国木田独歩と佐伯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 04:12 UTC 版)
1893年(明治26年)10月、佐伯町鶴谷学館教師として、弟と共に佐伯へ。佐伯滞在はわずかに1年足らずであったが、尺間山、彦岳[要曖昧さ回避]、元越山、栂牟礼山などの山々に登っている。なかでも独歩が最も愛し、何度も登ったのが佐伯城跡の城山である。その様子が「欺かざるの記」に詳しく記されている。城山の山頂には「独歩の碑」が建てられている。佐伯滞在の経験は後に作品に大きな影響を与えることとなり、「春の鳥」「源叔父」「鹿狩」など、佐伯を舞台とする作品として結実している。 城下町佐伯国木田独歩館 は佐伯で独歩が下宿した坂本永年(独歩が教師として勤めた鶴谷学館の館長)の元邸宅である。
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