グリムノーツからの主要人物
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「グリムノーツ」の記事における「グリムノーツからの主要人物」の解説
エクス ※名前は1章では変更可能だが、2章での再登場時はエクス固定となる 声 - 逢坂良太 / 東城日沙子(アニメ内幼少期) 本編の主人公。 コネクト可能ヒーロー ワイルド/ワイルド(1章) → アタッカー/ディフェンダー(2章) 「シンデレラの想区」出身。運命の書に存在しないシンデレラの幼馴染。 幼馴染であったシンデレラが王子と出会う日にカオステラーによる事件と、レイナたち調律の巫女一行に遭遇し、事件の解決を経て故郷から旅立つことを決める。 出自の関係からシンデレラと、また最初期のイベントでありその後の派生シナリオも存在する「プリンスキッス・エフェクト」に伴い白雪姫と特に深い因縁や思い入れを持つことになる。また、モリガンとの邂逅後はワイルドの持ち主としてモリガンに求められる存在となり、それまでの旅の経緯から深い因縁を持つようになる。 本編1章の最終決戦の後、モリガンの裏にいた『お月様』に身体を乗っ取られ、2章であるRepage編ではプロメテウスと名乗る敵として登場する。後にプロメテウスから解放され仲間になるが、その際には身体を乗っ取られていた影響でワイルドの紋章を失っている。 レイナ・フィーマン 声 - 上田麗奈 コネクト可能ヒーロー ヒーラー/アタッカー 「調律の巫女」と呼ばれている少女。高貴な雰囲気を持つが、実際は方向音痴や腹ペコなど様々なポンコツ要素を持ち周囲を呆れさせることも多い。その食い意地は凄まじく、怪盗であるサードよりも食べ物に限ってのみ高い盗みのスキルを持ち、ヴィランでも食べれそうなら食べてみたいと思っている。 カオステラーにより歪んだ想区の運命の筋書きを、元のあるべき筋書きに正す『調律』の力を持っており、その能力が一団の中心にあることから「調律の巫女一行」と呼ばれる所以となる。 その過去は謎に包まれていたが、「フィーマンの一族」の最後の生き残りであること、生まれ故郷は「白雪姫の想区」であるがすでに滅びていることなどが徐々に明らかになっていく。生まれ故郷をモデルにした小さな世界を本の中に収めた『箱庭の王国』を所持しており、この本を通して導きの栞などの旅に必要なものを入手・管理することができる。 1章最終決戦の後、『お月様』に乗っ取られたエクスにより、他の仲間ともども取り込まれてしまう。後に再編の魔女一行の奮戦により解放され、ドロテア・フィーマンの力で創造主として覚醒するが、かつての空白の書の持ち主としての力は失われており、エクスと再編の魔女一行を見守る。 タオ 声 - 江口拓也 コネクト可能ヒーロー ディフェンダー/シューター 「桃太郎の想区」出身。運命の書に存在しない桃太郎の相棒の青年。本編の開始前からレイナたちと旅をしており、調律の巫女一行ではなく「タオ・ファミリー」だと主張する自称リーダー。 本来は役割の無いただの青年であったが、桃太郎と友人となり、鬼ヶ島への旅に同行する相棒となる。しかし、存在しないはずの相棒をかばって主役の桃太郎が命を落とすという展開により想区の運命は崩壊。似た境遇のシェインの「兄貴分」となり、2人で旅に出ていた。 自分のせいで運命を狂わせた経緯から、世界の在り方にも様々な葛藤を抱えており、敵と内通し一時的に一行を離れることになる(バトルパートでも編成不可となる)。後に聖ジョージとの旅や、別の桃太郎を通し過去を乗り越えて復帰。 1章の最終決戦の後はレイナ同様、エクスに取り込まれ後に解放されるが、空白の書の力は失う。 シェイン 声 - 久保田未夢 コネクト可能ヒーロー シューター/アタッカー(1章) → アタッカー/シューター(2章) 「桃太郎の想区」出身。運命の書に存在しない角のない鬼の少女。本編の開始前からレイナたちと旅をしている。 鬼ヶ島の鬼であり、人間よりも高い身体能力を持ち長命だが、見た目は普通の人間と変わらない。 その容姿から鬼ヶ島で孤立していたが、想区の運命が変わってしまい、その際に同じく空白の書を持ち事態に負い目を感じているタオと出会い、タオの「妹分」となる。 武器マニアで解説させると止まらず、自作の銃が自慢。説明役になることが多い。 1章の最終決戦の後、乗っ取られたエクスに仲間が次々と取り込まれる中、唯一生き延びた。