舞台・地名
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「GetBackers-奪還屋-」の記事における「舞台・地名」の解説
新宿 いわゆる「表」の街。本編ではあまり出てこない。 裏新宿 物語の主要舞台。新宿の路地裏の先にある日本のスラム街で、世紀末大不況に伴う治安の悪化などで誕生した。最奥部には街の象徴である巨大な廃墟ビル・無限城が聳え立つ。GetBackersが拠点にしている喫茶店「Honky Tonk」もこの街の近くにある。犯罪行為が目立つなど、治安は新宿などの外界に比べて劣悪である。 物語後半まで、無限城城下町と混同されたこともある。(「GetBackers-奪還屋-裏」より)初期は、普通の概観の低い廃墟ビルが建っていたが、物語が進むにつれて原作の無限城で見られる鳥篭バルコニーや中国語の看板があるビルが多くが出た。 無限城 「無限城」を参照 軍艦島 ACT.7「女神の“腕”を奪り還せ!」に登場。 表向きは金持ち向けのオークションの会場であり、作中ではミロのヴィーナスの腕の披露会が行われ、世界中に中継放送された。しかしその裏では、オークションを利用した違法な物品の取引も積極的に行われている。地下は広大で入り組んでおり、迷いやすい。無限城との関連も囁かれたが、仔細は不明。 地獄谷 ACT.10「永遠の絆を奪り還せ!」に登場。人里離れた森の奥深くにある。鬼里人の本拠地。かつては、ここで魔里人と共生していた。最奥に蟲宮城がある。
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舞台・地名
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「サイボーグクロちゃん」の記事における「舞台・地名」の解説
桜町 サイボーグクロちゃんの舞台となる町。原作では、異世界サバイバル編冒頭で北海道にあると判明した。 テレビシリーズでは細かい言及はなされておらず、東京から北海道へ向かう図が示されたこともあるが、冬に豪雪が降り積もるなど北国的な描写もなされている。 (2016年1月23日の記念イベントでは、練馬区あたりであると言及された。) 中心街には大王デパートやナカトミ銀行などの高層ビルが立ち並んでおり、複線の鉄道も通っているが、貨物輸送用のディーゼル機関車しか確認されていない。またゲームでは地下鉄が複数確認されている。郊外に行くと住宅が広がっていて、フジ井家や鈴木の勤める桜小学校などがある。桜町内かどうかは明かされていないが、近くには剛たちの住むゴミの島があり、クロ達が引き起こす騒動に"免疫がない"、港湾部の街も確認されている。 フジ井家 ジーサンバーサンが住む木造庭付き一階建ての家。クロは大抵ここの縁側で昼寝をしている。庭にはジーサンが育てていると思われる盆栽がいくつかある。マタタビは家を建て直したときにいろんな場所にこっそりと仕掛けを施しているらしい。築年数の高い家であったが、マタタビ登場時に壊されて以来、幾度となく倒壊(破壊)されるようになり、そのたびにマタタビが立て直すようになる。 ジーサンバーサンが小金を溜め込んでいるため空き巣に幾度となく狙われている、という設定があったが、第1話以外に特にそのような描写はない。 なお、その後の書下ろしで、住所は「桜町2条14丁目」であることが剛の口から語られている。(新装版第2巻)。 桜小学校 鈴木の勤めている小学校。鈴木の担当クラスの生徒全員がゲーセンで補導されたり、校舎が何度も破壊されたり、遠足で遭難したりとトラブルが多い。 ゴミの島 剛たちの住んでいる島。いろいろなスクラップが捨ててあり、中にはデビルの封印されたファンシーケースや、ゾンビウイルスが入った試験管などの危険なものまで混じりこんでいる。剛たちはこの中からスクラップパーツを集めて、自身の住居を始め、数々の武器やロボットを製作している。 ゴッチのシマ 廃工場街。ゴッチがボスを務める野良猫軍団の住処だった。最終話で、桜町からあまり離れていないことが明確に描かれた。 非常に入り組んでおり、老朽化も進んでいる。当初、迷い込んだクロが、サンカク・ホクロから逃げ回った結果、コンクリートを崩して心ならずも2匹を殺害することになった。また、少し離れたところに、人間が生ゴミを不法投棄して行く場所があり、ゴッチ達の食料源となっていた。 ゴッチ達がカラス達を迎撃した際、中心部の焼却炉に詰め込まれたガソリンで爆破され、炎上。