秋田県立 山王工業高校とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 秋田県立 山王工業高校の意味・解説 

秋田県立 山王工業高校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 05:01 UTC 版)

SLAM DUNKの登場人物」の記事における「秋田県立 山王工業高校」の解説

秋田県代表、高校バスケ界の頂点君臨する高校。湘北のインターハイ2回戦での対戦相手である。選手全員坊主頭をしているのが特徴深津現在の3年生入部以来2年無敗インターハイ3連覇成し遂げた前年度インターハイ準決勝では海南大付属を30点差下し今年度チーム弥生が「ほとんど大学オールスター」と評した同校OB圧勝し、彼女に過去最強山王工業かも」と評された。また、彩子には「高校界の絶対王者」と評されている。 高校バスケにおいては非常に大きな人気があり、30年にわたりチーム見てきたファンもいる。それぞれのポジション超高校級選手擁しており、名朋工業監督によると控えの層も厚いとのこと。フルコートプレスディフェンスは伝家の宝刀称されており、試合終盤でもそれを行えるだけの体力走力備えている。 週刊バスケットボールによるインターハイ出場校への総合評価AAランクユニフォームの色は白。花道作中でこのチームのことを「ヤマオー」と呼んでいる。テレビアニメではインターハイ編前にストーリー終了したため、登場していない。 深津 一成ふかつ かずなり) 3年、180cm、背番号9(2年)→4、PG主将。非常に冷静沈着で常に試合の流れ読みその場応じた最高の選択を行う。広い視野とパスセンス、強固なディフェンス力を併せ持ち前年度インターハイ準決勝海南戦では単独マッチアップで牧を苦戦させ、そのビデオ見て実力戦慄していた宮城にも「終盤1点ゲームのようなディフェンス」を試合序盤から強いた普段黒子役に徹しつつも、要所にて相手傾きかけた流れ確実に呼び戻す決定的な仕事をし、牧には「相手が行けるというムードの時こそ仕事する男」と評されるまた、ミス動揺している選手への声かけ気を抜いた選手へのさりげない叱咤などのチーム操作術、指揮能力選手たちからはもちろん監督堂本からも絶大な信頼寄せられており、大接戦となった湘北戦の終了間際におけるゲームメイク託された。 語尾に何かつけるのに凝っていて、作中では「〜ピョン」をつけるのが特徴であり、宮城からはそれを揶揄して「ピョン吉」と呼ばれている。以前は「〜ベシ」を使っていたが、今でもたまに間違って「〜ベシ」が出る。宮城のような小さくて早い選手は苦手だが、湘北戦ではマッチアップした宮城対し成功率の低いジャンプシュートをわざと見届けたり終盤での沢北へ奇策妨害したりと最後まで翻弄した。 原作終了後黒板漫画では、「〜ピョン」に続く新たな言葉開発中で「〜ピニョン」が候補になった河田 雅史(かわた まさし) 3年、194cm、背番号142年)→7、CF。 「日本高校バスケ最強センター」と評される実力者その実力は全日本センター杉山に高3の現時点でも大学バスケセンターベスト3には入ると評されたほど。 高校入学当時は165cmと小柄ポジションガードだったが、1年間で25cmも身長伸び、この過程ガードからフォワードさらにはセンターへのコンバート経験するその結果強力なインサイドプレーとガード・フォワード並み技術素早さ併せ持つ異色プレイヤー成長した。 「うはは」という笑い方をし、ブロックするときは「ぶし」と声を上げる向上心が非常に強い求道的な性格だが、シュート決めた赤木睨みつけられた際はムキになったり、女性ファンの多い沢北に嫉妬してプロレス技をかけるなど、砕けた一面もある。「ゴリ丸くたような顔をしているから」という理由花道には「丸ゴリ」と呼ばれる。 湘北戦では赤木圧倒し現時点では敵わない認めさせる。湘北が追い上げてくると、リバウンドによって流れ変えていた花道マッチアップ。