その後はプロメテウスから仲間を取り戻す方法を模索しつつ、ティムを親代わりとして育て、後に再編の魔女一行に合流する。鬼は長命なため容姿はあまり変化していないが、長く生きたことやつらい旅を生き延びたことから、性格は1章よりも大人びた落ち着きを持っている。 ロキ 声 - 水島大宙 レイナと因縁のある自称「魔法使い」。フォルテム教団の一員。 導きの栞と似た「ワイルドの栞」を用いてヒーローの魂とコネクトし、たびたび立ちふさがる。 本来は「魔法使いの弟子」の想区にて才能の無い落ちこぼれの一生を生きる役であったが、カーリーの干渉で運命が変わり想区は崩壊、その際に生き延びたことで空白の書の持ち主となる。自分の救いの無い運命から解放してくれたカーリーに強い恩義を感じその思想にも共感。フォルテム教団に加わるが、彼自身はあくまで教団ではなくカーリー自身に従うという姿勢をとっている。 過去の境遇からひどく歪んだ性格で他者を見下しているが、カーリーが直接的な殺生は好まないため、彼もまた殺生を避ける作戦という姿勢は遵守している。笑い方が特徴的。 白雪姫の想区にて人の域を超えた存在とコネクトし決戦を仕掛けるが敗北、想区ごと崩壊していく中にのまれ行方不明になる。 死んだと思われていたが運よく生き延びており、1章最終決戦を直前に合流、調律の巫女一行(に味方しているカーリー)を助け最終決戦をサポートした。その後はカーリーとともに旅立ち、生涯をかけてカーリーを支え続けた。 カーリー 声 - 上坂すみれ コネクト可能ヒーロー シューター/ヒーラー 「混沌の巫女」の力を持つ少女。フォルテム教団の重要人物。特定の想区の運命に縛られない空白の書の持ち主であり、レイナとは逆に想区の運命を変えるために旅をしている。 混沌の巫女の力の影響で視力はないが、その分見えざるものを感じることに長けている。 ロキといつも一緒に行動している。単に信頼している部下というだけの関係ではなく、ロキ個人を大切な存在として意識している面がたびたび描かれている。白雪姫の想区での決戦にてロキが行方不明となり、タオとともに聖ジョージに救出され一時は行動を共にする。その後、アーサー王の想区での決戦の後、命を落としたファムと入れ替わる形となるタイミングにて調律の巫女一行に加入。教団の黒幕であったモリガンと決裂し、反旗を翻すこととなる。 1章最終決戦の後は、生存していたロキとともに一行と別れたため、エクスの変貌に巻き込まれず生存。フォルテム教団をモリガンの手から離れた研究機関へと組織改革し、その生涯をまっとうした。 ファム 声 - 芹澤優 コネクト可能ヒーロー ヒーラー/シューター レイナの昔馴染みである自称「魔女」。容姿がシンデレラと似ている。 故郷を失い一人で彷徨っていた頃のレイナと出会い共に旅をしていた時期があり、「西遊記の想区」で再会を果たし、一行に加わることになる。 その過去や正体については当初は仲間にもはぐらかしていたが、その正体はシンデレラの想区での『代役』用の少女。シンデレラに不測の事態が起きた場合には「代役のシンデレラ」として運命が書き換わり想区の主役に繰り上がるが、そうでない場合は「妖精の助けが来ないシンデレラ」として悲惨なだけの運命を送ることになる存在。 本来は自分のもとには現れないはずの妖精が現れ、姫になることを願うが、それは妖精に化けたモリガンであり、この願いによって想区の運命が狂い滅ぼされることになった。このためモリガンを強く憎んでいる。 アーサー王の想区におけるモリガンとの因縁の戦いにおいて、仲間を救うために命を落とす(その後は本編ではバトル用にも編成不可となる)。 命を落とした後もエクスとレイナの精神的な支えとして、たびたび勝機へ導いている。 クロヴィス 声 - 河西健吾 コネクト可能ヒーロー アタッカー/ディフェンダー 「青髭の想区」出身。運命の書に存在しないジル・ド・レの執事の青年。 孤児であったところをジル・ド・レに拾われ育てられたことで彼に強い恩義を感じており、「青髭」の運命の通りに彼が狂気に堕ちてなお忠実に仕えている。その立場から当初は敵対するが、後にエクスたちへの恩義と青髭の真相を経て、一向に加わることになる。極度の女嫌いの上、信頼した一部の相手以外に関心が薄いため、エクスとその他の人間とで温度差が激しい。 信仰心が強いのか何かと神の言葉を引用するが、大体拳を絡めた暴力的な言葉であるため周りからは怪訝に思われている。