國木田獨歩とは? わかりやすく解説

くにきだ‐どっぽ〔‐ドクホ〕【国木田独歩】

読み方:くにきだどっぽ

[1871〜1908]詩人・小説家千葉の生まれ本名哲夫新体詩から小説転じ自然主義文学先駆となる。代表作武蔵野」「源叔父」「牛肉と馬鈴薯」「運命論者」など。


国木田独歩 くにきだ どっぽ

明治4年7月15日明治41年6月23日(1871~1908)

千葉生まれ詩人小説家明治24年(1891)東京専門学校中退在学中植村正久から受洗青年文学会では徳富蘇峰知遇を得る。27年(1894)国民新聞社入社日清戦争記者として従軍その後新聞雑誌発表した詩を、田山花袋らとの合著『抒情詩』(1897)に、「独歩吟」としてまとめる。次いで浪漫的短編集『武蔵野』(1901)を刊行、続く『独歩集』(1905)、『運命』(1906)などで、自然主義先駆目される

キーワード 文学者, ジャーナリスト
号・別称 哲夫(てつお)
著作等近代デジタルライブラリー収載
  1. 武蔵野 / 国木田独歩著 民友社, 明34.3 <YDM95471>
  2. 陶庵随筆 / 西園寺公望(陶庵)著 ; 国木田独歩編 新声社, 明36.10 <YDM102397>
  3. 戦地写真帖 / 国木田独歩(哲夫)著 北畠忠夫, 明37.7 <YDM2772>
  4. 独歩集 / 国木田独歩著 近事画報社, 明38.7 <YDM94720>
  5. 内外百事便覧 / 国木田哲夫, 元長夫編 近事画報社, 明38.1 <YDM101935>
  6. 運命 / 国木田独歩(哲夫)著 左久良書房, 明39.3 <YDM92998>
  7. 米国一口噺 / 国木田哲夫独歩社, 明39.11 <YDM84051>
  8. 濤声 / 国木田独歩著 彩雲閣, 明40.6 <YDM94644>
  9. 愛弟通信 / 国木田独歩著 左久良書房, 明41.12 <YDM95961>
  10. 語らぬ恋 / 国木田独歩著 上田書店, 明41.7 <YDM93310>
  11. 独歩集 第2 / 国木田独歩著 彩雲閣, 明41.7 <YDM94721>
  12. / 国木田独歩著 彩雲閣, 明41.11 <YDM94750>
  13. 病牀録 / 国木田独歩著 ; 真山青果新潮社, 明41.7 <YDM96242>
  14. 欺かさるの記. [1], [2] / 国木田独歩著 隆文館〔ほか〕, 明41, 42 <YDM95966>
  15. 黄金の林 / 国木田独歩, 国木田治子日高有倫堂, 明43.1 <YDM93683>
  16. 独歩書簡 / 国木田独歩著 ; 国木田治子新潮社, 明43.5 <YDM96201>
  17. 独歩全集. [1], [2] / 国木田独歩著 博文館, 明43 <YDM94722>
  18. 独歩小品 / 国木田独歩著 ; 国木田治子新潮社, 明45.6 <YDM96200>

(注:この情報は、国立国会図書館ホームページ内の近代日本人の肖像」の内容を転載しております掲載内容の複製については、国立国会図書館の許諾を得る必要があります。)

国木田独歩

読み方くにきだ どっぽ

詩人・小説家千葉県生。名は哲夫国木田収二の兄。自然主義文学先駆者といわれた。代表作『武蔵野』窮死』『竹の木戸』等がある。明治41年(1908)歿、38才。

国木田独歩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 10:20 UTC 版)

国木田 独歩(くにきだ どっぽ、明治4年7月15日1871年8月30日〉- 明治41年〈1908年6月23日)は、日本小説家詩人ジャーナリスト編集者千葉県銚子生まれ、広島県広島市山口県育ち。本名は国木田 哲夫(くにきだ てつお)。


  1. ^ 国木田独歩の紹介 - 田布施町役場
  2. ^ この坂本邸は現在、「城下町佐伯国木田独歩館」として佐伯市の公共施設となっている。公共施設ガイド 城下町佐伯国木田独歩館”. 佐伯市. 2012年3月16日閲覧。
  3. ^ 戦時画報
  4. ^ 出久根達郎<書物の身の上>スペイン風邪の義援出版 小川未明、危機脱し童話執筆日本経済新聞』朝刊2020年10月31日(詩歌・教養面)2021年1月3日閲覧
  5. ^ 岩井寛『作家の臨終・墓碑事典』(東京堂出版、1997年)129頁
  6. ^ 横山流星 著『美人の戸籍しらべ : 現代評判』大正8年
  7. ^ 市内の各スポット解説(三鷹駅前エリア) 三鷹市役所公式サイト
  8. ^ キネマ旬報』(黒甕社, 1976年)第698号、p.149
  9. ^ 磯田勉『日本映画名作完全ガイド: 昭和のアウトロー編ベスト400 1960‐1980』(ウルトラヴァイヴ, 2008年)p.129
  10. ^ a b 《112年史》子孫とともに今、新たに見つめる初代編集長・国木田独歩の創刊メッセージ 婦人画報(2017年1月10日)
  11. ^ 『婦人画報』(2024年7月創刊119周年記念号、p.115)
  12. ^ 【明治の50冊】(24)国木田独歩『武蔵野』郷愁誘う自然美の描写『産経新聞』朝刊2018年7月30日(2018年9月23日閲覧)。
  13. ^ 国木田独歩の碑 武蔵野市観光機構(2018年9月23日閲覧)。
  14. ^ 参照:国木田独歩旧宅 - 柳井商工会議所
  15. ^ 湯河原の歴史と文学/国木田独歩(1871〜1908)[リンク切れ]湯河原温泉観光協会(2018年9月23日閲覧)。
  16. ^ 参照:万葉公園リニューアル工事について - 湯河原町
  17. ^ 参照:銚子文学碑めぐり 国木田独歩 詩碑 - 銚子市
  18. ^ 文化人の碑”. 渋谷区 (2023年3月17日). 2024年3月9日閲覧。


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国木田独歩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 02:54 UTC 版)

鎌倉市」の記事における「国木田独歩」の解説

国木田独歩は1902年明治35年)に鎌倉訪れ最初御霊神社内の貸家に居を構えた友人押川春浪紹介した貸別荘気に入って賃貸することにし、後に代表作一つとなる『運命論者』をここで執筆した間もなく妻子呼び寄せ、「鎌倉ほど住みやすい所はない」「風光明媚なる為、どうしても(鎌倉を)離れられない」と述べたが、数ヶ月後に就職口見付かって帰京することになる。 その後、『鎌倉夫人』や『空知川の岸辺』、『非凡凡人』などの諸作品を執筆するが、1908年明治41年)に、結核によってこの世去った享年38歳

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「国木田独歩」を含む「鎌倉市」の記事については、「鎌倉市」の概要を参照ください。

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