グリムニル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 04:50 UTC 版)
「フロントミッションシリーズの登場人物」の記事における「グリムニル」の解説
名の由来は北欧神話の主神オーディンの別称の1つから。活動の拠り所とする思想原理は公式に存在せず、自我を失ったS型被験者を軸にベルナルドが私的な理由で動かしてきたと思われる。 モーガン・ベルナルド(声:銀河万丈) (Morgan Bernardo) 登場作品:『5th』 年齢:オリジナル・推定41歳(2050-2091)、個体1・推定48歳(2050-2098)、個体2,3・推定62歳(2050-2112) 国籍:不明(アイルランド系?) 身体:♂ 身分:グリムニル首領 搭乗WAP:鋼天、テラーウルフ、ブルータルウルフ 身長、体重、血液型等のパーソナルデータはもちろん、思想原理さえ謎に包まれたテロリスト。元は脳神経学と臨床の権威でS型デバイスの基礎を作った人物だったが、その研究が祟り、公的な場から追われた。 作中では自己陶酔癖が強い面を多く見せ、不可解な行動を取ることが多かった。 第2次ハフマン紛争中、オリジナルと思しきモーガン・ベルナルドがサカタインダストリィ社と何らかの関係があったと思われる。 モーガン・ベルナルドと呼ばれる個体は第2次ハフマン紛争で失われたが、この時既に人格をデータとして残すことに成功し、並列化した同位体が複数存在する。本人の言葉を借りるならば「死という概念を超越した存在」とも呼べる。 なお、同位体のほとんどがモーガン・ベルナルドと同じ顔をしている点は組織の顔である彼のカリスマ性を活用するがため、整形して用意したものと考えられる。 グレン・デュバル(声:大川透) 登場作品:『5th』 年齢:(2064.7.23-2112.7.9) 国籍:O.C.U.(ハフマン島フリーダム市出身) 身体:186cm・82kg ♂ 身分:グリムニル構成員(2098〜2112年)、S型デバイス(2091年〜2112年) 搭乗WAP:グレン専用ゼニス、ブルータルウルフ モーガンが施したS型デバイス転換手術により、人格を失い、モーガンの右腕として活動してきた。ウォルターの問いに機械的に応答し、親友であるはずのランディを何のためらいもなく殺害するなど、完全に機械に取り込まれたかのように見えたが、左手を握ったり開いたりする彼特有の癖や少年の頃に3人で撮った写真をコクピットから剥がしていないなど、わずかではあるがグレン・デュバルという人間の「個」は残っていたような描写がある。リアクター内で対S型特殊兵器の攻撃を受けたショックで機外に放り出された際、システムから解放されて人格を取り戻し、ウォルターとの再会を果たした。
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