季節や時間に固有の風向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 04:56 UTC 版)
風向によって風の性質も異なる。季節に固有な向きの風を季節風という。日本では特に冬の季節風が、実際には北西の風であるが、北風として単なる風向き以上の意味でほぼ固定表現として使われる。また、地域ごとにある方向からの風を山の名を付けて呼ぶことがある(六甲おろし・岩城おろし・比叡おろし等)。 また、1日の中で昼間は海から陸に向かって、夜は陸から海に向かって風が吹き、それぞれ海風、山風という。 このような観点から、風向の変化は季節や時間の経過を意味する比喩として使われる場合もある。例えばメアリー・ポピンズが子供たちの家に滞在する期間は「風が変わるまで」である。
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