国木田学院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/22 20:19 UTC 版)
筑摩陸夫(ちくま りくお)/マリック ショー・バン並みの剛速球と変化の大きいフォークが武器の本格派ピッチャー。驚くと屁、ガッカリするとゲップが出るという妙なクセがある。彼が自称しているあだ名「マリック」とは投手はもちろんのこと、その他にも捕手、外野もこなせ、抜群の走塁センスを見せる本家Mr.マリック並みの器用さに由来している。またその他にも美術のセンスもよい。無類の勝負好きで負けず嫌い。プライドが高く、自分のピッチングに絶対の自信を持っている。口が悪く、学年は1つ下だがライバル視するショー・バンのことを「小僧」と呼ぶ。そしてノブチンのことは「デブキャプの弟」と呼ぶ。タッキーの親友。不良な風貌ながら意外にも日本語を正しく使うことをモットーとしており、「たりぃ」、「うぜぇ」、「ムカつく」などの若者言葉を嫌っている。そのため、若者言葉を使うタッキーにその語源を問いただし日本語を正しく使うよう注意していたが、途中からそのような設定は消え、普通に若者言葉を使っている。 元々は涼山中の野球部に所属していたが2ヶ月で退部、その後ショー・バンの才能に触発して再び野球をするようになり、ショー・バンと対決するために強豪・国木田学院へ転校。その後、国木田のエースに登りつめ、涼山中にたちはだかるが、ショー・バンの伸びる球を計算に入れすぎたため、足に自打球を当て、そのケガで満足な投球ができなかったこともあって最後はノブチンにサヨナラ決勝ランニングホームランを打たれて惜敗。最大の敗因は試合前日にノブチンと対決し、決め球のフォークの軌道をイヤというほど見せてしまったため。 国木田学院はエスカレーター方式なので自動的に国木田高等部に進学して野球部に入ったが、野球部のエース山田(国木田高等部2年)に唆されて一度退部した。しかし、その後ショー・バンと杉本に説得され、野球部に復帰する。投球練習を見て涼山の真のエースを見抜いている。 伊集院(いじゅういん)/イジュ 小柄だが、打ってよし、守ってよしのレベルの高いキャッチャー。イケメン。マリックが入部するまでは4番を務めていた。自分勝手なマリックをいつも注意している。 斗叶野(とかの)/トカ 元々は国木田のエースだったが、マリックにその座を奪われてしまう。涼山との練習試合で審判を務めた中野評ではゆったりとしたフォームからビュッとした速球を投げ、その球質は重いとのこと。またマリックほどではないが決め球にキレのあるフォークも投げる。 谷田部(やたべ) 野球センス抜群のクールな性格をしたセカンド。マリックのことを「僕ちゃん」と呼ぶ。 安彦龍一郎(あびこ りゅういちろう) 国木田学院野球部監督であり、美術教師でもある。年齢は30歳。 当初は途中入部を認めない方針やマリックに作品を台無しにされたこともあり入部を拒んでいたが、涼山中との練習試合で入部試験を課した後に入部を許可し、最後は試合を託すエースとまで認めるようになる。 山田(やまだ) 高校生。国木田学院高等部所属。わずか1年生で野球部のエースに上り詰めた男。しかし、シャバイ青春に憧れ、2年生の時に後輩のマリックを一緒に誘って退部。その後は年下のマリックに奴隷のように扱われていた。気弱な性格で、犬のような顔をしている。しかしひとたび先輩風を吹かすと、狂犬と化し、マリックをボコボコにするほど暴力的になる。
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