竜鳴館のキャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:37 UTC 版)
竜鳴館にて登場するサブキャラクター。 橘 平蔵(たちばな へいぞう) 声:川中嶋悟(つよきす・みにきす)、比留間京之介(2学期・3学期) 誕生日:3月14日 学園の館長で、米軍から「彼が戦争に出撃していたら勝敗は分からなかっただろう」と言われるほどの最強の肉体と精神を持つ。拳法部の顧問で、超人的な技を披露することも多い。「侠・義・漢」の3つ単語のうち、何か1つでも入っていたらどのような陳情でも認める豪快な人物で、学園の運営でも一風変わったテストやイベントを行っている。「漢」について熱い持論や哲学を持ち、思想の歪んだ者を一晩で更生させる。厳格なイメージがあるが生徒たちの学園生活においては自主性を重んじ、ほとんど束縛していない。キャラクターのモチーフは中国の英雄。学園から見える烏賊島は、自然を壊すことを嫌った彼が丸ごと買い取った。竜鳴館の女子体操着がブルマなのは単に彼の好み。「ヘリから投下された鋼鉄を拳で打ち砕く」「氣で小型艇を爆破する」「道場破りをして集めた看板でイカダを作り、太平洋を横断した」などの数多の超人的エピソードがある。なお、童貞である。 劇中においては乙女を凌ぐ最強クラスのキャラクターであり怪光線(実際にゲーム画面上にエフェクトが走る)と共に繰り出される催眠術(平蔵マジック)や気合を注入して桜の開花を早めたり、局地的な気候干渉・変動すらも可能(ただし生態系への悪影響がある為なるべく行わないことが良いとしている)というほとんど不可能の無い人物である。 西崎 紀子(にしざき のりこ) 声:まきいづみ 身長160cm B86 / W58 / H86 誕生日:2月22日 レオ達と同学年で2-A。広報委員会に所属し、活動の一環でよくカメラを持ち歩き、写真撮影を行っている。気弱な上にかなり口下手で、ほとんどの感情を自分にとってもっとも発音しやすい「くー」の一言で表現する。何を言っているかは2-Aのクラスメート達には何となく見当がつく。写真撮影をするために色々と出歩くので運動は得意で、とあるルートでは積極的にC組に対抗する場面もある。勉強もそこそこ出来るが数学(計算)ができない。スタイルがいい(Dカップ)。 素奈緒や村田に懐いているが、主人公に思いをよせるルートもある。 村田 洋平(むらた ようへい) 声:中本伸輔 誕生日:2月22日 2-Aのクラス委員長。「難儀だな」が口癖。学年2位の頭脳の持ち主でありながら拳法部では乙女に次ぐ実力者。蹴り技が得意。部の主将である乙女を尊敬しており、またエリカにも憧れているが、本人からは全く相手にされていない。自分に懐く紀子を、文句を言いつつも世話を焼いている。たまにワルを気取るが、本質的にはお人よし。超絶に不細工な12人の妹を持ち、よく自分の妹を知り合いに押し付けようとする(ただし100%善意である)。C組のレオをライバル視しており様々なルートで熱い火花を散らすが、理由もなく敵対することはなく、場合によってはゲームで仲良く対戦することもある。また、レオたちのことも学園の仲間としっかり思っているようで、共通の難題や敵が現れたときは、なんのわだかまりもなく協力し合う。レオや紀子たちが馬鹿にされたときに本気で怒るなど、彼も仲間思いのツンデレである。なぜか他人になかなか名前を覚えてもらえず、レオによく名前を間違われる。 文武両道で家事も出来、リーダーシップもあるのだが対戦相手を舐めてかかる悪癖があり、一度劣勢になると焦りから実力を発揮できない事が多い。 土永さん(つちながさん) 声:川中嶋悟(つよきす・みにきす)、比留間京之介(2学期・3学期) 祈の側にいるオウム。人間とコミュニケーションを取れるほどボキャブラリーが豊富。毒舌で祈の代わりに痛い本音を喋ることが多いが、調子に乗りすぎて自分が追い込まれるとただの鳥のフリをし始める。