旧レオマワールドの歴史とは? わかりやすく解説

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旧レオマワールドの歴史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 22:47 UTC 版)

ニューレオマワールド」の記事における「旧レオマワールドの歴史」の解説

1987年4月 - 当時ゴルフ場運営大手日本ゴルフ振興大阪市北区大西進大西一社長)が瀬戸大橋開通後四国への観光客増加期待し四国綾歌町大型テーマパーク開業する報道向けに発表1987年7月 - 株式会社レオマ設立1987年11月 - レオマ四国支社設立(株)インタープラン社による制作レオマワールドマスタープラン作成総額750億円を投資開発敷地面積69㎡)する。 1989年3月 - レオマ建設本部現場事務所丸亀市綾歌町内に設置1990年7月 - レオマ起工式挙行レオマ本体工事着手1990年10月頃、島俊文氏(デザイナー)がレオマワールドモチーフキャラクターの着想初期デザインレオマ提出1991年3月 - レオマワールドプレオープン。報道関係者向け招待会開催1991年4月20日 - ゴルフ場経営の「日本ゴルフ振興株式会社」が子会社株式会社レオマ」を運営会社として設立し、正式開園1991年4月20日 - 最初パレード「レオマ・ファンタスティックパレード」を挙行1991年7月 - レオマリゾートホテル開業大西美術館開館1991年12月までの9か月間で、延べ239万人入園者数記録1992年3月 - キンダーガーデンエリアとキンダークラブを拡張オープン1993年3月 - 新アトラクションバトルビーストオープン1994年7月 - 新アトラクション「キッズコースター」オープン1995年来場者数は約140万人前後推移1995年7月 - 新アトラクション「スーパーサイコホラーシアターZORAオープン1996年4月 - 新アトラクションLUCAオープン1996年7月 - 新アトラクションビバーチェ」「パイレーツオープン1997年4月 - 日本初3DCGアトラクションRUN BABY RUNオープン1998年来場者数は約120万人前後推移1998年7月 - 3Dシアター「メッセージ・フロム・ガラパゴス」オープン1999年来場者数は約105万人推移し開園当初目標半分以下に落ち込んだ1999年3月 - 新アトラクションホエールくん」「エイリアンウォーズ」「フリーズボックス」をオープン2000年5月 - レオマワールドの「9月から半年間」の休園発表同時に全社260人の解雇発表2000年8月 - 1日から31日まで「レオマワールド・ラストカーニバル」と題した最終特別営業実施8月1日から31日までの来場者数は約30万人2000年8月31日 - レオマワールド最終営業日当日のトータルアテンダンスは約45,000人で昨年同期1日当り来客数と比較して36,000人の増加だった。 2000年9月1日 - レオマワールド無期限休業入り事実上閉園。 旧.レオマワールドは以上の歴史と共に、テーマパークブームの終息計画甘さにより経営破綻2000年平成12年9月1日から閉園した。後に両社2003年平成15年)に相次いで民事再生法適用申し立て行っている(その後会社更生法適用切り替えた)。旧.レオマワールド(現NEWレオマワールド)の敷地(株)レオマ所有していた高松空港開港予定地を等価交換方式によって国有林交換した敷地である。当初開発計画では、ゴルフ場遊園地温泉(ホテル)を含めた総合レジャーランド」だったが敷地高低差周辺環境配慮した結果遊園地開発計画衣替えし「レオマワールド」が開園するになった。「レオマワールド」の正式開園前の名称は地元綾歌町にちなんで「フェスティバルワールド・サンアヤウタパーク」とする予定だった。だが、その名称はあまりに覚えづらい事から、後の「レオマ」の名称が編み出される事になり、一社員の「レジャーは・大西に・任せろ」の頭文字を取るというアイデア採用された。(大西レオマ社長大西一の事を指す)。「レジャー」の英語の頭文字はLだが、現在もウェルカムプラザの正面入口などに掲げられているレオマワールド(NEWレオマワールド)の青色CIロゴは、R・O・M三文字組み合わせて作製したデザインロゴである。1991年レオマワールド初期開業時にはウェルカムプラザにそれらのロゴ掲げられておらず、同年7月ホテル開業時からロゴマーク掲げられた。 