職種別賃金とは? わかりやすく解説

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しょくしゅべつ‐ちんぎん【職種別賃金】

読み方:しょくしゅべつちんぎん

事務営業製造研究などの職種別に定めた賃金職種によって賃金水準異なる。欧米諸国では一般的な賃金制度で、日本でも導入進んでいる。


職種別賃金

職種別賃金とは? 職種別賃金とは、事務営業製造研究開発など、職種ごとに異な賃金体系評価基準設ける、欧米では一般的な賃金体系長年全社一律賃金制度大半企業が採ってきた日本においても、近年徐々に広まってきています。

職務給

(職種別賃金 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/01 10:20 UTC 版)

職務給(しょくむきゅう)は、従事する仕事の内容や職務の価値で決定する賃金である。その職務は職務記述書(ジョブディスクリプション)に記載される。

欧米で広く採り入れられており、日本における属人的な「職能給」「年齢給」とは対をなす賃金制度である[注釈 1]

職務ごとに、その価値、難易度などによって賃金があらかじめ決まっており、労働者はより条件の良い職位を求めて昇格あるいは転職する。「職能給」や「年齢給」とは異なり説明性、客観性が高いのが特徴である。

EU諸国では指令により、同一職務における時間当たりの賃金が、企業規模や雇用形態(フルタイムパートタイム派遣など)を問わず、産業横断的に統一されている[1]。これがすなわち同一労働同一賃金の原則である。

脚注

注釈

  1. ^ 日本でも非正規雇用については職務給である。また、公務員の特別職指定職も、ポストごとにただ一つの給与が対応するため職務給といえる。

出典

  1. ^ パートタイム労働指令 (97/81/EC),有期労働指令 (99/70/EC),派遣労働指令 (2008/104/EC)

参考文献

  • 手島勝彦『職務給制度の研究』大学教育出版、1997年

関連項目


職種別賃金

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 09:17 UTC 版)

賃金」の記事における「職種別賃金」の解説

いわゆる職務給企業超えて職種ごとに設定され労働市場横断的賃金である。営業研究などといった職種ごとに、賃金体系異な形態。そのため、人事考課で「一律基準では職種ごとの特性反映することができない」といった不満を解消したり、競争力の高い職種賃金上げたりすることによって優秀な人材確保することができる。米国欧州などでは一般的な制度で、日本でも花王富士電機などが導入している。

※この「職種別賃金」の解説は、「賃金」の解説の一部です。
「職種別賃金」を含む「賃金」の記事については、「賃金」の概要を参照ください。

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