食料源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/03 07:10 UTC 版)
アカゴマ(亜麻仁)やゴマはリグナン源として最も知られている。アカゴマにおける主要なリグナン前駆体はセコイソラリシレシノールジグルコシドである。その他のリグナン源としては、穀物(ライムギ、コムギ、エンバク、オオムギ)やカボチャ種子、ダイズ、ブロッコリー、豆、チョウセンゴミシ果実のような一部の果実などがある。 セコイソラリシレシノールとマタイレシノールは食物中で発見された最初の植物リグナンである。ピノレシノールとラリシレシノールは、食事における全リグナン摂取に実質的に寄与しているものとして、より最近同定された。典型的には、ラリシレシノールとピノレシノールが全リグナン摂取量の約75%、セコイソラリシレシノールとマタイレシノールが約25%を占めている。この比率は、食物中のシリンガレシノールとヒドロキシマタイレシノールの量が厳密に定量されていないため、変わる可能性がある。 リグナン源: 食品100 g 中の含有量アカゴマ 300,000 µg (0.3 g) ゴマ 29,000 µg (29 mg) アブラナ属野菜 185 - 2321 µg 穀類 7 - 764 µg 赤ワイン 91 µg 近年の研究によって食品中のほ乳類リグナン前駆体の複雑性が示されている。この研究で分析された22の種、同定された24のリグナンの一部について下記の表に示している。 ほ乳類リグナン前駆体はアグリコンとしている (µg / 100 g)。主要な化合物は太字で示している。 食材ピノレシノールシリンガレシノールセサミンラリシレシノールセコイソラリシレシノールマタイレシノールヒドロキシマタイレシノールアカゴマ 871 48 not detected 1780 165759 529 35 ゴマ 47136 205 62724 13060 240 1137 7209 ライムギふすま 1547 3540 not detected 1503 462 729 1017 コムギふすま 138 882 not detected 672 868 410 2787 エンバクふすま 567 297 not detected 766 90 440 712 オオムギふすま 71 140 not detected 133 42 42 541
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食料源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 21:18 UTC 版)
多くの水生動物は広範囲に付着生物を餌としている。とくにマラウイ湖のムブナシクリッドは、付着生物を餌とするために適応した魚の例としてよく知られている。例としてラベオトロフェウス・トレワバサエやゼブラなどが挙げられる。それらはスクレーパーのような歯を持っており、岩から付着生物をそぎ取ることができる。海洋生物群集では、付着生物という食料源は、そのようなカサガイやウニなどの動物にとって重要なものである。
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