構想・計画
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名港トリトンとその取り付け道路(東海IC - 飛島IC間)は名古屋環状2号線の海上区間であり、あくまで環状道路の一部分として構想された。その起源は1964年(昭和39年)で、1975年(昭和50年)を目標年次とする長期港湾整備計画の策定に端を発している。計画では名古屋市を取り巻く名古屋環状2号線と名古屋港を連絡する名目で、南と西のふ頭間のほぼ中央を大橋で連絡する構想が初めて示され、そのルートはほぼ現在の名港トリトンと一致している。この横断ルートは名古屋環状2号線のルートに組み込まれたが、1967年(昭和42年)3月の名古屋環状2号線(一部)の都市計画決定にあたって陸上区間は現行ルートに決定されたものの、海上横断ルートについては路線計画が進んでいないために計画から除外された。この時点では、海上区間は臨海工業地帯の適地を横断する、といった程度の構想に過ぎなかった。 やがては並行する国道23号と国道1号の慢性的な渋滞を緩和する意図から、計画中の第2名四国道(飛島 - 三重県三重郡川越町間)を東海市まで延伸することになった。この内、東海IC - 飛島IC間が環状道路と第2名四国道が重複し、当初は両道路を上下に並行して環状道路が往復6車線、第2名四国道が往復4車線の合計10車線で計画された。しかしながら、名古屋港通過箇所は橋の規模が大きくなり、建設費が3千数百億円と事業化の見通しが得られないことに加えて、交通量の将来予測が見込みよりも減少することが明らかとなった。このため、1976年(昭和51年)には両道路を統合して、シングルデッキの往復6車線に変更した。これと併せて第二名四国道は東は豊田市まで、西は四日市市まで延長された。 豊田 - 四日市間を連絡することで、国道23号の混雑解消のほかに東名高速と東名阪自動車道を結ぶ新たな動脈として期待がかかる第2名四国道(以下、伊勢湾岸道路と記述)だが、全線着工するには莫大な費用を要し、名古屋港横断区間の橋梁建設に長い期間を要することから、特に地元要望が強く、緊急性が高い金城ふ頭 - 西2区間の着工が望ましいとされた。建設に当たっては当面、西大橋のみの短区間営業となることから、予想通行台数は約1万台にとどまるとの予想を受けて半分の幅員で先行開業することとされた。このため、西大橋の建設を第一期と第二期に分けることになり、第一期として北側(現・上り線)の橋のみが建設されることになった。 建設のための調査、予算請求手続きが進行する中で、港湾計画および都市計画が未決定のため、名古屋港管理組合や自治体は架橋反対を唱える船舶関係者への説得や、建設省に海難事故防止のための種々の申し入れを行ない、1979年(昭和54年)3月に港湾計画に、同年8月に東海 - 飛島間の都市計画が決定した。これを受けて同年12月に建設大臣より名港西大橋の事業許可が下され、建設に着手した。
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構想・計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 02:30 UTC 版)
運輸政策審議会の答申によると、地下鉄11号線(半蔵門線)が当駅まで延伸する計画があるが、現在のところ計画は具体化されていない。また、東京地下鉄は「副都心線の開業をもって新規建設を終了する」と発表しており、実現する可能性は低い。半蔵門線についても、押上駅への延伸を以って全線開業としている。 松戸市では、松戸駅周辺を三つのゾーンに分け、駅東口近くの「新拠点ゾーン」に図書館、プラネタリウム等複合施設を建設する方針などを示している。また、「商業・業務ゾーン」は、市街地再開発事業などの導入を促進する。同基本構想は、2014年度末の策定を目指す。 JR東日本は、松戸駅の改築を予定しており、2012年10月16日に松戸駅改良計画を発表した。計画案によると、駅改札内の4本のホーム(新京成線も含む)にエレベーターを1基ずつ設置し、エスカレーターも各ホームに1基ずつ増設してバリアフリー化を推進。改札外では二つある通路を統合し利便性向上を図る。また、2年間、常磐線軌道に基礎杭を打ち、その上部に人工地盤建設、仮の駅施設等を設置、上野方面側に売り場面積4500平米六階建の駅ビルを新たに建設する。2014年度10月に建築確認下りた後から本体工事に着手し、2018年(平成30年)度のバリアフリー工事完成、2019年(平成31年)度の駅ビルを含めたすべての工事の完成を予定している。 2020年2月14日、JR東日本は東西通路の拡幅、改札内コンコースの拡張、中央改札の統合、南側に駅ビルを建設といった工事に、同年春頃より着手することを発表した。東西通路の拡幅は2026年春頃、南側の駅ビルは2027年春頃の完成が予定されている。