その身体能力驚愕しながらも、ジャンプそのものさせないことでリバウンド制した原作終了後黒板漫画では美紀男を鍛えるために兄弟特訓していた。 沢北 栄治(さわきた えいじ) 2年、188cm、背番号131年)→9、GF驚異的な身体能力1on1スキル持ち1年生時から山王のエースプレイヤーに君臨する高校No.1プレイヤー。そのプレーは、しばしば見る者の度肝を抜く前年度海南戦のビデオ見た三井に「間違いなくこのチームで1番センスがある」と言わしめた高いバスケットセンスと身体能力オフェンス力、ディフェンスはいずれ超一流だが、花道曰く負けたとがないため、沢北の頭の中にはパスという選択肢はない」。あまりにも実力ずば抜けているうえに精神的にムラがあるため、試合を退屈に感じて集中力を欠く時があり、河田先輩プレイヤーのいびり対象になることがあるが、彼が本領発揮するとチームメイトすら沈黙する。 父はバスケ狂として有名な沢北哲治で、その技術4歳の頃から行った哲治との1on1経験で培われた。哲治には中学入学時に勝利し、哲治は当時のことを「その時喜びようは今でも忘れない」と語っている。中学入学直後にはミニバスケ経験一切かったにかかわらずレギュラー先輩たちを相手圧倒的な実力差見せたが、自身生意気な態度原因先輩部員によるいじめを受けたこともある。中学時に一度だけ仙道対戦したことがあり、詳細不明だが、仙道によればバスケ人生でただ一人勝てなかった奴」とのことその後山王迎えられ1年時からエースとして活躍し全国制覇経験アメリカへのバスケ留学控えた2年生の夏、インターハイ2回戦で湘北と対戦し1on1スキル圧倒するが、それが流川才能をさらに開花させる右腕に黒いバンド装着している。わがままで自己顕示欲も強いが、性格いたって素直。偶発的なプレイでも相手が「狙ってやった」と言えば信じかけてしまうため、湘北戦の序盤終盤においては花道奇行宮城策略惑わされ一時プレイキレなくなった下級生美紀男を優しく励ましたりして鼓舞する側面もある。プロレイアップシュートを「卑怯」と罵る花道にも「お前のブロックは相当に高いから」と賞賛している。現状満足せず挑戦生き甲斐とする性格流川と共通。 部内では「山王バスケ部始まって以来二枚目と言われているようで、河田曰く女の子からファンレター来ている。湘北戦の前夜、湘北の試合ビデオ見て研究している際には、河田への失言河田自身とそっくりだと評され流川がいずれ大物になるかもと発言する度に河田に技を極められた。 花道からは「小坊主」と呼ばれる原作終了後黒板漫画では、飛行機の中で英会話練習していたほか、両親感謝言葉表した野辺 将広(のべ まさひろ3年、198cm、背番号5、C。 スタメン選手リバウンド力を買われスタメン抜擢されパワーと体重を生かしたスクリーンアウトゴール下のポジション争いだけでも相手選手疲弊させることができ、湘北戦の前半では花道にほとんどリバウンド取らせなかった。しかし後半花道反則行為受けてからペース乱し花道脅威ジャンプ力翻弄され途中交代となる。本人曰く河田以外の相手これほどリバウンド奪われたのは初めてのことであり悔しげな表情であったが、一方で試合序盤花道負傷した時に短時間交代出場をしていた角田は全く問題にならず、再び花道登場した時は嬉しそうな様子見せていた。 「トーテムポールみたいな顔」という理由で、花道からは「(トーテムポール」と呼ばれる松本 稔まつもと みのる3年、180cm、背番号6、G。 スタメン選手。湘北戦では一之倉と入れ替わる形でベンチスタートとなり、前半途中今ひとつ調子出ない沢北との交代途中出場後半は一之倉がベンチ下がったため三井マッチアップ疲労見え始めた三井圧倒して山王得点源となり、武藤に「沢北がいなければ、どこでもエース張れる男」と言わしめた。 しかし、体力限界まで消耗した三井その後幾度となく抜き去る復調した湘北メンバー懸命カバーによって得点阻まれ、さらに三井執念推し量れ翻弄され度々得点許し終盤には1点差に追いつかれるきっかけとなる三井スリーポイントシュート対すファウル誘発された。 