旧レイウォール領アヴェルシアの人々
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「アリアンロッド・サガ」の記事における「旧レイウォール領アヴェルシアの人々」の解説
エルス・ラングカイト ヒューリン。フェリストル復興事務所事務長を務める男性。もとはアヴェルシアの官僚で、「アヴェルシアの服属」後はアヴェルシア人民を代表してレイウォールの統治当局と渡り合い、その一人だったマルセルとは以来友情を結んでいる。フェリタニアが“領地交換”でフェリストルを回収してからは事務長としてフェリストルの再建に従事している。ドランとも旧知だが、再会当初は彼がエクスマキナとして蘇生したことを信じていなかった。 セリア・ラングカイト ヒューリンのシーフ。エルスの娘。「アヴェルシアの服属」期に、レイウォールの軍政当局者として父との交渉に臨むマルセルに好感を持っており、彼を「兄様」と慕っている。ミネルヴァに対しても「姉様」と慕っており、マルセルとミネルヴァを「お似合いのカップル」と思っている。 ザトグリフ・バラス フェリストルの北、ノール川中流の街ホークブルグで河川商を営むアヴェルシア人の男。もともと河川商だったが、「アヴェルシアの服属」時には、賄賂を駆使してレイウォール軍に食い込み、アヴェルシア駐留レイウォール軍の兵器管理官にまで成り上がった。しかし軍内でも横領を働いていたため、 “領地交換”ではレイウォール軍の追求を避けるためフェリタニアに帰化。マルセルが反レイウォール派による親レイウォール派への報復防止に動いた事も幸いし、河川商を再開していた。 アグラス ザトグリフ商会を監視中のマルセルが、商会から出るところを目撃したパン商人。元はレイウォール軍人で、アヴェルシア駐留軍では軽騎兵大隊長を務めていた。 “領地交換”には強硬に反対し、進駐してくるであろうフェリタニア軍の迎撃のみならず、フェリタニア本土進攻まで主張していたが、“領地交換”のレイウォール川の当事者であるヒューバードによる討伐や、その討伐軍指揮官にベルフトが任命される可能性を示唆したマルセルの説得に折れ断念。軍も退き、マルセルの勧めでパン商を開いていた(アグラスの妻がパン焼き上手なのをマルセルが知っていたため)。5年の時を経て商人として生きるアグラスの姿に、マルセルは感慨深げに吐息した サディル ホークブルグ神殿の神官長。アヴェルシアに赴任したマルセルが神殿に礼拝に訪れて以来親交を持つ。“領地交換”ではマルセルの相談相手として事態収拾を助けた。 老齢ではあるが、仕事柄、ホークブルグ各界の情報に通じており、他の親レイウォール派が平穏に暮らしている中で、ザトグリフのみが連合王国(フェリタニア)への報復を狙っていることを伝えた。
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