原作と『Crystal』
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「土萠ほたる」の記事における「原作と『Crystal』」の解説
4年前にビル建設中の大火災に巻き込まれ、母親・螢子を亡くして自身も重体となるが、「機械と人間の融合」を追求していた父親・土萠創一教授の実験台としてサイボーグ化されて助かり、その手術の際にミストレス9が還る前の「ダイモーンの卵」を移植されている。 第三期で土萠研究所に迷い込んだちびうさと初めて出会った。創一に「母の形見」として渡された「アミュレット」を握って発作を鎮めているが、実はミストレス9に力を与えるためのアイテムであり、ちびうさの「幻の銀水晶」に癒やされてアミュレットのようだと言っている。ちびうさに恋愛感情を持っているような節があり、「女のコ同士なのにヘンかもしれないけど、運命の出会いだって思ったわ」と語っている。 終盤でミストレス9に身体を乗っ取られ、ちびうさの『幻の銀水晶』、ちびうさ、セーラーマーキュリー、セーラーマーズ、セーラージュピター、セーラーヴィーナスの「聖体」を飲み込んでしまうが、ほたる自身の意識は自分の中に眠るセーラーサターンの意思を感じて肉体から離れ、聖体と銀水晶を返して一旦消滅するが、セーラームーンの『幻の銀水晶』と「伝説の聖杯」の力による特攻にセーラーウラヌス、セーラーネプチューン、セーラープルートの「タリスマン」が反応した影響で、ミストレス9と肉体が分離したほたるはセーラーサターンに覚醒。自らゲルマトイドと化した創一に、母の死後の優しかった父は自分を利用するための演技だったと気付いて別れを告げ、デス・バスターズ首領のファラオ90を連れて崩壊するタウ星系に続く時空の門をくぐり、時空の扉の番人・セーラープルートに頼んで時空の門を閉じてもらった。その後、ネオ・クイーン・セレニティの姿に変身したセーラームーンの力で赤子として再生し、はるか・みちる・せつなの3人に引き取られる。 第四期では幼児まで急成長し、ウィリアム・バトラー・イェイツ作の「再臨(The Second Coming)」を諳んずる程の並外れた頭脳を見せる。第4期の敵組織・デッド・ムーンの侵入をきっかけに成長がさらに加速し、ちびうさの外見年齢と同じくらいの8歳で止まり、スーパーセーラーサターンとして再覚醒。 第五期では、ちびうさと同じ区立十番小学校3年3組に編入。転生後ははるかを「はるかパパ」、みちるを「みちるママ」、せつなを「せつなママ」と呼び、健康な肉体を得たことで性格も活発になり、肌を露出させる服装もできるようになった。同級生との関係も良好で、ちびうさとは手を繋いで登校し、寂しがるうさぎに「じゃ まもちゃんと手つなげば?」と言う小生意気な性格になっている。セーラーサターンに再覚醒後は、以前の冷徹でミステリアスな一面も時折覗かせている。 セーラープルートがシャドウ・ギャラクティカ首領のセーラーギャラクシアに襲われたのを察知し、変身前のまま冥王星に向かうが、ギャラクシアにセーラークリスタルを抜かれてしまい、他のセーラー戦士と共にギャラクシアの傀儡として復活し、セーラームーンたちの敵として襲い掛かるが、セーラームーンに倒されて消滅した。ギャラクシー・コルドロンの中でうさぎと再会した後、コルドロンに溢れたラムダ・パワーで再生し、数年後にはうさぎと衛の結婚式に出席した。
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原作と『Crystal』
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「ブラック・ムーン一族」の記事における「原作と『Crystal』」の解説
