第1期〜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 22:54 UTC 版)
如月沙也華(きさらぎ さやか) 声 - 大原さやか 下地島基地の教官。美風たちには厳しい鬼教官として恐れられているが、誰よりも彼女たちのことを気にかけている。現役時代に迎撃に失敗して多くの犠牲者を出してしまったことがトラウマとなり、パイロットを引退。以後は教官の職に就いていたが、「コード00」発令の際には美風たち3人が不在でパイロットが不足したことから彩雲と組み、迎撃任務に当たる。迎撃に際してブランクがあることを岩崎から不安視されるが、「心はいつも現役」と一笑に付していた。ミサイル発射直前で一瞬過去の出来事が頭を過るものの直後我に返り、無事に任務を完遂した。ナイジェル87級の彗星が連続で落下してきた際にも、「若い子たちに負けていられません」「そんな心配そうな顔なさらないで」と告げて、再びパイロットとして出撃した。 和馬にベタ惚れしており度々モーションを掛けるが、当の和馬には上手くかわされている。和馬と旧知の仲でもあるランのことを一方的にライバル視しており、彼女が和馬に接すると嫉妬心と敵意を剥き出しにする。酔っ払うと他者の目もはばからずに和馬に抱きつく等、勤務中の姿からは想像できないほどに豹変する。ある意味では美風たちよりも子供っぽい所がある。『ADVANCE』ではミッターヒューバーから熱烈なラブコールを受けているが、なびくことなく和馬を引き寄せる材料にしており、圭による口説きも受け流している。 岩崎和馬(いわさき かずま) 声 - 辻谷耕史 下地島基地の教官。かつてはコメットブラスター(CB)でもあった凄腕のパイロットで、現在に於いてもその腕は衰えていない。候補生たちが迷いを抱いている際には、さり気なく彼らに助言することもある。候補生時代には中華料理店「広陳」で世話になっており、飼い猫のアリスに「テイトク」という名を付けた。最近では、ランとの関係を美風たち候補生から怪しまれることもある。 『ADVANCE』では、再度CBとして第8オービタルステーションに所属していたが、無人迎撃機を推進する司令官の方針に納得できず、下地島基地に戻ってきた。 藤谷圭(ふじたに けい) 声 - 関智一 下地島基地の教官で、眼鏡をかけている。和馬と長年コンビを組みナビゲーターを務めている。普段は軟派で女垂らしなセクハラ教官であるが、根は真面目で責任感があり、時折1人の大人として候補生たちに厳しい現実論を話すこともある。ナビゲーターとしての腕は世界レベルであり、和馬のサポートを難なくこなす。 『ADVANCE』では佐古にあやかって、将来結ばれる女性にプレゼントすべく指輪を大事に磨いている。終盤、どさくさに紛れて沙也華に指輪を渡そうとするものの、丁重に断られた。 佐古浩一郎(さこ こういちろう) 声 - 岩田光央 下地島基地の教官兼整備班主任。オービタルステーション司令官の宙美春は工学部門の後輩で、後に夫婦関係となったが現在では別居状態。しかし、それでも彼女への愛を変わらず持ち続ける。下地島基地の人たちからは「佐古っさん」という愛称で呼ばれている。辛いことや嬉しいことがあると美春の名前を絶叫するのが癖。自身に娘がいることを知らない模様。既に開発中止となった「ストラトス・ゼロ」(後のストラトス・フォー)を自分だけで復活させるという、無謀な挑戦を行っていた。下地島基地にはレシプロエンジンのプロペラ機は配備されていないが、迎撃準備時に気分で「ペラ回せ!」と言ったことがあり、若手パイロットである池田に突っ込まれていた。 「佐古」という名字は、かつて岩田光央が子役時代に生徒役として出演したドラマ『1年B組新八先生』での役名と同じである(偶然かスタッフの狙いかは不明)。 宮沢翼(みやざわ つばさ) 声 - 田坂秀樹 下地島基地の候補生の1人。美風や彩雲に対して何かと難癖をつけて口喧嘩をすることが多い。その上、自らの実力に自信過剰気味で女に目がないと周囲からの印象はかなり悪い。