その他の人物など
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「やったねたえちゃん!」の記事における「その他の人物など」の解説
コロちゃん 元々は、実母に貰った熊のぬいぐるみ。伯父から凌辱を受けた際に半分に切断され、ゴミ箱に遺棄された。後に補修され、体内に鋼線を仕込んだ殺害道具となる。また、たえない子の移動手段として補助的な役割も果たす。主人格のたえ子とだけ会話が出来る。言葉を喋り出すものの、実はイマジナリーフレンドである。 たえない子 小野たえ子が実母からの虐待によって、解離性同一性障害(多重人格障害)を発症、母親を慕う主人格と母親を憎む副人格に解離し、副人格が「たえない子」と自称したもの。主人格のたえ子や菊香が危機的状況に陥った際に覚醒する。超人的な身体能力を有し、殺人を「ゴミ掃除」と称して躊躇無く実行する。ただし活動時間に制限があるのが欠点で、たえ子を認める発言をした菊香には手加減をしている。また、三柴に対しては一応の味方であることは理解している。「家族の存在は忌むべきもの」という感情を持ちつつも、家族を大切にするたえ子の意思をある程度尊重して菊香を助けに行く。 江里奈(えりな) 名字不明。ぬいぐるみであるコロちゃんと話すたえ子を見て陰湿ないじめを繰り返す。たえない子によって制服を裂かれた恨みからたえ子を騙して鬼怒川次郎率いる暴走族「罵威亜愚羅」のメンバーに差し出すも、江里奈自体も犠牲になりかけるが、覚醒したたえない子の暴れっぷりを目の当たりにしたトラウマと駆けつけた三柴に固く口止めされたのを機に、たえ子へのいじめをやめて媚びへつらうようになった。 菊香が誘拐されるところを偶然目撃してしまい、たえ子に報告をする。 鬼怒川次郎(きぬがわ じろう) 暴走族「罵威亜愚羅」三代目総長。山奥の廃工場をアジトとしており、レイプが趣味のモヒカンの男。尊敬している兄の一郎よりも背が高い。(自分の部屋はペンキで「そう長」と殴り書きしている。)覚醒したたえない子によってあっさりと縦に真っ二つに切断されて死亡。 「罵威亜愚羅」のメンバーのほとんどはたえない子に惨殺されてしまい、生き残った数人の内の3人は猟銃でたえ子を背負った菊香を狙撃しようとしたところを鷺沼警部に銃刀法違反で現行犯逮捕された。 鬼怒川一郎(きぬがわ いちろう) 鬼怒川次郎の兄。陳さん曰く、凶暴性と戦闘力だけで「角川組MF会」の若頭までのし上がった人物。凌遅刑を伴う拷問が趣味であり、気の弱かった次郎を鬼畜に育て上げた人物でもある(一郎の脳内では次郎がかなり美化されている)。現場を逃げ出した副総長の眼をスプーンでくりぬいたり、挙句の果てには顔を殴って首を吹き飛ばしたり、一人で武器を持った陳さんの部下のグループを惨殺したり、その力は桁違いであるが根は単純で、副総長のもう片一方の眼もくりぬこうとした時に舎弟のノブに「そうしたら敵を探せなくなる」と諭されてやめるほどである(「闇金ウシジマくん」に登場する鰐戸三蔵の設定に似ている)。ノブとは同性愛の関係にある。実弟の次郎のことは本当に大切に思っていて、その次郎を惨殺した犯人を捜すためにたえ子を追っているが、自分自身の背中にも1というタトゥーが彫られている。たえない子との対戦では当初は左腕を切断、右腕を骨折させた上で有利に進めるも、三柴の援護もあり、最終的には輪切りにされる。息を引き取る際に、次郎と共に義父により性的なものを含む虐待に遭っていたこと、謎の黒づくめの覆面男性が現れ能力を与える提案をされていたこと、それにより得た力を使い義父を殺害して次郎と一緒に家を飛び出したことを思い出す。 城崎伸(しろさき のぶ) 愛称「ノブ」。角川組MF会では鬼怒川一郎の補佐役的な役割を担い、一郎とは同性愛のパートナーでもある。一郎をコントロールできる恐らく唯一の人物。普段の服装はオールバックの髪型に眼鏡にスーツ。ネイティブの中国人と普通に会話できるほどの語学力があり、成績も優秀である。中学時代、ガリ勉であることを理由にいじめられていたが、一郎に結果的に助けられ、昼寝しているところにお礼の挨拶をする。その力故に孤独であったであろう一郎はそれに対し怒るどころかその場で集会に誘うなどある程度心を開く。その後暴走族「罵威亜愚羅」に正式に入会し、知的戦略部門に従事し、一郎をはじめとして団員の尊敬を集め、居場所を確保した。