格闘術に長けており、たいていのことは拳で解決する。 1章の最終決戦の後はレイナ同様、エクスに取り込まれ後に解放されるが、空白の書の力は失う。 エイダ 声 - 藤井ゆきよ コネクト可能ヒーロー ディフェンダー/ヒーラー 「いばら姫の想区」出身。運命の書に存在しない、いばらの庭師たる女騎士。 故郷の想区でいばら姫が100年の眠りに就く際、本来では100年の間に失われる運命にあったものを守るために、妖精から不老の力を授かり護りきった。このために容姿は若いが実年齢は100歳を超えており、年齢の話題はNG。 その後自分の力で守れる人を探して故郷を飛び出し、とある「赤ずきんの想区」で主人公一行と出会う。 その後も一行とは別行動を続けていたが、後に一行と行動をともにするようになる。 1章の最終決戦の後はレイナ同様、エクスに取り込まれ後に解放されるが、空白の書の力は失う。 サード 声 - 井澤詩織 コネクト可能ヒーロー シューター/ディフェンダー 「悪漢の想区」出身。運命の書に存在しない、怪盗アルセーヌ・ルパンの孫。本名はクラリス・ルパンだが、ルパン・ザ・サードを名乗っており本名の出番は少ない。 少年のような容姿で一人称はボクだが、少女である。エクスのことを「おにーさん」と呼ぶ。 故郷の想区がカオステラー化したカリオストロ伯爵夫人によって運命が捻じ曲げられ、数年後保護者と共に祖父と父の仇を討とうとしている時に主人公一行と出会う。先祖譲りの能力とコネクトの能力により、変身による多彩な立ち回りが持ち味。 1章の最終決戦の後はレイナ同様、エクスに取り込まれ後に解放されるが、空白の書の力は失う。 キュベリエ 声 - 丹下桜 浄化の女神。穢れたシンボルを浄化する泉を管理している。無数の想区に存在し、互いに記憶を共有しているなど超常的な『すーぱー女神ぱわー』を持つ。 正真正銘の神であるため、本気を出すとヒーロー以上の力を発揮するが、基本的にポンコツ。好物はホットケーキ。レイナ一行からもエレナ一行からも基本的には尊敬されず、友達感覚、それも会うたびに厄介ごとを頼んでくる面倒な腐れ縁として扱われることがしばしば。それでもその力は確かであり、たびたび裏でしっかり活躍している。 時間や想区の枠を超えて存在できる性質から、1章・2章を通し本編・イベント全ての出来事を把握できている、まさしく神視点として登場する。このため、過去のイベントのことに言及したりイベントシステムの説明役、また2章のキャラに1章のことを話すといった、繋ぎの役割も担っている。 モリガン 声 - 能登麻美子 災厄の魔女。「混沌の巫女」の始祖たるフォルテム教団創始者。 現在の名乗りは故郷である「アーサー王の想区」の魔女から捩ったもので本名は別にある。プレイヤー操作キャラではないが、エクスと同様にワイルドの空白の書の持ち主であることが明かされている。 かつて「グリムノーツ」と共に旅をしていた空白の書の持ち主であったが、多くの創造者に囲まれる中で、自ら物語を生み出したいがその才能の無い自分の存在価値に苦しむようになる。その後、なんらかの出来事により無数のヒーロー、カオステラーの魂を取り込んだ怪物へと変貌しグリムノーツとは決裂した。通常のコネクトと異なり、人を吸収、自分に従う人形として召喚といった能力を持ち、吸収できる数も縛りが無い、極めて危険な存在。 本編の遥か昔から暗躍してきた全ての元凶であり、最終決戦にてついに撃破されたかに思えたが、実はこれまでの暗躍は彼女自身ではなく、彼女にとり憑いた『お月様』と呼ばれる存在が元凶であることが発覚。 2章においては『お月様』と切り離されたことで彼女本来の一面と思われる言動の変化も見られるようになったが、それでも再び『お月様』と一つになることを望んでおり、再編の魔女一行とプロメテウスの間を揺れ動く存在となる。 シェヘラザード 声 ー能登麻美子 「千夜一夜物語」に登場する語り部。暴君シャフリヤールを物語を語ることで鎮めた賢い女性。 「アラジンと魔法のランプ」や「アリババと40人の盗賊」などのイマジンを用いる。 後述の『グリムノーツ』の創造主たちと異なり、彼女は「千夜一夜物語の想区」の主役でありながらその世界の中で物語を紡ぐ創造主でもあるという、特殊な存在として登場する。
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