『ADVANCE』では、テストパイロットとしての道を歩むが、命令違反と試作機損壊のために下地島へ戻されることになってしまう。その後、しばらく下地島の病院で空と共に入院中であったが、終盤でパイロットに復帰した(ただし、命令によるものではなく独断)。 池田空(いけだ そら) 声 - 吉野裕行 下地島基地の候補生の1人。大人しく常に周囲への気配りを行うが、候補生たちの中でも比較的真面目な性格で、暴走気味な翼をたしなめることも多い。パイロットよりメカニックとしての才能がある模様で、最終話では「ストラトス・フォー」2号機のレーダーが万全ではないことを無線通信で忠告している。『ADVANCE』では、翼と共にテストパイロットとしての道を歩むものの、彗星撃破のためとはいえ命令違反の上に試作機を壊したことで、翼と同様に下地島へ戻される。しばらくの間、病院で療養中であったが、終盤でパイロットに復帰した(翼と同様、独断)。 ロバート・レイノルズ 声 - 秋元羊介 下地島基地の司令。天体危機管理機構上層部の陰謀に立ち向かう良識を持った人物の1人で、美風たち若者が自分たちの夢を目指していけるよう支える。性格も容姿もイギリス紳士らしく、常にスーツ姿。御厨リンやその亡夫の御厨丈とはともに「ストラトス・ゼロ」開発の中核メンバーだった古い付き合いで、今でも気があるのか、時折彼女にアプローチすることも。 向日塔子(むかい とうこ)【管制官A】 声 - 木村美佐 下地島基地の女性管制官。あまり他人を疑おうとしない素直で優しい性格。怪しさを漂わせる月野に対しても、第12話での借りもあるのか、OVAのCODE:X-2では警戒心を抱くどころか、灰皿を差し出すなどの気遣いをする。母親と2人暮らしであり、霧子たち3人の新入りCB候補生を自分の家に迎え入れている。任務中もいつも私服。 「向日塔子」の名前は、公式サイトでの募集によって決められた。 御厨リン(みくりや リン) 声 - 京田尚子 下地島の中華料理店「広陳」の女将で、美風たち4人の候補生の面倒を見ている。旧姓は大前田。かつては、亡き夫と共にSS機関に関わっており、「ジェット・リン」というあだ名を持った迎撃部隊発足時のエース・パイロットで、CBたちからは今も尊敬の眼差しを受けている。 御厨ラン(みくりや ラン) 声 - 根谷美智子 広陳のウエイトレスで、リンの孫娘。下地島基地の男性たちからも人気があり、美風たちからは和馬と男女の関係にあるのではと噂されている(実際、ラン自身も和馬に気があるような素振りを見せている)。それゆえに、沙弥華からは露骨に敵視されているが、ラン本人は沙弥華を全く気にしていない。 天然ボケで大人しそうな外見とは裏腹に、拳法の使い手でもある模様。謎の武装集団が広陳に乱入してきた際は、それらしき構えを見せた(後に誤解があったとはいえ、『ADVANCE』ではその腕を発揮している)。 御厨アリス(テイトク) 声 - 浅野まゆみ 広陳で飼われているメス猫。和馬が広陳で世話になっていた時、彼から「テイトク」(提督)と呼ばれ続けたことで、すっかりその気になってふてぶてしい性格となり、今ではほとんどの人たちからテイトクと呼ばれる。鈍重な体格とは裏腹に知能は高く、人語をかなり理解できる。また、猫であるにもかかわらず水浴びが好きで、風呂や海水浴を好む。 近所の人たちからも可愛がられ、オヤツを貰っていたことですっかりデブになってしまっているが、目つきはリン譲りできつく、野良猫との喧嘩においても無類の強さを誇る。 岩崎ショーグン 声 - 石毛佐和 下地島で暮らしていた天涯孤独の子猫。下地島基地がテイトクのせいで騒動となった際にテイトクと出会い、彼女に付きまとうが、うっとうしがられる。その後、野良猫に襲われた所をテイトクに助けられ、成り行きの末に和馬に「ショーグン」(将軍)の名を貰い、引き取られることとなる。テイトクと共同生活することで彼女と同様に風呂を好むようになった。テイトクに懐くあまり、彼女の真似ばかりするようになっている。