20世紀侵略へ至るまで 30世紀において、地球は月の一族であるセーラームーンに統治され、「幻の銀水晶」の力で全ての人間が1000年以上の長寿を満喫できる争いや破壊のない平和な世界となっていた。しかしながらそれを堕落として拒み、長寿を餌にした宇宙人による侵略と考える者たちが存在した。それがブラック・ムーン一族の始まりである。 彼らは月の一族に対しテロ攻撃を行うも、「幻の銀水晶」を元にしたセーラームーンたちの巨大な力にはまるで敵わなかった。が、そこにワイズマンが現れ、彼らをネメシスへと導く。そこに存在した「邪黒水晶」から強大な力を入手したブラック・ムーン一族は地球を再び攻撃する。「邪黒水晶」の圧倒的な力は月の一族の本拠地であるクリスタル・トーキョーを廃墟へと変えた。 しかし同時に月の一族の力の源である「幻の銀水晶」が紛失していることが判明。それがRabbit(ちびうさ)により20世紀へ持ち去られたことがサフィールの調査により判明すると、彼らは過去への侵略を開始した。 「Re・play」オペレーション まだ月の一族による統治が行われていない20世紀への侵略。それは普通の人間を殺し、そこへすり変える形でドロイドが潜入。秘密裏に社会そのものを乗っとり、月の一族ではなく、本来の地球人による統治を継続させ歴史を書き変えるという計画、「Re・play」オペレーションであった。 紅のルベウスを指揮官としてあやかしの四姉妹により、4つのオペレーション「Re・cruit」「Re・move」「Re・new」「Re・birth」がそれぞれ実行される。結果多くの人間をドロイドに入れ変え、マスメディアを通じブラック・ムーン一族の思想を発表、支持を得るところまでに至っていた。 しかしながら同時に計画は20世紀のセーラー戦士に気付かれ、彼女たちとあやかしの四姉妹の戦闘が発生。結果、あやかしの四姉妹は全滅するが、引き換えにセーラーマーズ、マーキュリー、ジュピターの3者を捕えネメシスへ監禁することに成功する。しかしRabbitとセーラームーンの接触を許し、20世紀のセーラー戦士と30世紀の繋がりが出来てしまった。 セーラームーンたちの逆襲 捕えられた仲間の救出のために30世紀へやってきたセーラームーンにはエスメロードが攻撃を行った。同行していたタキシード仮面とヴィーナスによりエスメロードは倒されてしまうが、セーラームーンは未来に来た影響から力を発揮できないことが判明。その隙をつき、デマンド自らがセーラームーンを攫うことに成功する。 セーラームーンをネメシスまで連れ帰ったデマンドだったが、将来永遠の女王となるセーラームーンを自らの手の内にするという事象に感嘆を覚え、殺さずそのまま手元に置くこととした。セーラームーンにとって、マイナスパワーに満ち溢れるネメシスは、活動を阻害される環境であったことも理由である。しかし、セーラームーンはその強い精神力によりマイナスパワーを打ち破り、反撃。捕えていたマーズとマーキュリーとジュピターと合流され、そのまま全員の脱出を許してしまう。 その事象と平行して、Rabbitは親友であるセーラープルートの意外な思いを知って動揺し、時空の鍵を落としたまま時空を渡ろうとして時空の嵐に巻き込まれてしまう。ワイズマンは独自に行動しRabbitを捕獲。「幻の銀水晶」を持ち出してしまった罪悪感や孤独感を募らせたRabbitの心の隙間に付け込んで洗脳を行いながらマイナスパワーを注ぎ、ブラックレディとして覚醒させる。自身の駒を入手したワイズマンは、いよいよ自身の目的のため動き出す。 ブラック・ムーン一族の崩壊 まずワイズマンはブラック・ムーン一族から離脱しようとしていたルベウスを始末すると、「邪黒水晶」反応炉を暴走させ、ネメシス全体で融合反応を起こす。同時に残るブラック・ムーン一族であるデマンドとサフィールを自身の居城である“暗黒城”へと連れこみ、強力な洗脳で傀儡へと変化させてしまう。 その後、ブラックレディ・デマンド・サフィールの三者で30世紀の地球へと攻撃を行う。その目的は侵略でも奪還でもなく、地球の純粋な破壊であった。ネメシス全体から発生する強力なマイナスパワーでセーラームーンたちとも圧倒的な戦いを展開するが、最終的にはRabbitがセーラーちびムーンへと覚醒したことが引き金となり、ネメシス全てとともにセーラームーンにより浄化され、ブラック・ムーン一族、「邪黒水晶」ともに消滅した。
