ぼっ‐ちゃん【坊ちゃん】
読み方:ぼっちゃん
ぼっちゃん【坊っちゃん】
坊っちゃん(ぼっちゃん)
東京の物理学校を卒業して松山の中学校(当時)に数学の教師として赴任した主人公「坊っちゃん」が赴任先の学校で出会う同僚の教師や生徒との出来事を描いた文学作品。夏目漱石が1906年、雑誌「ホトトギス」に発表した。
「親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている」の一文で始まり、反骨精神に基づく痛快な勧善懲悪の物語として、多くの人々に読まれてきた。小説の舞台となった松山では、坊っちゃん団子や坊っちゃん列車など観光に取り入れて街づくりを進めている。
夏目漱石自身、1年だけ松山に英語教師として赴任したことがあって、その体験をベースにフィクションとして小説化したらしい。漱石は松山で出会った高浜虚子に誘われて俳句や文学の道に進んだと言われている。
「坊っちゃん」が発表されて、ちょうど100年を迎える。小説の舞台となった松山をはじめ、全国各地で記念イベントが行われている。
(2006.04.09掲載)
坊ちやん
ぼっちゃん (映画)
(ぼっちゃん から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/26 09:54 UTC 版)
ぼっちゃん | |
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ぼっちゃん | |
監督 | 大森立嗣 |
脚本 |
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出演者 | |
音楽 | 大友良英 |
撮影 | 深谷敦彦 |
編集 | 早野亮 |
公開 | ![]() |
上映時間 | 130分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
『ぼっちゃん』は、2013年の日本映画。大森立嗣[1]が監督を務め、秋葉原通り魔事件を扱うドラマである。2013年3月16日で公開された。
キャスト
スタッフ
受賞
- 第23回日本映画プロフェッショナル大賞[2] 作品賞・新進男優賞
脚注
- ^ “ぼっちゃん (2012)”. allcinema. 2025年3月9日閲覧。
- ^ “日プロ大賞、作品賞は「ぼっちゃん」!主演俳優賞は高良健吾&前田敦子”. eiga.com (2014年4月20日). 2025年3月9日閲覧。
外部リンク
ぼっちゃん
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ねこが子猫の時に、親とはぐれて途方に暮れていた所を拾ってくれた小学生の男の子。ねこのことは「ねこちゃん」と呼び、いつも一緒にいた。お金持ちの息子だが、両親が不仲で子供にも興味がないらしく、いつも独りぼっちだった。両親が離婚し、母親に引き取られたが、海外に移住するため、離婚と同時に、ねこと生き別れとなった。
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