ベイブレードの周辺アイテム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 18:46 UTC 版)
「ベイブレードバースト」の記事における「ベイブレードの周辺アイテム」の解説
ランチャー ベイブレードをシュートするのに必要なツール。作中ではランチャーにツールをセットしたものをまとめて呼ぶこともある。ベイランチャー ストリング(紐)を引くことでベイブレードをシュートできる。劇中ではキャラクターのイメージカラーに合わせた色のものが多数登場する。 『超ゼツ』以降ではストリングが長いロングベイランチャー(B-123カラーのみ登場)があり、エクステンドチップが与えられて以降の赤刃アイガが使用している(『ガチ』まで使用)。漫画版ではストリングを伸ばせばシュート力を上げられるとアイガが考案した。 ベイランチャーL 左回転ベイブレード専用のベイランチャー。白鷺城ルイ、フリー・デラホーヤ、ボア・アルカセル、御朱印スオウ、金道フミヤ、灰嶋ロダン、ブリント・デボイが使用している。 『超ゼツ』以降ではストリングが長いロングベイランチャーL(B-124カラーのみ登場)があり、ガイストファブニルの完成以降のフリー・デラホーヤが使用している(『超ゼツ』のみ)。 ベイランチャーLR 両回転に切り替えることができるベイランチャー。レッドアイ / 紅シュウ、ナイト伯爵が使用している。 『超ゼツ』以降ではストリングが長いロングベイランチャーLRがあるが本編未登場。 スパーキングベイランチャー 強いパワーで引くと火花が出るスパーキングシュートができる新ベイランチャー。アニメでは『スパーキング』のメインブレーダーは左回転のベイの使い手を除き全員使用している。 ストリングが長いロングスパーキングベイランチャーがあり、ハイペリオンバーンの完成以降の朝日ヒュウガが使用している。 スパーキングベイランチャーL 強いパワーで引くと火花が出るスパーキングシュートができる左回転ベイブレード専用の新ベイランチャー。アニメでは『スパーキング』以降の白鷺城ルイ、フリー・デラホーヤや朝日ヒカルが使用している。 ストリングが長いロングスパーキングベイランチャーLがあり、ヘリオスボルケーノの完成以降の朝日ヒカルが使用している。 カスタムベイランチャーLR コアユニット、ギアユニット、スピンユニットの3つのユニットに分かれる両回転対応の新ベイランチャーで組み替えて改造が可能。アニメでは『ダイナマイトバトル』から登場し、DBレイヤーシリーズを使用しているブレーダーが使用している。 ブレーダーズエディションとして、「フリー・デラホーヤ」「紅シュウ」「白鷺城ルイ」の各モデルカラーがwbba.ストア限定で発売された。作中でも各キャラクターがそれぞれのモデルを使用している。 下記のパワーギアユニットとロングコアユニットとベアリングユニットすべてを組み合わせると「フルカスタムベイランチャー」となる。パワーギアユニット 通常のギアユニットよりギア比が大きくなったことによりパワーの出るギアユニット。蒼井バルト、大黒天ベル(Vギア完成以降)、ラシャド・グッドマンが使用している。 ロングコアユニット 通常のコアユニットよりストリングが長いコアユニット。大黒天ベル(最強チーム決定戦終了以降)が使用している。 ベアリングスピンユニット 通常のスピンユニットよりパワーロスの少ないベアリング内蔵のスピンユニット。大黒天ベル(最強チーム決定戦終了以降)が使用している。 ライトランチャー 扱いやすいタイプのランチャー。紐ではなくギザギザとした刃のついたベルトの「ワインダー」を引いてシュートする。アニメ版では蒼井日夏や蒼井常夏など小さい子供が使用している。 ワインダーが長い「ロングワインダー」が付属している物もあり、こちらは強力なシュートが撃てるほか、グリップ部分が可動し、持ち方によってパワー重視やコントロール重視に切り替えられる。こちらはシュートにパワーが必要で、アニメで紺田ホウジが使用している。 『超ゼツ』ではロングワインダーよりも長い「フェニックスワインダー」が登場。こちらはファイが使用している。 