東京ぼん太とは? わかりやすく解説

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東京ぼん太

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/07 13:58 UTC 版)

東京 ぼん太(とうきょう ぼんた、1939年4月7日 - 1986年10月14日)は、日本の芸人、歌手、漫談家。栃木県出身。トレードマークは唐草模様風呂敷。本名は中山孝一。

来歴・人物

作新学院で野球をやっていたが、肘のケガで中退する。コメディアンを志して上京した。芸名の由来は「東京の上野駅に着いた時にボーンと鐘が鳴った」ことが芸名のヒントになったといわれる。キャバレーなどを転々とした後に、1960年頃から寄席に出演。1963年からは唐草模様の風呂敷包みを背負ってテレビに登場して「夢もチボーもないね」「イロイロあらあな」など、栃木訛りを誇張したギャグで人気を博した。

レコードも発売しており「マアいろいろあらァな」は、20万枚のヒットとなった[1]

しかし1976年賭博容疑で逮捕され、1978年に復帰するも長期の謹慎を余儀なくされて寄席も出演が無く地方廻り、キャバレーを主とした。晩年は不遇であり、郷里の栃木県で芸能活動をしていたが深酒が祟って体調を崩し、1986年に胃癌で死去。47歳没。

主な出演

映画

テレビ

ラジオ

レコード

  • マアいろいろあらァな / 東京の田舎ッペ(1966年12月)
  • なぐさめ / あんたしっかりしてンね(1967年3月)
  • 浮気しないで待ってておくれ / 真夏の夜(1967年7月)
  • 涙のペケ子ちゃん / マイ・シスター(1967年10月)
  • ぼんちゃん音頭(1968年4月)
  • こころ変り / 俺ら田舎ッぺ(1968年7月)
  • 淋しいグラス(1969年3月)
  • われらサラリーマン / あんな男のどこがいい(1969年5月)
  • 流し屋ブルース / からくさ三度笠(1969年10月)
  • 俺がやらなきゃ誰がやる / カウンター暮らし(1971年3月)
  • 命です泪です惚れてます / 雪子のお店(1978年9月)
  • 帰って来た田舎ッぺ / 愛(サラン)(1985年7月)

脚注

  1. ^ 週刊新潮』2022年2月3日号、140頁。

関連項目

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