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原作と『Crystal』
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「ブラック・ムーン一族」の記事における「原作と『Crystal』」の解説
サフィールの錬金術によって量産される兵士であり、後述するヴェネティ&アクアティキ以外は個々の区別がない。あらゆる人間に化ける能力を持ち、20世紀の人間と少しずつ入れ替わることで秘密裏に社会を乗っとる計画であった。 テレビアニメ版にはまったく登場しなかったが、SFC版『セーラームーンR』には「シェイド」という名前で登場。最初に出てくるザコ敵だが、その後3面まで特に特徴のない一般的な敵キャラクターとして登場する。またSFC作品『アナザーストーリー』には「せんとういんA」の名前で終盤に登場する。 ヴェネティ&アクアティキ 声優 - 森下由樹子、大和田仁美(Crystal) / ミュージカル 演 - 荻野泉(2001)、韓今希(2002)、桑原由夏 蒼のサフィールの配下の完成品ドロイド。2体ともエクトプラズムのような姿。作成は技術的にも難しい上に莫大なエネルギーを使う。 サフィールと共にうさぎへと襲いかかったが、セーラームーンの再覚醒によるエネルギーを浴び消滅した。 テレビアニメ版には登場しない。『Crystal』ではドロイドA、ドロイドBとして登場。 ミュージカル『〜誕生! 暗黒のプリンセス ブラック・レディ〜』では、赤と青の色違いの服を着たショートヘアの女性。
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原作と『Crystal』
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「冥王せつな」の記事における「原作と『Crystal』」の解説
第二部でいじめられて城の奥の「時空の扉」の部屋に逃げ込んだちびうさと出会い、「母に愛されていないかもしれない」と不安がるちびうさに「キスしたり抱きしめるだけではなく、遠くからそっと見つめ、想うだけの愛もある」と語りかける。 しかし、未来に戻って来たちびうさが、いつもさびしそうに微笑むだけのプルートがキング・エンディミオンには頬を染めて楽しそうに笑う姿を見て、自分よりパパと会っている時の方が嬉しそうだとショックを受け、「自分の居場所はどこにもない」と絶望してブラック・ムーン一族のブラック・レディになってしまい、ちびうさが落とした時空のカギを拾って異変に気付いた。 二つの「幻の銀水晶」を触れ合わそうとするブラック・ムーン一族のプリンス・デマンドを止めようと、最大の禁忌を破って時間を停止させる。ブラック・レディに時空のカギを差し出し、キング・エンディミオンに見守られて息を引き取り、ブラック・レディをセーラーちびムーンに覚醒させた。 第三期ではネオ・クイーン・セレニティによってKO大学生の冥王せつなに転生し、デス・バスターズのテルルに襲われてセーラープルートに覚醒した。同じ外部太陽系セーラー戦士であるセーラーウラヌス/天王はるかとセーラーネプチューン/海王みちるに合流し、目覚めてはいけない戦士であるセーラーサターンの生まれ変わり・土萠ほたるの命を奪おうとする。 原作第四期では、転生したほたるを連れてはるかとみちると一軒家に住み、三人でほたるを育てる誓いの証の指輪をはめて家族のように暮らしていた。ほたるがセーラーサターンに覚醒した後は、はるかとみちるのペアに合わせてほたるとペアを組む。 第五期ではスリーライツ/セーラースターライツを警戒しており、自身の城「カロン・キャッスル」でシャドウ・ギャラクティカ首領のセーラーギャラクシアと戦って返り討ちにされ、ほたると共にセーラークリスタルを抜かれてしまった。後にギャラクシアの泥人形として他の戦士共々復活、セーラームーンに倒されて消滅したが、戦いの後にコルドロンから再生し、うさぎと衛の結婚式に出席した。
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