ゴッチ達はここをシマとすることを諦め、桜町の方へ旅をした。 その後もひっそりと存在していたらしく、最終話では、粗大ゴミの不法投棄に最適の場所として一部の人間の間で有名になっていた。また、かつての軍団を髣髴とさせるカラス達が住み着いていた。ゴミ処理トラックに巻き込まれたナナはここに迷い込むが、クロが救援に駆けつけ、2人でひと時を過ごすところで原作は終了した。この時、クロは自分の過去を回想し、「一人ぼっちの自分を受け入れてくれた場所」と話した。 異世界 見渡す限り砂漠が広がる謎の世界。雪かきの間にロミオとジュリエットがミサイルを焚き火にくべて大爆発を引き起こした結果、空間に亀裂が入り、クロたちはこの世界へ迷い込むこととなった。 砂漠と言っても、構成する砂の粒子が非常に細かいため、徒歩で行動しようとすると体が沈んでしまう。そのため、異世界の人々の移動手段は船・軍艦しかなく、さらにはサイボーグの魚達が泳いでいるなど、実際には海に近い。木々などの自然はタブーにしか存在せず、人々がどのように食料を調達しているのかは不明。また、空母が存在するのにもかかわらず飛行技術の一切が失われている。砂漠の全容は長らく不明だったが、コタローの想像図によると、ちょうど中心部にタブーが存在していた。 砂漠の歴史については異世界の人々もよくわかっていない。数年前までは、統治能力に優れた偉大な王がおり、平和な時代が続いていたが、彼が死んだことで2人の息子が王位を巡って戦争を起こしており、クロたちが迷い込んだ時には、人々はそれに巻き込まれていた。 バイスによると、その正体は、「クリエイター」という存在によって300年以上前に作り上げられた人工世界である。実態は、地球平面説をそのまま再現したかのような平らな世界であり、タブーを中心にした円形の、いわば“地の果て”が存在する世界である。「クリエイター」が、人々からニューワールド=新世界を隠すために作り上げ、人々を閉じ込めたとされる。この砂漠世界は新世界の地下に建造されており、砂漠世界の天井を突き破ることで新世界に到達できる。空は、人工のスクリーンに映し出された偽物であり、天頂部の明かりが太陽と月を兼ねていた。飛行技術が失われたのは、このスクリーンに激突する事故が多発したためだった。地の果てでは、地球平面説の海のように、砂が流れ落ち続けている。「レッドライン」と呼ばれるラインがあり、これを超えると砂の流れが激しくなって帰ってこれなくなるということだけは砂漠の人々も知っていた。コタローが王の資料を纏めた結果、そのレッドラインはちょうどタブーを中心とした円形(地の果ての手前)を描いており、彼の研究を裏付けることになった。 シスカとコタローがタブーの秘密を解き明かし、装置を作動させたことで、崩壊。人々は、タブーに乗って新世界へと脱出した。 タブー 禁忌の名を持つ、円錐型の遺跡。砂漠の中で、この遺跡だけは自然が生い茂っていた。周囲には激しい砂嵐が起こっており、300年の間、人々の侵入を拒み続けていた。 その正体は、新世界へと脱出する、人型の巨大な飛行機械。砂嵐は、「クリエイター」が起こした人工のものだった。管理はバイスに任されていたが、兄弟の戦争が最終局面を迎え、自身もクロという好敵手を見つけたのを機に、管理を放棄。クロ達の前で300年続いた砂嵐が止むことになった。 先代の王は、このタブーにこそ人々が幸せになる鍵があると信じ、研究を続けていた。その息子2人は、タブーを手にしたものが王位を手にすると勘違いしていたが、上述の通り実際は全く違うものであった。コタローによって王の資料が纏められ、その秘密を暴かれた。 シスカとコタローが作動させたことで、砂漠を崩壊させ、人々を乗せて新世界へと脱出する。装置作動スイッチの前には、砂漠の人々に立ち去れと命令する、「クリエイター」のメッセージが遺されていた。 軍艦島 異世界の砂漠に浮かぶ、数十隻の空母と軍艦によって構成された島。甲板の上はビルが立ち並ぶ街となっており、1000人の軍人と2500人の民間人が生活している。「砂漠のオアシス」と呼ばれており、異世界の住人達のほとんどが住む街だったが、すでにかなり老朽化が進んでおり、結局、後に戦闘によって分解させられてしまう。住人の台詞から、数年ないしは数十年の間に建造された、比較的新しい島であった様子。
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