当初計画の総敷地面積は、約184ha、総投資額450億円、年間来場者予想300万人年間売上目標金額200億円だった。当初計画初期計画段階主な施設は、プラザ、メインゲート付設世界ショッピングセンター、キンダークラブ(子供おとぎの国)、スペースシップ(宇宙体験アトラクション)、フェスティバルへの招待、ワンダーアドベンチャー、世界園、プラサット・ヒンヌ・ヌアンタム、四国物産館、ウォーターガーデンパターゴルフ大観覧車、パークホテルだった。 第一期完成後に拡張造成するとした「レオマワールド第二パーク」の計画では、『マジックストロー』(世界一長いエスカレーター)を上りきったモスク周辺敷地左に、高台景観活かした大観覧車」と、その奥に「明の十三陵」(展望台)、右に「トップ・ザ・シェフ」と云う名前の大レストラン配置され現在のプラサット・ヒン・アルンの右奥に「大西美術館」が配置される計画だった。旧オリエンタルトリップ(現在の復活した「オリエンタルトリップ」)は当初計画では「レオマワールド 第二パーク予定地」だったが、当時香川県内に本格的な動物園水族館無かったため、大西一社長の発案動物園エリア併設設置される形で開発された。 旧レオマワールドにはモチーフとしたイメージキャラクター「ペディー」と「ポーリー」など合計13体のキャラクター存在。旧レオマイメージ払拭するため旧体制下の「ニューレオマワールド」ではそれらキャラクター出演使用見送られ、レオマフェスティバルパークエリアには、おもちゃ王国キャラクター出演し四国お宝村エリアには「レオ」と「メア」という2体の独自キャラクター出演したが、新体制下(=大江戸温泉物語グループ体制)ではペディーやポーリーなどのキャラクター復活させた。また、レオマから数えて開園20周年となる2011年1月には丸亀市成人式にペディーとポーリー登場した。 現在はホテルレオマの森となっている、かつての「レオマリゾートホテル」はJALホテルズニッコーホテルズインターナショナル)と業務提携をしていた。 1996年平成8年)、園内建設設置され水上ジェットコースタービバーチェ」の建設資金(株)レオマ大西一初社長(故人)が保有していた大西美術館所蔵品美術品売却して捻出しと言われている。 南極探検船のアトラクション「フリーズィングシー」(2004年からはアドベンチャーシップと名称を変えたが、2014年閉鎖)はリアル感を出すため1991年1996年までの5年間、本物の氷をアトラクション内部各所配置しアトラクション内の気温下げるため空調を施すなどの工夫行っていた。(96年以降本物の氷は無くなり空調温度上がった)「フリーズィングシー」で見る事ができるオーロラ明滅描画発光させるレーザーチューブ1991年当時で1本当3000万円する大変高額な物で、オーロラ描画するための制御装置プログラム特注高価なのだった。(同施設設備は現在も継続して稼働中) 旧レオマワールドパーク主題歌は『めざせREOMA WORLD』で、歌手松崎しげる担当した。同主題歌1989年後半制作されレオマワールド開園前TVCM使用された「女性歌手バージョン」と、現在のNEWレオマワールド園内でも聴く事が出来る「松崎しげる版」の2種楽曲として存在する。旧レオマワールド開園記念して松崎しげる来園し1991年7月開業して間もない園内ホテルで『レオマワールド開園記念 松崎しげるライブが行われた。 旧レオマワールド園内行われたエンターテイメントショー、パレードアトラクションの各BGMと、園内それぞれのエリアBGM作曲編曲作曲家神山純一担当し中編成のオーケストラ演奏による、ダイナミック澄んだ曲調様々な楽曲が、1990年当時最新デジタル機器によって録音・制作された。(楽曲一部現在のNEWレオマワールド園内行われるエンターテイメントショーやパレードなどで聴く事が出来る。) 新体制発足した2010年7月17日からニューレオマワールドでは20周年イベント開催されたが、この「20周年」は旧レオマワールド開園した1991年平成3年4月20日基準としている。旧体制では旧レオマ歴史なかったことにされていたが、新体制では旧レオマ尊重する意味で歴史含めている。また、2015年度から2016年度内は「レオマワールド25周年」として周年記念イベントパレードなどが行われている。

※この「旧レオマワールドの歴史」の解説は、「ニューレオマワールド」の解説の一部です。
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