宇治採茶使
(お茶壺道中 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/13 04:52 UTC 版)
宇治採茶使(うじさいちゃし)は、京都府宇治市の名産品である宇治茶を徳川将軍家に献上するための茶壷を運ぶ行列のこと。俗に御茶壷道中という。宇治では茶を栽培製茶して茶壺に詰めるまでが茶師の仕事で、その茶壺を運搬するのは購入者が行なうことになっており、幕府の場合、その茶壺運搬を御茶壷道中と称して幕府の威勢を示すのに利用した[1]。
|
- ^ <論説> 江戸時代の宇治茶師 穴田小夜子、学習院史学、(8)、47-70(1971-11-30)
- ^ 上林春松本店:御物茶師
- ^ 藤原緋沙子・インタビュー 二十年以上かかった卒業論文――ライフワークを書き終えて新潮社『波』2017年10月号
- ^ 幕末百話 篠田鉱造 著 岩波書店 1996.4 ISBN 4-00-334691-2 p47-50、p69-71
- 1 宇治採茶使とは
- 2 宇治採茶使の概要
- 3 関連書
お茶壺道中(毎年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 19:52 UTC 版)
往路は東海道で茶壺が運ばれ、宇治で新茶がつめられて、帰路は中山道を経由するというのが通例だったが、元禄以降、帰路は美濃路経由で東海道を通った。
※この「お茶壺道中(毎年)」の解説は、「美濃路」の解説の一部です。
「お茶壺道中(毎年)」を含む「美濃路」の記事については、「美濃路」の概要を参照ください。
- お茶壺道中のページへのリンク