鬼
おに【鬼】
読み方:おに
[名]
1 仏教、陰陽道(おんようどう)に基づく想像上の怪物。人間の形をして、頭には角を生やし、口は横に裂けて鋭い牙(きば)をもち、裸で腰にトラの皮のふんどしを締める。性質は荒く、手に金棒を握る。地獄には赤鬼・青鬼が住むという。
2 《1のような人の意から》
3 鬼ごっこや隠れんぼうで、人を捕まえる役。「—さん、こちら」
「南殿(なんでん)の—の、なにがしの大臣(おとど)脅かしけるたとひ」〈源・夕顔〉
6 飲食物の毒味役。→鬼食(おにく)い →鬼飲(おにの)み
「鬼一口の毒の酒、是より毒の試みを—とは名付けそめつらん」〈浄・枕言葉〉
[接頭]名詞に付く。
2 残酷・無慈悲・非情の意を表す。「—婆(ばば)」「—検事」
3 外見が魁偉(かいい)・異形であるさま、また大形であるさまを表す。「—歯」「—やんま」
[補説] 近年、俗に、程度がはなはだしいさまを表すのにも用いられる。「—のように忙しい」「—うまい」「—電(でん)(=短時間に何度も電話をかけること)」
作品名別項。→鬼
おに【鬼】
おに
ヲニ
ヲニ
鬼
鬼
鬼
名字 | 読み方 |
鬼 | おに→ぬくたに |
鬼 | ぬくたに→おに |
鬼
姓 | 読み方 |
---|---|
鬼 | おに |
鬼 (曖昧さ回避)
(おに から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/04 18:34 UTC 版)
鬼(おに)
- 鬼 - 日本に伝わる、頭に角を持ち、紅や藍の肌をした頑強な巨人。
- 死霊
- 邪神
- 翻訳語
- 鬼部 - 漢字の部首。
- 鬼宿 - 二十八宿(中国天文学の黄道星座)の第23。
- 鬼 (ラッパー) - ヒップホップ・ユニット鬼一家のリーダー。
- 鬼 (聖飢魔IIの曲) - 聖飢魔IIの1992年の楽曲。
- 鬼 (クリープハイプの曲) - クリープハイプの2016年の楽曲。
- 鬼 (DEVILOOFのアルバム) - DEVILOOFの2019年のアルバム
- 鬼・オニ - 「とても」や「たいそう」などの程度を強調する俗語。「鬼かわいい」等で用いられる。文化庁の『令和2(2020)年度 国語に関する世論調査』において、対象者の4.8%が「使うことがある」と回答[1]。
- ^ “令和2年度「国語に関する世論調査」の結果の概要”. 文化庁. 2023年11月5日閲覧。
おに
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 20:38 UTC 版)
1本角の生えているねこようかい。小柄で豆やそれに似たものが苦手で丸い形状をペースト型の餌を見た時も隠れるほどだった。毛色は赤く、虎柄のパンツを履いている。ブツブツがついた長い棒を前足で持つことができる。2年前に弱っていたところを若い男性に保護された。
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おに
出典:『Wiktionary』 (2021/07/04 10:13 UTC 版)
名詞
- 日本における代表的な伝説上の生物。強力な力を有し、暴力的で冷酷非情とされる。姿は、角を有し、牙をたくわえ、虎の褌のみ半裸で、全身赤又は青のものが現代では一般的。世の中に災厄を与える妖怪としての存在の他、地獄の獄卒とされる。
- (語源としては異なる外来語)仏教の鬼の仮名書き、仏法を守る護法の神でもある羅刹天。[2]
- (語義1、2より転じて)天上の神に対して、地上の神、国つ神、荒ぶる神。
- (語義1、2より転じて)仏教の夜叉(wp)、地獄の獄卒とされる牛頭・馬頭、地獄で餓鬼に対する羅刹(wp)を指す。
- (俗語)(語義1より転じて)餓鬼をさして、おにと俗称する。[3]
- (古語:現代でも稀に)追放された者、山賊(wp)・海賊などの社会からの逸脱者、また先住民(蝦夷・熊襲など)・異人(wp)・山姥(wp)・山男(wp)などの見なれない、異形の者の事。
- (古語)(語義6より転じて)、天狗(wp)はもとより、山伏や山間部に住む山窩(wp)などを指すこともある。
- 冷酷な人。
- (語義8より転じて)(情けや、良心を持っていても)あえて厳しく接すること。[4]
- 心を鬼にする
- (語義8、9より転じて)冷酷だと思われるほど物事に精魂を注ぐ人。
- (語義10より転じて)特に勝負事において、秀でた能力や集中力を有する人や動物。
- 死んだ人の魂。
- 遊戯において、(一時的に)他の遊戯者と別の不名誉な役をつとめる人。[5]
語源
関連語
翻訳
- イタリア語: demone, mostro
- 英語: fiend、demon(a demon for work:仕事の鬼)
- スペイン語: demonio, diablo, monstruo
- フランス語: monstre、bourreau(bourreau de travail:仕事の鬼)
- ポルトガル語: demónio, monstro
- 英語: tagger (en)
接頭辞
祙
祙 |
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鬼
魕
魕 |
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「おに」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女は父親のほおにキスした
- 1杯のワインを飲むと彼女のほおに赤みがさしてきた
- 彼女は笑うとほおにえくぼができる
- 彼女のほおにほんのり赤みがさした
- コンビニの棚には,ほんのわずかのおにぎりしかなかった
- 赤ちゃんのほおに軽くふれた
- 赤ん坊のほおに軽くキスする
- 彼は赤ん坊のほおに軽くキスした
- 彼女は娘のほおにキスをした
- おにぎりで腹ごしらえする
- 彼女のほおに涙が流れた
- 彼女は彼のほおに大きな音を立ててキスをした。
- 彼女のほおには青銅色のつやがあった。
- 「振り棒」はからざおに取り付けられた棒です。
- でも私はおにぎりが一番好きです。
- お昼ごはんに牛肉と焼きそばとおにぎりを食べた。
- おにぎりを拾った。
- 美味しそうなおにぎりを拾った。
- おにぎりはお米で作られている。
- 私はコンビニに寄っておにぎりと飲み物を買いました。
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