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構想・計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 00:08 UTC 版)
柏駅東口 - 柏二番街の商店主や地元の地権者、オブサーバとして柏市と柏商工会議所、中小企業基盤整備機構が加わり、柏駅前再開発へ協議を開始すると報道された。 JR東日本は2008年に柏駅改良計画を出しているが、具体的な設計段階には至っていない。現在は改札口トイレ改修やコンコースホームの発車標のフルカラー化など小規模な改修は行なわれている。 柏駅西口 - 2015年度に柏駅西口北地区再開発の準備組合が統合発足し、準備組合が検討した一体的整備案では、地区面積約3.8haの第一種市街地再開発事業(組合施行)を前提に、建築敷地を約2.9haとし、計画用途として3街区のころから検討してきた百貨店・商業、業務、病院、専門学校、文化交流、住宅、駐車場・駐輪場に加え、街区を一体化したことで地区の中央に交通広場及び交流拠点(広場)機能を新たに設けるとした。 同地区の現在の都市計画用途は商業地域で、建ぺい率80%、容積率400%だが、再開発で高度利用(容積率600%程度)を図り、総延べ約17万4000m2の施設整備を目指す。一体的整備案の特徴となる交通広場は、現在のところ、6つのバスバースを有する広場として計画。高島屋前で乗降している路線バス、クレストホテル前で乗降している空港バス、柏駅周辺で停車が困難だった観光バス等の利用を想定。同地区内には高島屋、岡田病院、大原学園等が立地しており、再開発に合わせてこれらの建物の機能更新を図るほか、高質な高層マンション等を整備する計画となっている。2018年度末の都市計画決定、2019年度に事業認可取得と組合を設立し、2020年度の権利変換計画認可取得を経て、2021年度の解体工事着手を目標としていた。しかし令和3年6月12日毎日新聞報道で、高島屋が準備組合から離脱することが報じられ、準備組合は事業の見直しなど今後の方向性を決めることとし、計画の大幅な遅れは避けられないとしている。
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構想・計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 02:24 UTC 版)
千葉市は、蘇我駅周辺地区を千葉都心・幕張新都心に続く第三の都心と位置付け、2003年から都市再生緊急整備地域として蘇我駅周辺地区と川崎町地区の旧川鉄千葉製鉄所のほぼ全域を含めた蘇我臨海地区土地区画整理事業 を開始し、大型商業施設や球技場を中核とした商業地区や公園施設の整備が行われている。これに伴い、土地区画整理後に商業施設等が建設され、将来的な周辺人口増による利用者増を見越して、千葉市とJR東日本により駅施設の拡充が行われている。2004年8月に駅本屋の拡充が、2005年に西口駅前広場の整備が終了している。今後、西口と東口を連絡する自由通路の拡大が予定されている。 また、リサイクル施設の建設が進められている。さらに、公園地区と旧市街地区の間に居住地区の整備計画がある。なお、京葉線の当駅 - 千葉みなと間に寒川新駅(仮称)を設置する構想があるが、その駅予定地は2009年時点では『花の駅そが』として活用されている。
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構想・計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 10:20 UTC 版)
京成高砂駅 - 江戸川駅付近間で連続立体交差事業(鉄道高架化)を進める計画がある。2022年度に、国から新規着工準備箇所として採択された。 成田市では、京成成田駅 - 東成田駅・空港第2ビル駅間の同市吉倉地区に開院した国際医療福祉大学成田病院と共に、(仮称)吉倉駅の新設を含めたまちづくり事業構想がある。
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