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第1期〜
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月野(つきの)(査問官) 声 - 大塚明夫 名前は不明。美風がメアリー彗星迎撃のミスをした際に行われた査問会に出席した、天体危機管理機構の諜報部に所属すると思われる謎の男。ヘビースモーカー。目付きといい、わざと人の神経を逆撫でする発言といい、本来なら下地島基地と敵対する位置にいる男と思われたが、香鈴が誘拐された際には美風たちの手助けをするなど謎が多い。実は若い頃に幼い香鈴とステーションで出会っており、当時の香鈴もまた月野に懐いていた。このことからも、SSの寄生から香鈴を守れなかったことを今でも後悔しており、彼女を助けようとしていたのは何らかの目論見では無く本心であった。 本庄麗華(ほんじょう れいか) 声 - 増田ゆき 美風の姉であり、モデル並の外見であるが、フランスのパリにおいて凄腕のエース・パイロットを務めている。美風とは姉妹喧嘩が絶えないようだが、本当は両親の親バカぶりによって色々と振り回されてしまっている美風のことを心配している。美風曰く「優秀な姉を持つと、妹はひねくれる」らしい。 本庄天留彦(ほんじょう てるひこ) 声 - 水内清光 美風の父であり、世界を股に掛ける民間機のエリートパイロット。その著書は、天体危機管理機構やパイロットたちの教科書にも載っている有名な人物。世界中を飛び回っているだけあって、英語混じりな口調で喋るのがクセになっている。ただし、家庭的には親バカなところがあり、ストラトス・ゼロを蘇らせようとする美風たち4人を頭ごなしに反対しただけでなく、他の基地に転属させようとしたこともある。 本庄菖(ほんじょう あやめ) 美風の母であり、自らもパイロットである。夫の天留彦と同様パイロットであるためか、夫の無茶な行為にも特に疑問を抱くことはない。美風たちのストラトス・ゼロを蘇らそうとする行為には反対していたが、リンの説得によって認めるようになった。 中村大道(なかむら だいどう) 声 - 宮田光 彩雲の父であり、地元において政治家を務める。つまらないことで天留彦と大人気なく張り合っている。天留彦並の親バカであり、娘の彩雲たちがストラトス・ゼロの修復を誰かに唆されてやっている(あながち間違いでもない)と言い張り、自らの影響力を使用して彼女たちを転属させようとした。 『ADVANCE』では、彩雲がCBの試験に落ちたことで手紙を送っているらしく、内容は不明だが、それが原因で彩雲は酷く落ち込んでいた。 中村法恵(なかむら のりえ) 声 - 金野恵子 彩雲の母。夫や他の親たちと同様に、ストラトス・ゼロを蘇らそうとする行為には反対していたが、リンの説得によって認めるようになった。 『ADVANCE完結編』では、倒れてしまったらしく、これが原因で彩雲は急遽帰郷せざるを得なくなった。 中村修平(なかむら しゅうへい) 声 - 佐々木瑶子 彩雲の弟。小学生くらいの外見。生意気でやんちゃ盛りな年頃のためか、彩雲と姉弟喧嘩をよくしている。 土井彼留斗(どい かると) 声 - 立木文彦 静羽の父。芸術肌のカメラマンであるが、そのセンスはかなり独自性を追求している(悪く言えば、変な趣向を好む)。 「君の存在する今という一瞬をフィルムに焼き付ける。それが僕と君という親子の会話だ」と言っているなど、娘の静羽を大切に思ってはいるが、彼女との親子でのコミュニケーションは非常に不器用な模様。こういった部分による反発から、静羽はライセンスマニアになってしまっているらしい。 如月凪沙(きさらぎ なぎさ) 声 - 幸田夏穂 沙也華の母。彼女が過去に迎撃任務を失敗してしまったことでパイロットを引退してしまったことを知っているため、早く落ち着いて欲しいと懇願しているようで、色々とお見合い写真を見せている。
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