ストーリー上重要な役割を果たすレジェンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 23:24 UTC 版)
「レジェンズ (ウィズ)」の記事における「ストーリー上重要な役割を果たすレジェンズ」の解説
シロン 声 - 井上和彦 レジェンズの中でも四大レジェンズといわれるウインドラゴン。風の属性。白いドラゴンで金髪のザンバラ髪をしている。常に飛行帽と青い宝石のような物がついた手袋をつけている。 性格は勇猛果敢ではあるが、少し口は悪く凶暴。 初めはシュウの風のサーガとは思えない性格にあきれていたが、それでも彼は風のサーガを本能からか必死に護り、徐々にその気持ちはシュウを大切に想う気持ちへと変化していく。 普段カムバックしている時は白いねずみのような姿になり「ガガー」としか喋らない。シュウからはリボーンする時以外はでかっちょ と呼ばれている。 最初のエレメンタルレギオン暴走の出来事から、子供達を戦いに巻き込んでいることに負い目を感じはじめた彼は、レジェンズに危険性を感じ始めて子供達を護ろうとするハルカに「もう子供たちを巻き込まないでほしい」と言われ、一時は彼女と約束を交わしてタリスポッドを持ち去り、子供達から離れようとする。しかし、サーガの力なしで弱りきってしまった彼は、シュウの力が自分に必要だと改めて自覚し、シュウの傍に戻ることにした。しかし、その事でハルカの怒りを買い、彼女に排他的な考えをもたらせてしまう。 ガリオン、ズオウと合体すると風のエレメンタルレギオンになる。最初はその力をコントロールできなかったがタリスダムが完成してからは克服する。 自分のウインドラゴンとしての存在意義に疑問を持っていたが、元々ランシーンと一つだった彼はユル・ヘップバーンにより呼び覚まされる際に、レジェンズウォーを起こさないよう分離させられていたということが判明。ランシーンと一つになることでカネルドウインドラゴンとなり、本来の力を発揮する。ウインドラゴンが持つ役割り(レジェンズウォーを起こしてしまう要因)を果たさないようにしようと、子供たちを護るために決意する。 だが後半のある出来事によって、極限状態に陥った彼は暴走し、その結果、自ら人類を滅ぼすための引き金を引くことになるが、シュウの尽力によって正気に戻される。 最終的には自身の記憶が全て消失した状態でねずっちょの姿で転生し、レジェンズの記憶を失ったメグに道端で発見され「可愛い」と言われる。 前半のOPではテレビ本編には出ていないバーサクモードが一瞬登場している。 レジェンズクラブの副部長。コマンドウィンドラゴン シロンがコマンド化した姿。翼が4枚に増え、体は黄金の鎧で覆われている。飛行帽はゴーグルだけになる。必殺技は2つの竜巻を起こす「ダブルウィングトルネード」、腕から竜巻を放つ「コマンドトルネード」など。 ランシーン 声 - 井上和彦 シロンと酷似しているが、体は黒色で金髪を束ねている謎のウインドラゴン。風の属性。手にはめた手袋にはシロンと対照的に赤い宝石のようなものがついている。 シロンとは対照的に冷静で、慇懃無礼な態度である。通常は一人称が「私」だが、まれに「俺」になる。 DWCの実質的な支配者であり、シュウのタリスポッドを狙ってBB達に命じて何度もシュウ達にレジェンズをけしかけさせる。 実はシロンと一つの存在なのだが、レジェンズウォーを起こさせない為に分離されていた。シロンとは違い、彼はウインドラゴンとしての記憶をある程度保持しており、自らの記憶の中にある、ウインドラゴンの本来の役目(レジェンズウォーを引き起こすこと)を目的として活動していたが、記憶が中途半端だった為か、彼は「レジェンズウォー = 人類抹殺」と思い込んでおり、レジェンズウォーの本来の意味を間違えて解釈していたため、自身の半身であるはずのシロンと敵対、ユル・ヘップバーンの暗躍に気づくことが出来なかった。 中盤でシロンと戦うが、シュウの力によって強化されたシロンに返り討ちにされる。その際、外気に翼が触れた瞬間、彼の羽は白く色褪せた。この頃から、彼は未来を予知することが出来なくなる。自分のウィンドラゴンとしての存在に疑問を感じ始めた彼は、シロンを更に敵対視するようになる。 後に同じようにシロンを敵視し始めたハルカ・ヘップバーンと手を組むが、後半でユルに裏切られ幽閉されてしまう。