ライトランチャーLR 挿し込み口によって右回転、左回転に切り替えられる、両回転対応ライトランチャー。 『超ゼツ』ではLRワインダー(本編未登場)が長い「ロングLRワインダー」が付属しているロングライトランチャーLR(B-112カラーのみ登場)があり、オウ・ホウイが使用している。 『ガチ』ではロングLRワインダーよりも長い「ドラゴンワインダー」が登場。こちらは虹龍ドラム、茜デルタが使用している。 ソードランチャー&ソードワインダー ライトランチャーとランチャーグリップが融合したようなランチャー。鞘から刀を引き抜くようにシュートする。ソードワインダーはワインダーのピッチ数が裏表で違い、裏返すことでコントロール重視のノーマルサイドと、パワー重視のパワーサイドに切り替えられる。シャカこと灼炎寺カイザしか使いこなせないランチャーと言われている。漫画版ではパワーが強すぎるシャカとゼノエクスカリバーのために、ベイブレード開発者ホリカワが開発した「灼炎寺カイザ専用」のランチャーとなっている(B-70カラーのブルーは本編未登場)。 デジタルソードランチャー&デジタルソードワインダー 両回転が可能な上、シュートパワーを計測し表示できる新型ソードランチャー。ワインダーが長いため使いこなすには難しいとされる。シャカがブラジル・リオスの監督バーナ・クレイから受け継いだ(B-93カラーのブルーは本編未登場)。 ランチャーグリップ ランチャーの主に握る部分。ベイランチャーに装着することでシュートしやすくなる。利き腕やシュート方法に合わせてベイランチャーやツールを付け替えたり、グリップパーツを交換できる。漫画版ではB-11カラー(ホワイト)、アニメ第1期から『ゴッド』はB-40カラー(ブラック)、『超ゼツ』からはB-109カラー(ガンメタリック)のものが登場している。『スパーキング』のブレーダーは全てB-109カラーを使用。また、ランチャーグリップよりも大きく、強く握ることができるパワーランチャーグリップ(B-123カラーのみ登場)があり、アニメ版では赤刃アイガ(『超ゼツ』『ガチ』のみ)が使用している。ナックルグリップ 持ち手が大きなリング状のグリップパーツ。自分に合った様々な持ち方ができる。アニメ版では黄山乱太郎(『ゴッド』のみ)とイエローアイが使用。 カラビナグリップ ベルトループなどに引っかけて持ち歩くことができるカラビナ状のグリップパーツ。コンパクトなサイズながら、しっかり握ってシュートができる。アニメ版ではフリー・デラホーヤ(B-124カラー・『超ゼツ』のみ)が使用。 グリップラバー グリップパーツの一つ。スベリを抑制し手にフィットするためシュートがしやすくなる。アニメ版では小紫ワキヤ(B-43カラー)が使用。 グリップウェイト グリップパーツの一つ。金属パーツが含まれているため重量があり、シュートを安定させる。アニメ版ではザック(B-60カラー)が使用。 ウェイトダンパー スプリングとメタルボールを組み込んだツールパーツで、シュート時の衝撃を軽減する。アニメ版では黄山乱太郎とイエローアイ(B-47カラー・黄山乱太郎は『ゴッド』のみでの使用)、フリー・デラホーヤ(B-124カラー・『超ゼツ』のみ)が使用。 パワートリガー ブレーキレバー状のツールパーツで、バネの反発によって強く握ることができる。アニメ版では赤刃アイガ(B-123カラー・『超ゼツ』『ガチ』のみ)が使用。 この他にもアングルグリップやラバーアシスト、他カラーのグリップパーツやツールパーツがあるがいずれも本編未登場。 ベイロガー シュートパワーやシュート回数、大会の成績などが記録される端末。選手登録にも使用する。漫画版で初登場した時点ではシュートパワーは600が平均値で、漫画版で計測された数値はバルトが520→1050→1160、乱太郎が960、犬介が900、ダイナが920、シャカが1470→1792、ガゼムが1800。ベイロガープラス 新たな機能が加わった新ベイロガー。シュートパワーの上限が上がっている。アニメでは『ゴッド』から『ガチ』までのブレーダーはほぼ使用している。 ベイスタジアム ベイバトルが行われる専用の競技場。学校や公園、大会会場などに設置されていることがある。