関係者に会うとお礼を言われたり、いつラジオにゲストに行けばいいか聞かれるらしい。 クリスマスの時期には、悲惨なクリスマスを迎えた・迎える予定のリスナーのために、福山・荘口・放送作家の小原がそれぞれクリスマスプレゼントを自腹一万円以内で用意する企画「福山・荘口・作家小原の自腹一万円プレゼント」が行われる。本人たちは互いが用意したプレゼントについては番組内で発表するまで一切知らず、誰のプレゼントが最も好評か毎年熱い勝負が繰り広げられる(小原のものが好評な傾向にある)。プレゼントは、最も切実なリスナーにそれぞれ送られる。 2009年8月は「真夏のイケメン月間」と題して城田優、平岡祐太、小池徹平をゲストに招いた。 夏になると、乱れがちな若者の恋と性の悩みを解決するお悩み相談のコーナーが1 - 2週間に渡って放送される傾向にある。 2009年の夏は、福山が院長・荘口が副院長に扮し「あぶないドクター!福山クリニックLOVE&SEX科」が2週に渡り放送された。福山の非常に具体的なアドバイスと、荘口の悲惨な過去の恋愛の記憶から繰り出されるリアルな体験談(福山いわく「こういう時はオバマ大統領並みに説得力がある」)が絶妙。 2008年10月、福山が「男性が選ぶ理想のカラダランキング」第2位にランクインした際、「ほんとにリクエストがあるなら次にCD出す時に袋とじでもなんでもする。必然性のある理由が欲しい」と発言し、リスナーの暴走の結果「福山雅治、わたしだったらこう脱がす!」というコーナーが生まれた。あまりにも過激な内容に荘口が爆笑し、メールが読めなくなったこともあった。 2009年1月、福山は大河ドラマ終了後の2011年には不動産業をやりたいと発言し、「ふくやマンション」と名づけたマンションが誕生した。 建設予定地・部屋に備えられた機能・マンション内の施設・入居者へのオプションなどを具体化していったところ、入居希望者が殺到した。管理人は福山のモノマネで知られるみっちーと大山英雄の交代制・全室の壁にラジオ設置・月に一度の管理人新ネタ発表会・共用のオーディオルームでいつでも福山祭りなど、様々な案が出た。冗談で進んでいったこのコーナーだが、某大手不動産会社の社員から本気のメールが来てしまい、慌てて「本気で腹を括った人しかメールするな」と制限し、ようやく沈静化した。 大いに盛り上がったため、翌月の福山の不惑の40歳記念の夜には、このフクヤマンションをイメージした特注ケーキが贈られた。 2010年5月、福山が出演中の大河ドラマ「龍馬伝」の台本を持ち込み、武田鉄矢扮する勝麟太郎と、近藤正臣扮する山内容堂の本気のモノマネを披露。そのクオリティーの高さをファンが絶賛し、龍馬・勝・容堂を福山が一人で演じ切る「ひとり龍馬伝」がスタート。ファンから演じてほしいシーンのリクエストが殺到したが、福山は武市半平太や岡田以蔵をモノマネすることができない(武市のモノマネはすることもある)ため、リスナーから募ることになり、次いで「魂の龍馬伝」がスタートした。リスナーは通常と同じ名前、住所、年齢のほかにモノマネできるキャラの名前を添えて応募し、福山と荘口が電話をかけて(このとき福山は山内容堂(近藤正臣)のモノマネでリスナーに話しかける)モノマネしてもらい、厳しく審査する(出来が悪い場合は「投獄」となる)。ドラマの放送終了に合わせ、リスナーから募集した名シーンをみんなで演じるという壮大な計画が進行していたが、いつの間にか立ち消えてしまった。 2010年6月5日放送の回では、アポ無しで松村邦洋に電話した(松村から番組にメールが送られていた)。松村は当時ウガンダ・トラを偲ぶ会の最中であり、福山が「坂本龍馬です」と突然問いかけたことに対し戸惑った様子であった(松村曰く「オレオレ詐欺の電話だと思った」)。しかし、そうした中でも松村は福山本人をはじめ、武田鉄矢・近藤正臣などのモノマネを連発(最後は第60回NHK紅白歌合戦での福山と武田の掛け合いになっていた)。突然の振りに対してもクオリティの高いモノマネを披露した松村を福山・荘口は絶賛した(松村曰く「どのような相手にも合わせる」)。