その後、カネルドウインドラゴンのことを解読したハルカから全ての真相を聞き、自分の存在している意味を知った彼は拘束から解き放たれ、シュウの家にてシロンと合体した彼は、カネルドウインドラゴンとして生まれ変わった。ラストで再びシロンと分裂し、その際にハルカやラドの代わりにジャバウォックの心臓を自ら取り込んだ彼は、ジャバウォックごと宇宙空間に消え去ってゆく。最終回の放送終了後のおまけで、黒いねずみの姿で宇宙空間を漂う姿が描写された。 シュウ曰く「ワルっちょ」、シロンには「ワル山ワル夫」などと呼ばれていた。 最後の最後でシュウにレジェンズクラブの扇風機委員に任命された。 カネルドウインドラゴン 声 - 井上和彦 シロンとランシーンがシュウの力によって合体して誕生したウインドラゴン本来の姿。登場した最初は、ランシーンのように冷酷な態度でシロン本人の人格が全く無かった。翼は6枚になり威厳ある姿をしている。 シロン本人が果たしたく無かったレジェンズウォーの引き金を引きかけ、自らもレジェンズウォーに身を投じようとしたがシュウの活躍により阻止され、人格もシロンに戻った。 グリードー 声 - 山口祥行 レジェンズの中でも四大レジェンズといわれるブレイズドラゴン。シロンのライバル的存在。火の属性。赤いドラゴンで翼は炎になっており、ジャケットを羽織っている。 初登場時はファイアージャイアントが起こした火の中から姿を現し、ディーノと出会う。中盤でグリフィンと再会した際、完全に覚醒した。 普段は無口で冷静な彼だが、たまに熱くなる一面もある。また、どういうわけかバラに詳しく、カムバック時はバラの姿となっている。 ウォルフィー、リーオンとは種族を超えて固い絆で結ばれており、「G・W・ニコル」なるチームを結成している(リーオンはチーム名に疑問を感じている、ちなみにこれはC・W・ニコルのパロディ)。リーオンから「グリたん」と呼ばれている。 先代のサーガ、サルバを死なせてしまったことにトラウマを抱えていたが、ディーノの活躍によって、それを克服することに成功する。その為かケンカばかりのシロンとシュウのコンビとは逆に、サーガであるディーノとの仲が良い。 ウォルフィ、リーオンと合体することで火のエレメンタルレギオンになる。 レジェンズクラブの会計委員。コマンドブレイズドラゴン グリードーがキルビートとの戦闘中に進化した姿。ジャケットの下に鎧のような物を纏っており、翼にも縁取りがされている。 ガリオン 声 - 土井美加 レジェンズの中でも四大レジェンズといわれるグリフィンで、四大レジェンズの紅一点。土の属性。 古風で生真面目な性格で、みんなの姐さん的存在でもあり、ウォルフィやリーオンは実際にそう呼んでいるが、ガリオン本人はこれを嫌っている。レジェンズ本来のあり方を語ったりするなど固いところもあり、故に話を聞かないシュウやシロンに苛立つ事もある。だが自身のサーガである心優しく健全な精神を持つマックの事は気に入っており仲は良く、彼に母親のように接していた。やや潔癖症でまだマックがサーガとして目覚めていない時期には闇のレジェンズに囲まれ錯乱する事もあった。 コニーアイランド特製スペシャルガーリックハンバーガーが過去の記憶を思い出すキッカケになった。 エレメントチェンジすることで別の属性および姿になることができる。 シロン、ズオウと合体すると風のエレメンタルレギオンになる。 レジェンズクラブの給食委員。 ズオウ 声 - 齋藤彩夏 レジェンズの中でも四大レジェンズといわれるビッグフット。水の属性。雪男のような姿をしている。 幼い子供のような性格で何事でも片言で話す。性格も子供っぽく一途だが、戦闘時はヴァイキングのような姿になり、並のレジェンズを物ともしない実力を発揮する。 初めてメグと出合ったときは、悪い偶然が重なっていたとはいえレジェンズに恐怖を抱き始めた彼女に拒絶されていたが、共に踊ることで打ち解けた。 シロン、ガリオンと合体すると風のエレメンタルレギオンになる。 シュウ達の野球チーム、リキリキリッキーズのメンバーになったこともある。 レジェンズクラブの保健委員。 ウォルフィー 声 - 中野裕斗 土のレジェンズのウェアウルフ。「G・W・ニコル」の一員。リーオンからは「うーたん」と呼ばれている。 普段はクールに振舞うが、仲間達と共にボケたり突っ込みを入れたり、面倒見のいい一面もある。リーオンとのコンビはいろんな意味で最強。 