大きなすり鉢のような形状。『超ゼツ』ではバルトとルイのバトルにスタジアムが耐え切れず崩壊したことから、全国のスタジアムがパワーアップしデザインが変更されている。『ガチ』にて再びデザインが変更される。灼炎寺スペシャル(しゃくえんじスペシャル) アニメ第1期に登場。シャカのベイクラブ「ソードフレイムス」だけが持つ特別製のスタジアムで、灼炎寺道場で使用されている。内側にスパイクが付いた特殊スタジアムとなっている。スパイクにあたると大きなダメージを受け、バーストするリスクが高くなる。 バイキングスタジアム アニメ第1期に登場。ワキヤが合宿のために海外から取り寄せたスタジアム。壁にバイキングファングと呼ばれる仕掛けがあり、中央のスイッチにベイが触れると、ファング(牙)に挟み込まれて中でバーストする仕組みになっている。なお、スイッチに触れても素早く離れれば回避が可能。 『超ゼツ』ではバトルシップクルーズのベイアスロン最終戦で再登場。 サイクロンベイスタジアム アニメ第1期に登場。ザックがパーティーのメインイベントのために用意したスタジアム。スタジアム中央の回転盤が回っており、ベイの回転力とスタジアムの回転力がタイミングよく合えばベイのスピードもパワーもさらに上がるが、逆に一気に不利になる場合もある。 デュアルサイクロンベイスタジアム 漫画版に登場。2つの回転盤が回転し、乗ったベイを加速させるためスタミナタイプやディフェンスタイプのベイブレードでも十分バーストさせやすい。黄山乱太郎が校長からもらった部費で購入しベイクラブの備品になった。バルトのヴァルキリーと相性が悪いらしく、バルトは1勝もできなかった。実際に発売されているスタジアムである。 無限ベイスタジアム 『ゴッド』に登場。ゾロが開発した特殊スタジアム。中央が回転し、そこに磁石が付いた特殊なベイブレード(無限ベイブレード)がセットされている。このベイは回転速度を自由に変えられるため、BCソルのブレーダーそれぞれに合った練習をすることができる。実際に発売されているスタジアムである。 レイヤー以下のパーツはディスクとドライバーが融合した無限ドライバー。レイヤーはアニメ版では黒いゴッドヴァルキリー、漫画版では邪神アマテリオスが使用されている。 ワールドリーグ2回戦前にはワキヤがエキシビジョンマッチとして用意し、4人のブレーダーによるバトルロイヤルを行った他、自宅でも練習用に使用している。この時のレイヤーはストームスプリガンである。 2段式スタジアム 『ゴッド』に登場。アンダーワールドで使用されたスタジアム。上下に配置された2枚のスタジアムで行う。上段のスタジアムから出ても下段のスタジアムに落ちて生き残ることもできる。スロープを使うことで6人同時にシュートができ、これは実際に行われた100人バトルと似ている。『超ゼツ』にてバトルシップクルーズでこの名前で再登場。9人同時にシュートできる。アンダーワールドのものは金網に囲まれているため、床につく前に金網にぶつかりバーストしやすい。 スリングショックスタジアム 『超ゼツ』に登場。バトルシップクルーズで使用されるスタジアム。スタジアムの外側に4本のスロープが付いており、これを使ってベイを加速させることが可能。 キットのトレーニング用のスロープの先がジャンプ台になったタイプ、ラバンが作った2本のスロープが途中で交差するタイプなども登場した。 超Z無双ベイスタジアム(チョウゼツムソウベイスタジアム) 『超ゼツ』に登場。イベル・オックスフォードが開発したスタジアムで、普段はハーツの特訓などに使われている。中央に左回転のレフトアポロスと右回転のライトアルテミスがセットされ回り続ける。 製品ではスタジアム中央部分にターンテーブルを取り付けた「デュアルハリケーンベイスタジアム」にモードチェンジ可能。 デッドグランでの戦いにおいては第3戦に登場。ハーツにより広間の天井が徐々に降下する妨害トラップにより生死を賭けた中でのバトルとなり、完全なる悪魔の共鳴に目覚めたアキレスにより攻略された。 後にイベルにより改良され、レフトアポロスとライトアルテミスのパワーが超Zアキレスと超Zヴァルキリーのものと同じに調節された。