東大(本作では「東喬大学」)卒業後、一郎率いる暴力団に入る際において仁義を切ったときに一郎を「兄貴」と呼ぶも一郎から「俺の弟は次郎だけだ」という旨の発言をされ、殺害された次郎の敵を討つことにより一郎に次郎のことを忘れさせ、本当の弟分になりたいと思っている。一郎が殺された後、たえ子達が住む「なのはな学園」へ行き返り討ちをしようとするも、陳一派に拉致されて生きたままバラバラに切断されて死亡。 陳(ちん) 中華料理店「陳々楼」の店主であると同時に、チャイニーズマフィアのボスでもある。三柴に依頼されて、たえない子に殺された「罵威亜愚羅」(彼は「珍走団」と呼ぶ)のメンバーの死体の処理を請け負う。三柴の過去を知っており、よく言えば中立的であるが功利的な面があり、「お金をたくさん提供してくれた方の味方になる」旨の発言をしており、三柴の味方と言うわけでなく、寧ろ自分が鬼怒川一郎によって脅迫された際には三柴の情報を売って取引を図ろうとしていた。一郎により部下が殺害された報復としてノブを拉致し、生きたままバラバラに切断する。 鷺沼警部(さぎぬま) 所轄の捜査1課警部。小野権造バラバラ殺人事件とクラス担任殺人事件を担当する。たえ子が双方の事件に関与していることに刑事の直感で疑念を抱く。 鷹彦(たかひこ) 名字不明。鷺沼警部の部下である男性で、柔道90kg級を誇る元強化選手。鷺沼の命令で雀と共にたえ子を尾行するが、たえない子にフランケンシュタイナーをかけられて敢えなく気絶させられてしまった。 雀(すずめ) 名字不明。鷺沼警部の部下である女性で鷹彦の後輩に当たる。何かと拳銃で人間を撃ちたがる危険な性格の為、鷹彦や鷺沼に止められている。たえ子を尾行した時に鷹彦が気絶したのをいいことに、たえない子と決闘を始めて、鋼線から一瞬で脱出するなど五分五分の戦闘力を見せる。「悪・即・BANG(バン)!」が口癖で、左の脇腹に2のタトゥーがある。たえ子を誘拐に来た角川組MF会の組員たち全員の脳天を撃ち抜き射殺した。鷺沼たちが角川組MF会のアジトを捜査した際たえ子達を見つけ、たえ子と後日決闘をしたいために逃した。 病ン坊、魔ー坊(やんぼう、まーぼう) かつて殺し屋狩りを生業としていた三柴を襲った刺客。病ン坊は細身で長髪で額に「病」のタトゥーがあり、魔ー坊は肥満体で頭頂部以外剃り上げて額に「魔」のタトゥーがある。本来三柴にかなう相手ではないが、三柴が右足を怪我していたために後れを取る。セリフの節々に「天気予報」「トラクター」という言葉が出てくるが、実在の企業との関係は不明。覚醒したたえない子によって魔ー坊は横にスライスされる。かなわないと見て病ン坊は菊香にナイフを当てるが、簡単に手首ごと斬られた上に縦にスライスされる。 桜子(さくらこ) 医療施設「能登診療所」を経営する女医で、たえ子と菊香を治療する。たえ子の驚異的な治癒力に驚きながら三柴が無茶をして右足が治らなかったことに不満を漏らしていた。
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その他の人物など
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「School ぷろじぇくと☆」の記事における「その他の人物など」の解説
宮前圭太(名前変更可) 本作の主人公。転校してくる初日に飛行機事故に遭い、深夜の寮に静かに入り込み(忍び込んだとも)、朝起きたら小桃の胸を掴んでしまい、蛍と雫に刑罰まで下されそうになるなど結構災難に巻き込まれやすい体質。しかし作風の変化もあり、恋愛感情を抱いた相手には自分からも積極的にアプローチする一面も持つ。 基本的には優しい性格だが、勇気があって熱血漢。苦境に立たされても、その苦境に心が折れそうになるヒロイン達を支える強さを持つ。 フウキくん 雫が作ったロボット。シンプルでレトロな外見をしているが、雫の謎の技術力の塊である。背中に定規を背負い、眼鏡をかけている。 人間との完全な言語によるコミュニケーション能力、感情を備えた人工知能、細かい作業もこなすマニピュレーターなど基本性能だけを見れば極めて優秀なロボットであるのだが、性格が悪くロクでもないことばかりしでかすため、当の雫からも「ポンコツ」扱いされるほど。ハイパーブースターと呼ばれる飛行用バーニアまで内蔵されており、超高速飛行が可能(ロクに制動できないが)。しかしフウキくん本人は雫を強く信頼しており、彼女の役に立とうと努力している。
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