その後同年10月30日に松村がゲスト出演、「龍馬 - 勝海舟(武田鉄矢)」「勝海舟 - 勝海舟」「山内容堂(近藤正臣) - 山内容堂」などのコラボが実現した。 2010年8月、マイケル・ジャクソンの「シー・ドライヴス・ミー・ワイルド」の一部が「福山雅治」と言っているように聞こえるというメールがあり、盛り上がったため、福山や荘口、その他芸能人などの人名に聞こえる所謂「空耳アワー」を募集したところ、コーナー化した。ただし福山の厳しい審査をクリアできるクオリティーのものは少ない。福山のお気に入りは「廃墟の街/ボブ・ディラン」(我輩は宅麻伸、と聞こえる)や「C U WHEN GET THERE/Coolio」(荘口、変なパー、と聞こえる)など多数。 のち本家「空耳アワー」(空耳アワード2011、関東地区2011年3月25日放送)において、佐伯チズがこの「福山雅治」の空耳を投稿した際に、福山自身が空耳VTRに出演。評価はTシャツであった。 2010年9月、同じ事務所に所属する深津絵里がモントリオール世界映画祭で最優秀主演女優賞を受賞したことに話が及ぶと、福山が対抗して「今年もこの季節がやってきたね」と発言し、毎年やっているという設定で「魂ラジアワード」が発足した。 部門は特に番組で定められているわけではなく、リスナーは設けてほしい部門やそれにノミネートしてほしいもの・人・場所を理由を添えて応募する。K-1好きな福山は「ベストファイター賞」などを提案している。話が盛り上がった「ベストご当地戦隊もの賞」は、全国からご当地戦隊ものキャラを募り、番組が選りすぐったうえで国民投票(番組内におけるアンケートのこと)を実施した。福山曰く、毎年11月には募集とノミネートを締め切り、12月には発表というスケジュールになっているらしいが、発表がないまま立ち消えてしまった。 2011年10月、福山の「今年もやります」発言により突如として復活。昨年の失敗を活かしてか、部門とノミネート作品(人物)は事前にスタッフが用意し、ノミネートに関しては場合に応じて福山がアレンジし、国民投票にかけるという形であった。各部門の最優秀賞獲得者には、深夜にも関わらず番組放送中に生電話で受賞を伝える。2011年12月現在、最優秀美脚部門賞はPerfume、最優秀邦画部門賞は『アンダルシア 女神の報復』、最優秀プロデューサー部門賞は秋元康(この部門賞は選考委員会の間で内々に決定された)。副賞として、福山の実母・勝子による手作りの干し柿が贈られる。 数年に一度、思い出したように「基本的な質問」というコーナーが放送される。今更すぎて今では雑誌の取材などでも全く質問されなくなってしまったようなこと(好きな色・好きな食べ物・最後の晩餐のメニューなど)に答えていくという、原点回帰というか初心に帰るコーナー。 2011年5月、大河ドラマ『龍馬伝』がきっかけで老若男女問わず新規リスナーが増えたことを受け、「魂ラジ国とか国民とか国王とか、こん○○!という挨拶だとか、冷静に考えると俺たちはおかしい」という話になり、深夜帯のラジオによくある身内感を払拭し、新規リスナーが入ってきやすい環境を整備するために、福山は「これからは定期的にこのコーナーをやっていくべきだ」と発言した。その発言通り、翌週にはコーナーを放送した。 2013年から福山が誕生日の毎年2月になると童貞向けのコーナーで『大童貞祭』が放送されている。放送の中身は『童貞の出来る法律相談所』や『童貞限定エロなぞなぞテレフォン』等でなぞなぞテレフォンでは「童貞喪失プレゼント」がリスナーにプレゼントされる。本放送の前後では下ネタに関する投稿が増えている。2014年の大童貞祭では福山と同じ事務所(アミューズ)のさくら学院を大童貞祭のイメージキャラクターにしようとラジオで発言したが「年齢が低すぎる」とアミューズのスタッフからNGが出された。結局アミューズ所属の小松彩夏と平田薫がイメージキャラクターになった。
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