ぼんとは? わかりやすく解説

ボン【(フランス)bon】

読み方:ぼん

多く複合語の形で用い、よい、うまい、などの意を表す。「—サンス」「—ボワイヤージュ


ボン【Bonn】


ぼん【凡】

読み方:ぼん

常用漢字] [音]ボン(呉) ハン(漢) [訓]すべて およそ

[一]ボン

全体通じておしなべて。「凡百

一般的で特に目立たない。普通。「凡作凡人凡打凡退凡夫凡庸超凡非凡・平凡・平平凡凡

[二]ハン全体にわたるさま。あらまし。「凡例

名のり]ちか・つね・なみ

難読大凡(おおよそ)


ぼん【凡】

読み方:ぼん

[名・形動ごく普通であること。ありふれていること。また、そのさま。平凡。「—ならざる才能


ほん【品】

読み方:ほん

【一】[名]

古代の中国で、官人与えられていた位階

日本で、親王内親王与えられ位階一品から四品まであり、無位の者は無品(むほん)とよばれた品位(ほんい)。

日本で、位階異称

【二】接尾上に来る語によっては「ぼん」「ぽん」となる。

仏教で、極楽往生する者の能力性質などを等級分ける語。上中下に分け、さらに、それぞれ上中下に分ける。→九品(くほん)

仏典の中の編や章に当たるもの。「方便—」


ぼん【品】

読み方:ぼん

接尾「ほん(品)【二】」に同じ。「三—成就


ぼん【坊】

読み方:ぼん

《「ぼう」の音変化

僧侶。「—さん」

(主に西日本で)男の子丁寧に、また親しみ込めて呼ぶ語。江戸中期まで男児女児どちらにも用いた。ぼうや。ぼっちゃん


ほん【本】

読み方:ほん

【一】[名]

書籍書物。「—を読む」「—の」「美術の—」

脚本台本。「—読み

模範とすべきもの。手本。「手習いの—とする」「行儀作法の—になる」

もととなるもの。主となるもの。根本また、本分。「学業を—とする」

本当であること。真実

冗談ではなし、—の事」〈露伴一刹那

【二】[接頭]名詞に付く。

今、現に問題にしているもの、当面のものであることを表す。この。「—議案」「—大会

それがいま話している自分にかかわるものであることを表す。「—大臣としては」

きょうの。本日の。「—未明

【三】接尾助数詞漢語数詞に付く。上に来る語によっては「ぼん」「ぽん」となる。

長い物、細長い棒状のものなどを数えるのに用いる。「鉛筆五—」「二—の道路

剣道柔道などで、技(わざ)の数を数えるのに用いる。「二—を先取する」

映画作品の数を数えるのに用いる。「主演作五—」

本の画像
書籍のつくり

ぼん【本】

読み方:ぼん

接尾「ほん(本)【三】」に同じ。「三—立て映画


ぼん【×梵】


ぼん【×梵】

読み方:ぼん

《(梵)brahman音写から》

インドバラモン教における最高原理。世界創造根本原理ブラフマン

梵天1神格化したもの。仏教取り入れられ守護神の一となった

清浄神聖なもの。


ぼん【犯/煩】

読み方:ぼん

〈犯〉⇒はん

〈煩〉⇒はん


ぼん【盆】

読み方:ぼん

常用漢字] [音]ボン(呉)

口が大きく開いた浅い器。「盆景盆栽盆石

くぼんだ形。「盆地海盆

食器などをのせて運ぶ平たい道具。「角盆茶盆丸盆

盂蘭盆(うらぼん)。「旧盆新盆(にいぼんあらぼん)・初盆(はつぼん)」


ぼん【盆】

読み方:ぼん

《「盂蘭盆(うらぼん)」の略》

盂蘭盆のこと。お盆。《 秋》「御仏淋しき—とおぼすらん/一茶

盂蘭盆供物布施

七月十五日に—を奉りし女」〈今昔・二四・四九〉


ぼん【盆】

読み方:ぼん

物をのせて運ぶのに用いる縁の浅い平たい器。

丁半ばくちで、壺を伏せる所。盆茣蓙(ぼんござ)。また、ばくち場。賭場。「—を開く」

平たい鉢形瓦器。「覆水(ふくすい)—に返らず

家。宿。また、席。特に、男女密会の席。

「逝(い)なうにも—はなし」〈浄・歌祭文


ぼん 【盆】

盂蘭盆

盆(ぼん)


