旧市街地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 14:40 UTC 版)
中世の室町時代には福知山城の地には小守護代の守護所が置かれ、郡を統治する要の城が築かれていた。 旧市街地でもある福知山の城下町は、織田信長の家臣である明智光秀が地子銭と呼ばれる土地税を免除したことなどから、早くから商工業が栄えた。 近世の江戸時代になると有馬豊氏によって城下町としての町割りが大規模に整備され、現在でも呉服町、鋳物師町、鍛冶町、紺屋町などはそのままの地名として残されており、旧市街地は江戸時代の町割りがほとんどそのまま残っている。ただ、寺町には文字通り多数の寺が所在するが、現在ではその地名に呉服屋や染物屋を構える店はなくなっている(新市街地の問屋町や厚中問屋町は1975年(昭和50年)に行われた区画整理で新しくできた地名であるが、こちらは文字通り多数の卸売業者が軒を連ねている)。
※この「旧市街地」の解説は、「福知山市」の解説の一部です。
「旧市街地」を含む「福知山市」の記事については、「福知山市」の概要を参照ください。
「旧市街地」の例文・使い方・用例・文例
- 旧市街地のページへのリンク