やけに古い知識を持ち、よく人生について渋く熱く語るがその内容は主に昭和初期の内容。また、2学期ではありがたい話として豆知識を語るようになる。縁日で捨て値で売られていたところを祈に買われた過去があり、祈の家では家事をこなしている。鳥なのに鶏肉が好物で、インコと間違えられることを嫌う。たまにサングラスをかけているが、校則違反なので乙女に没収されている。 ソフガレノベルズ版には彼の日常を追いかけたエピソードが収録されている。 一人称は「我輩」。非現実的な事を嫌い、シニカルな性格をしており後述の権田瓦さんとはそりが合わない。命名の由来は祈によると「じっと見つめていると顔の輪郭が語感的に『土永さん』と言う気がしてくる」との事から。 イガグリ 声:中本伸輔 レオのクラスメート。野球部所属で本名は不明。成績は新一と競い合うほど悪い。田舎から出てきたのでいつも「〜だべ」と田舎口調で喋っている。2学期では伊賀愚李とも呼ばれる。好きな女の子は野球部のマネージャー(顔もスタイルも養豚場の豚のよう)で、ライバルのマルガリと取り合っている。フォークボールを投げられる。テスト中はよく消しゴムのカスを集めて遊んでいる。 3学期では1年の北海道牛子という顔もスタイルもホルスタインのような女生徒を鉢巻先生と取り合おうとしている。 鉢巻(はちまき)先生 声:間寺司 誕生日:5月5日 一部のルートのみ登場する竜鳴館の体育教師。授業中に男子生徒を引き連れて女子生徒の授業風景を見に行くなど、授業態度は真面目とは言えない。常に笑顔を絶やさない事をモットーとしている。 2学期では立ち絵が追加され共通ルートでも登場するようになる。サングラスに竜鳴館ロゴ入りジャージ姿であり、顔の特徴からキモメンと呼ばれていた。また、なごみのクラスである1-Bの担当教師になり、なごみに竜鳴祭を積極的に行動するように促していた。 以下は2学期から追加されたサブキャラクター 霧島 あかり(きりしま あかり) 声:青山ゆかり 身長153cm B86 / W59 / H84 誕生日:6月28日 2-Aの担任教師で、化学を担当している。自称永遠の18歳だが、実年齢は24歳である。女子生徒に対しては誰に対してもフレンドリーであり、生徒を名字ではなく名前で呼んでいる。きぬは自分の名前にコンプレックスがあるので彼女を嫌っている。 男性恐怖症であり、授業でも必ず男子生徒とはある程度距離をとり当てないようにしている。そのため、男子に一定以上の距離に近づかれると、失神するか教室から逃走するという噂がある。 第一化学実験準備室を自分の滞在場所にしており、生徒からはあかり先生の巣と呼ばれている。なお、この部屋の前にも男子禁制と書いてある。 竜鳴館教師の例に漏れず個性が際立っており、数々の珍発明や実験を行い校内の揉め事発生源となっている。 時折、ジャガイモの澱粉を使った実験、ニトログリセリンの合成など化学とは関係ない授業もやる。通勤には車を使っている。 権田瓦さん(ごんだがわらさん) 声:陳幻齋 人語を解する海亀科のタイマイ種。首に「瀬麗武」と書かれた首輪をつけて宙に浮いている。海上で瀬麗武に拾われて以来、行動を共にする。なお、瀬麗武は彼をペットではなくコラーゲンたっぷりの非常食とみなしており、少し太らせたほうがいいと言っている。 名前は瀬麗武に顔とフィーリングで決めてもらった。瀬麗武は「非常食にエサを与えるのは本末転倒」という理由でエサを与えていない。愛称は「ゴン」や「ゴンダ」。自分のことを「カメ」と呼ばれることを嫌う。一人称は「某(それがし)」。 自分をゆとり世代に生まれたと語り、生徒たちに自由に伸ばし夢を追い求めることを語る。そのため、厳しくも常に現実を見ることを話す土永さんと仲が悪い。海亀だがゴーグルがないと海水を顔につけることができず泳ぐことができない。おしゃれサングラスをかけることもある。ショックを受けると「ソーバッド」と叫ぶ。
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