魚津のタテモン行事 (富山県)
魚津のタテモン行事
区分
重要無形民俗文化財
所在地
富山県魚津市
保護団体
魚津たてもん保存会
公開日
8月7・8日
資料一覧
解説
魚津市諏訪町に鎮座する諏訪神社の8月7日・8日の例祭に,豊漁と航海・操業の安全を祈願して氏子町内からタテモンまたはマントウとも呼ばれる作り物が7基出される。タテモンは長さ3メートル,巾2メートルの橇型の台に全長15メートルほどの杉の心棒がたてられ,行灯や絵入りの丸提灯がつけられる。この行事は夜の行事であり,夕刻には提灯に灯が灯されて神社への宮入が行われる。境内に激しく回転し,最高の見せ場となる。竿灯などの眠り流しの要素と風流灯籠などの風流行事の様態がうかがわれ,この地方を代表する祭りとして貴重である。
魚津のタテモン行事
祭礼(信仰): | 青柏祭の曳山行事 青森のねぶた 高山祭の屋台行事 高岡御車山祭の御車山行事 魚津のタテモン行事 鳥出神社の鯨船行事 鹿沼今宮神社祭の屋台行事 |
たてもん祭り
(魚津のタテモン行事 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 15:41 UTC 版)
たてもん祭り(たてもんまつり)は、富山県魚津市の諏訪神社の夏季祭礼である。1970年(昭和45年)から魚津観光まつり(後にじゃんとこい魚津まつり)のイベントのひとつとなり、毎年8月の第1金曜日・土曜日の2日間に渡り行われている。2006年(平成18年)までは8月7日・8日に行なわれていた。なおこの祭礼は、国の重要無形民俗文化財に指定されているほか、ユネスコの無形文化遺産に登録されている。
- ^ 『山・鉾・屋台 無形文化遺産 18府県の祭り33件一括 ユネスコ補助機関勧告 県内から3件』北日本新聞 2016年11月1日1面
- ^ 『高岡御車山 魚津たてもん 城端曳山 無形文化遺産に登録、山 鉾 屋台 18府県33件一括 ユネスコ委』北日本新聞 2016年12月2日1面
- ^ 『ユネスコ登録も担い手が不足 魚津たてもん祭り 少子高齢化進み』北日本新聞 2018年8月19日25面
- ^ 『魚津たてもん 曳き回しせず』北日本新聞 2020年4月16日27面
- ^ a b 『たてもんに北陸新幹線 東京のイベント来月引き回し PRデザインで下額新調』北日本新聞 2014年12月22日25面
- ^ 『展示用たてもん登場 海の駅蜃気楼 本物そっくり』北日本新聞 2017年12月10日22面
- ^ 『子どもたてもん新調 新川森林組合 スギ贈る』北日本新聞 2022年4月28日20面
- ^ 『子どもたてもん完成 魚津こども園 川原保育園 来月 祭りで引き回し』北日本新聞 2022年7月15日20面
- ^ 『全国山・鉾・屋台魚津大会で初 たてもん3基同時回転』北日本新聞 2012年5月1日25面
- ^ 『豪快3基引き回し・魚津春のたてもん』北日本新聞 2012年5月13日1面
- ^ 『よっしゃ来い!!CHOUROKUまつり 明日 迫力満点たてもん曳き回し』北日本新聞 2014年5月17日23面
- ^ 『たてもんにドーム沸く ふるさと祭り東京 魚津の団員曳き回し』北日本新聞 2015年1月13日22面
- ^ 『東京ドームでたてもん 来年1月 全国の祭り集結』北日本新聞 2017年10月11日31面
- ^ 『魚津 伝統継承へプロジェクト始動 「たてもんの森」植樹』北日本新聞 2017年10月29日24面
- 1 たてもん祭りとは
- 2 たてもん祭りの概要
- 3 たてもんの森
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