最初はBBによって、リーオンと共にグリードーの前にリボーンされたが、その後はリーオンと共に、住む場所を探してディーノの家に身を寄せるようになる。 レジェンズウォーの風によって、野生化し暴れてしまうが、ジャバウォックが滅んだことで元に戻った。 戦うときは常に短剣を使い、素早い動きで攻撃する。また、大地に呼びかけて衝撃波などで攻撃する事も可能。 グリードーとリーオンと合体することで、火のエレメンタルレギオンとなる。 レジェンズクラブの体育委員だが、シュウからはよく図書委員(時には狼中年)と呼ばれている。 リーオン 声 - 前田剛 風のレジェンズ、マンティコア。「G・W・ニコル」の一員。ライオンに翼が生えたような容姿をしている。 目つきが悪い(グリードーやウォルフィには「顔が怖い」と言われる)が、仲間であるグリードーとウォルフィーに[〜たん]とあだ名をつけたり、ボケたりするなど中々のお茶目な性格である。 ウォルフィと共に、住む場所を探してディーノの家にやって来て、グリードー・ウォルフィーと共に彼の家に住むこととなった。 レジェンズウォーの風によって、野生化し暴れてしまうが、ジャバウォックが滅んだことで元に戻った。 グリードーとウォルフィーと合体することで、火のエレメンタルレギオンとなる。 レジェンズクラブの図書委員だが、シュウはウォルフィーを図書委員と呼ぶ為「だから図書委員はオレだって」と突っ込みを入れる。 ジャバウォック 声 - 松山鷹志 闇の属性のレジェンズ。人間の心にある恐怖や憎悪などの感情を糧にして成長する。 ユル・ヘップバーンの手により彼の妻であるラド・ヘップバーンの体と恐怖を糧にして甦った。レジェンズウォーで戦い続け、たくさんの生物を苦しめる。 ダンディ 声 - 石井康嗣 4話に登場。19話以降は度々登場する。水の属性。種族はデヴォアクロコダイル。 DWCから交渉人として白いタリスポッドを手に入れにやって来た。しかしシロンの強さを知っているようで、戦いになることは避けたがっていた。雇われの身の柵でシロンと戦うことになってしまうが、一戦の後、(ドラマの影響を受けた)シロンに諭された。 DWCに辞表を出し退社した後は、道路工事の仕事始め、そこでなんと石油を掘り当てる。その後は「ワニの穴」というバーを開く。 レジェンズウォーの風が来たときは、自らの自我と引き換えにアンナを守った。 体が乾くとかゆくなる。小難しい契約書は理解できない。 自分のことをワニと思っていない様子で、ワニと言われることを非常に嫌がっており、ワニと言った相手には恐ろしい顔で「ワニいう奴がワニじゃあああ!!」と怒鳴りながら迫る。 アンナ 声 - 千葉千恵巳 5話に登場。36話以降は度々登場する。風の属性。種族はハーピー。BBとは犬猿の仲。鳥っぽさは残るものの少女のような姿に変身することができる。 BBに半ば脅されてタリスポッドを奪う作戦を立て、シュウ達のクラスに転校生としてやってきてシュウに近づき魅了しようとするが、徐々に彼の純粋さに惹かれる様になる。シュウとはほぼ相思相愛の関係でカップルのように振舞う事もあり、その度にメグから激しく嫉妬されている。 料理は得意と本人は言っているが、ゆで卵と目玉焼きしか作れない。 彼女の目からはねずっちょが“食べごろ”に見えるらしい。 レジェンズウォーの風が来た時はダンディに守られてその影響を受けずに済み、彼からシュウの家に行くよう言われ、そしてシュウに頼まれて、ヨウコの身体をずっと見ていた。 ファイアジャイアント 声 - 松本吉朗 7話・8話に登場。35話以降は度々登場する。 別名:ファイヤードジャイアント。エドの相棒。火の属性。エドとともにDWCを解雇され、以後2人で旅に出る。 実力は高いらしく、苦手とする水属性のレジェンズを複数相手にできる程。 レジェンズウォーの際に理性を失ってしまうものの、エドの「そんなお前なんかファイヤード(クビに)しちゃうぞ!」という一言で理性を取り戻す。その後、エドと活躍する。 サラマンダー 声 - 竹本英史 主に番組後半に度々登場。火の属性。ダンディの後輩的存在。 4話でダンディの口から名前が出て、20話で本人が登場するも、あっさりシロンに敗れ、その後はバー「ワニの穴」の店員となる。
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