ファイがデッドフェニックスを完成させアイガとの対決を待つ最中でアポロス、アルテミス共々粉々に破壊された。 ハイパーダブルスタジアム 『ガチ』に登場。ベイブレードカーニバル、バトルジャーニー最終戦やHELLタワーなど、要所要所のバトルで使用されるスタジアム。2つのスタジアムがついたようなヒョウタン状スタジアム。淵にアッパーデッキが付いており、傾斜を使ってベイを加速できる。 スピードダブルスタジアム 『ガチ』終盤に登場。wbba.が新しく作ったスタジアムで、ゴールドツリー・GTアリーナのオープニングセレモニーおよびwbba.vsHELL対抗戦で使用された。メインバトルエリアとは別にクレーターのあるアッパーデッキが付いており、急斜面を使ってベイを加速できる。クレーター内に侵入することでも加速可能。 スピードストームスタジアム 『スパーキング』に登場。wbba.がスピードダブルスタジアムを改良したもので、白鷺城ルイの奇岩城に設置された後レジェンドフェスティバルでも全試合で使用された。加速用クレーターが2つに増えた他、メインバトルエリアではベイがセンターから外周へ突き上げるような軌道をとる特別な設計がされている。 アルティメットストームスタジアム 『スパーキング』終盤に登場しレジェンドスーパータッグリーグで使用された。片方にだけ巨大なアッパーデッキが設けられており、スタジアム中央には超高速回転するストームプレートが配置されている。ストームプレートに入り込むとベイが突如加速したり軌道が乱れるなどの運要素の強い現象が発生するため、使いこなすには技量が必要。そのため序盤ではほとんどのブレーダーがプレートへの侵入を避けていたが、白鷺城ルイや蒼井バルトを皮切りにプレートの特徴を生かした攻撃を行うようになる。 ダイナマイトドライブスタジアム 『ダイナマイトバトル』に登場。エルサントの新スタジアム。メインバトルエリアを高低差のあるセカンドドライブ、サードドライブ、フォースドライブが取り巻いており、それらを利用して立体的なバトルを行うことが可能。また、ドライブの途中に存在するドライブバンクと呼ばれるへこんだ部分からの急降下や、メインバトルエリアの両サイドにあるダイバータを利用した加速で、中央にいる相手を攻めることもできる。 ハイブリッドドライブスタジアム 『ダイナマイトバトル』に登場。wbba.が作った新スタジアムで、ハイステージとローステージの上下2つのステージでバトルを行う。ハイステージは透明の板になっており、中央にセンタープレートが設置されている。センタープレートはノーマルサイドとブロックフェンスが付いたリバースサイドに取り換え可能で、リバースサイドは内側に付いているブロックフェンスによってベイを弾き、予測不能の動きを起こさせるため戦略が鍵となる。ブロックフェンスが外れるとセンターホールが出現し、落ちると下のステージに移動するが、着地でベイのスタミナが削られる。 アバター ベイが全ての力を解放した時に現れるベイのモチーフを抽象的に具現化した存在。一部のブレーダーはアバターの存在を感じることができ、紅シュウはレクイエムプロジェクトの中でスプリガンレクイエムの存在を、蒼井バルトはヴァルキリーとスプリガンの存在を感じている。またアバターの声を介してベイブレードの声を聴く声ができ、これらのアバターとブレーダーが触れ合う現象は「共鳴」と呼ばれる。 シリーズごとにアバターの登場演出は一新され、一部のアバターのデザインやアクションは変更される。例として、エクスカリバーはアニメ第1期では剣そのものだったが、『ゴッド』では剣から剣士に変形する。また、『ゴッド』のスプリガンレクイエムは、レジェンドスプリガンのアクションと同様だがアバターがベイと同じく白基調となる措置が取られた。『ガチ』『スパーキング』のアキレスは『超ゼツ』のアクションと同様だが、ソード・シールド装着時に限り剣部分にエフェクトが追加される描写となっている。ドラゴンのように、デザインは変更されるがアクションはまったく変わらないパターンもある。
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