盆 【ぼん】

俗にお盆」。盂蘭盆会うらぼんえ)の略。民間習俗として死者の霊が帰るときと言われ7月15日前後行われる新暦7月のほか旧暦に近い1ヶ月後の8月15日前後に行うところが多い。迎え火焚いて迎え送り火焚いた灯篭流したりして見送る。盆棚施餓鬼棚作ったり、仏壇前に灯篭提灯など飾る。死後最初に来る盆を新盆にいぼん)、初盆はつぼんと言い、特に大切に行う。

ぼん、ぼんさん

大阪弁 訳語 解説
ぼん、ぼんさん 息子
儿子、兒子
坊さん商家息子ご令息男児敬称敬称略場合は「ぼん」。この写真男の子誰だっか?うちのぼんだっさ。


ぼん、ぼんさん、ぼんちゃん、ぼんぼん、ぼんこ、ぼんち

大阪弁 訳語 解説
ぼん、ぼんさんぼんちゃんぼんぼん、ぼんこ、ぼんち 坊っちゃん
儿子
坊。坊坊。坊稚。良家息子ご令息。「ぼんち」は「ぼんちゃん」のこと。「ぼんぼん」「ぼんこ」はやや丁寧な言い方だが、育ち良くて世間知らずだというニュアンス込められていることもある。商家丁稚のことも「ぼんさん」と呼ぶこともある。


読み方:ぼん

  1. 賭博開帳及其現場。〔第三類 犯罪行為
  2. 賭博開張現場。「盆茣蓙」からか。
  3. 賭博為す場所(相撲に於ける土俵に相当す)。幅三尺長さ一間乃至二間にて貸元貫禄に依り長さ異にす。
  4. 賭博をなす場所。盆ござの省略語。〔博〕
  5. 賭博開帳現場盆茣蓙から出たもの。

分類 博/犯罪賭博

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ボン (曖昧さ回避)

(ぼん から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/21 15:07 UTC 版)

ボンぼん

地名

  • ボン(Bonn) - ドイツの都市。
  • ボン郡(Bong) - リベリアの郡。

人名

  • - 漢姓のひとつ。
  • ボン - 漢姓のひとつ、の音写。
Bon
Von
Vonn
その他
通称
  • ぼんちゃん - 日本の映画評論家、西田和昭の通称。お笑い芸人時代のコンビ名・芸名に由来。
  • ぼんちゃん - 日本の漫談家・歌手、東京ぼん太の通称。
  • 凡ちゃん - 日本のタレント、大木凡人の通称。
  • ボンちゃん - 東京月島の三谷葬儀社で飼われているリクガメ[1]
キャラクター名

その他の名称

関連項目


  1. ^ [英BBCの記事 https://www.bbc.com/news/av/world-asia-33164705]
  2. ^ おおこしたかのぶほうとうひろし『昭和ちびっこ広告手帳2 : 大阪万博からアイドル黄金期まで』青幻舎、2009年10月20日、33頁。ISBN 978-4-86152-212-3 

ぼん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 21:10 UTC 版)

若井ぼん・はやと」の記事における「ぼん」の解説

2001年第19回参議院議員通常選挙に、自由連合公認参議院比例区から立候補する落選

※この「ぼん」の解説は、「若井ぼん・はやと」の解説の一部です。
「ぼん」を含む「若井ぼん・はやと」の記事については、「若井ぼん・はやと」の概要を参照ください。

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