作中でのポジションガードだが、当初フォワード予定だった。 一之倉 聡(いちのくら さとし) 3年、171cm、背番号8、G。 「スッポンディフェンス」の異名を持つ全国でも有名なディフェンススペシャリストチーム随一スタミナ忍耐力兼ね備えスタメン選手達でさえ一度逃げたことがあるという厳し合宿でも逃げたとがない。また試験中に急性盲腸炎襲われた際、失神して救急車運ばれる寸前まで耐えたことがあり、さらに校内マラソン大会でも陸上部員抑えて優勝している。 湘北戦では三井マークしてスタミナ切れにする目的スタメン出場した。堂本プランでは「三井は何もできないままスタミナ切れ」となる予定だったが、三井好調だったため抑えきることはできず、たびたびスリーポイントシュート決められる。しかししつこいディフェンスによってスタミナを奪うことには成功しており、後半ガス欠誘発したチームメイトたちからは「イチノ」と呼ばれている。作中での学年3年生だが、当初の予定では2年生だった。また、名前も当初は「市ノ倉」の予定であった河田 美紀男(かわた みきお) 1年、210cm 130kg、背番号15、C。 河田雅史の弟。日本で最も大き高校生選手とされるが、体格力士のような太った体つき動きは鈍い。また体格とは裏腹に気が弱く、いつもオドオドしており、兄からよく怒られるようで、口癖は「ごめん(ゴメン、ゴムェン)、兄ちゃん」。顔つきは母のまきこに似ている体格活かしたポストプレー最初花道圧倒するが、ゴール下でパス受けて振り向きざまシュートしできないことを、同じ境遇経験した花道見抜かれ、さらにパワー克服される逆に圧倒された。バスケット選手として未熟な面が目立つが堂本からは逸材として期待されており、名朋工業監督森重将来好敵手になるだろうと予想していた。試合後はメンバー唯一、涙を流していた。 花道からは「丸男」、流川からは「横綱」と呼ばれる当初の予定では、「筧」という名前が設定されていた。 堂本 五郎どうもと ごろう) 監督山王インターハイ3連覇導いた名将。「緒戦入り方が大事」、「勝負絶対はない」という理念持ち格下かつ無名の湘北との対戦前においても研究対策怠らず万全の状態で湘北に挑んだインターハイにおいてもなお来年再来年のことを念頭に置いて自信経験植え付けさせるために1年美紀男を出場させる花道単なる乱暴者素人とは見なさずその素質見抜き試合後半花道が湘北に多大な影響もたらしていることに気付いてからは河田兄をマークにつかせた。勝ちがほぼ確定するまでベンチに座らず、コートに膝をつきゲーム見守る試合終盤でも尚もフルコートプレスディフェンスを指示する勝負どころ確実に抑える姿勢選手たちへの信頼感は、安西と高頭を驚嘆させた。 敗戦後選手たちに「『負けたことがある』というのが、いつか大きな財産になる」と語った

※この「秋田県立 山王工業高校」の解説は、「SLAM DUNKの登場人物」の解説の一部です。
「秋田県立 山王工業高校」を含む「SLAM DUNKの登場人物」の記事については、「SLAM DUNKの登場人物」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「秋田県立 山王工業高校」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「秋田県立 山王工業高校」の関連用語

秋田県立 山王工業高校のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



秋田県立 山王工業高校のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのSLAM DUNKの登場人物 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS