spaceship
「spaceship」の意味・「spaceship」とは
「spaceship」は、宇宙空間を移動するための乗り物を指す英語の単語である。地球の大気圏を超えて宇宙空間に進出し、そこで機能する乗り物全般を指す。宇宙探査や衛星の打ち上げ、宇宙旅行など、様々な目的で使用される。「spaceship」の発音・読み方
「spaceship」の発音は、IPA表記では /ˈspeɪsʃɪp/ となる。IPAのカタカナ読みでは「スペイシップ」、日本人が発音するカタカナ英語では「スペースシップ」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わるものではない。「spaceship」の定義を英語で解説
「spaceship」は、"A vehicle designed for travel or operation in outer space."と定義される。つまり、宇宙空間での移動や操作を目的とした乗り物を指す。「spaceship」の類語
「spaceship」の類語としては、「spacecraft」や「space shuttle」などがある。これらも同様に宇宙空間を移動するための乗り物を指す単語である。「spaceship」に関連する用語・表現
「spaceship」に関連する用語としては、「astronaut」(宇宙飛行士)、「space station」(宇宙ステーション)、「rocket」(ロケット)などがある。これらは宇宙探査や宇宙旅行に関連する単語である。「spaceship」の例文
1. The spaceship is ready for launch.(宇宙船は打ち上げ準備が整っている)2. The spaceship landed safely on Mars.(宇宙船は無事に火星に着陸した)
3. The spaceship is equipped with the latest technology.(宇宙船は最新の技術を装備している)
4. The spaceship will carry astronauts to the space station.(宇宙船は宇宙飛行士を宇宙ステーションに運ぶ)
5. The spaceship was launched from the space center.(宇宙船は宇宙センターから打ち上げられた)
6. The spaceship is designed for long-term space travel.(宇宙船は長期の宇宙旅行のために設計されている)
7. The spaceship is powered by a rocket engine.(宇宙船はロケットエンジンで推進される)
8. The spaceship will orbit the Earth.(宇宙船は地球を周回する)
9. The spaceship is built to withstand extreme temperatures.(宇宙船は極端な温度に耐えられるように作られている)
10. The spaceship will return to Earth after completing its mission.(宇宙船は任務を完了した後、地球に戻る)
スペースシップ【spaceship】
読み方:すぺーすしっぷ
宇宙船。
宇宙船
(スペースシップ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/27 04:20 UTC 版)





宇宙船(うちゅうせん、spaceship)は、宇宙機のなかで、とくに人の乗ることを想定しているものを言う[1]。有人宇宙機(ゆうじんうちゅうき)とも。
定義
ニッポニカ百科事典の解説によると、宇宙機のなかでとくに人の乗ることを想定しているものを宇宙船と呼ぶ、ということである[1]。大気圏外で使用される人工物は宇宙機 (spacecraft) と総称し、その中で人を乗せるものを特に宇宙船 (spaceship) と呼ぶ、と使い分けられている。なお、UFOは、未確認の飛行物体のことであり、宇宙船であるかどうかは問わない。
『広辞苑』の第5版では「宇宙空間の飛行用に作られた容器」とし「宇宙機」という言葉は掲載していない。現在の第6版では「宇宙船」を「宇宙空間用に作られた飛行体」としており、ニッポニカの「宇宙機」のかなりの部分を含む定義になっている[注釈 1]。
このように、人によっては「宇宙船」という言葉のほうを総称のように用いている場合もあり、指し示す範囲が異なるので混線も見られる。[注釈 2]
ここでは、宇宙機を総称として扱い、人を乗せることを想定した宇宙機(有人宇宙機)を宇宙船と呼ぶ、という解釈で解説を行う。
なお、宇宙船の試験飛行に使用されるもの、それを後で改造して無人飛行を可能にしたものもしばしば宇宙船と呼ばれている[注釈 3]。
分類
運用による種類
- カプセル型宇宙船
- 使い捨てを前提とする宇宙船。アポロ司令・機械船やソユーズなどに代表される。スペースシャトルの登場でアメリカではいったんは廃れたものの、コストなどの点から再評価されている。アメリカはシャトルの後継としてカプセル型のオリオンを採用した。
- 宇宙往還機(スペースシャトル)
- 地上と軌道上とを繰り返し往復する宇宙船、ないしローンチ・ヴィークルやブースターを合わせたシステム全体。システムの全体または一部の再使用を前提としており、宇宙船はふつう翼を備える。再使用型宇宙往還機 (RLV)、再使用型宇宙輸送システムなどとも呼ばれる。スペースシャトルが代表的。狭義には、スペースプレーンは含まない[2]。ブースターを用いない単段式宇宙輸送機 (SSTO) も研究されているが、技術的な面で課題が大きい。
代表的な宇宙船
カプセル型
- ボストーク(ソ連)
- ボスホート(ソ連)
- ソユーズ(ソ連・ロシア 連邦宇宙局)
- マーキュリー宇宙船 (アメリカ合衆国 NASA、マーキュリー計画)
- ジェミニ宇宙船(アメリカ合衆国 NASA、ジェミニ計画)
- アポロ宇宙船(アメリカ合衆国 NASA、アポロ計画)
- オリオン(オライオン)(アメリカ合衆国 NASA)
- 神舟(中国)
- ドラゴン2(民間: アメリカ スペースX社)
- ニューシェパード(民間: アメリカ ブルーオリジン社)
往還機
- スペースシャトル(アメリカ)
- ブラン(ソ連・ロシア: 地球軌道周回試験飛行のみで計画休止)
- スペースシップワン(民間: アメリカ スケールド・コンポジッツ社)
- スペースシップツー(民間: アメリカ スケールド・コンポジッツ社)
※ 1963年8月22日には、アメリカの実験機 X-15が、ジョー・ウォーカー飛行士によって高度107.960kmに到達した。この記録をもって、X-15を宇宙船に含めるべきとの意見もある[要出典]。(国際航空連盟 (FAI) による定義では、高度100km以上が宇宙とされる)。
ボイラープレート
ボイラープレートとは、原義ではボイラー[注釈 4]に貼る銘板のことで、そこから転じて、「テンプレート」と呼ばれるようなものの大規模なものを指す英単語である。
宇宙開発では機能しない宇宙船またはシステムで本来のペイロードと同一の重量や、外形寸法を模した(似せた)宇宙船といったものを指してそう呼んでいる。これを用いた試験の結果を本来打ち上げる宇宙船や人工衛星の開発に反映させる。その他、非常時の脱出装置の試験にも用いられる。
宇宙船の開発には多く用いられ、1960年代初頭のNASAでは、多くのボイラープレートが打ち上げられた。ビッグ・ジョー1号や地上試験や大気圏内での飛行試験で使用されたスペースシャトル・エンタープライズ等も含まれる。
NASAのコンステレーション計画でも同様にアレスIロケットの初期の試験でオリオン宇宙船のボイラープレートが使用される予定だった。
脚注
注釈
- ^ そもそも船という言葉に「箱型の容器」という意味がある。
- ^ あくまで個別事例ではあるが、小惑星探査機はやぶさが「宇宙船」と呼ばれることがある。これははやぶさPMの川口淳一郎が積極的に宇宙船と呼んでいたためであり、人類未踏の地に乗り出す長距離飛行を大航海時代の船になぞらえたのだという。JAXAメールマガジン第27号
- ^ マーキュリー計画のA-5まで、ジェミニ計画の2号まで、アポロ計画の6号までなどでは、有人飛行のために設計された機体が試験のために無人で飛ばされた。これは宇宙船と呼ばれている。 国際宇宙ステーション (ISS) への無人補給船であるロシアのプログレス補給船、ESAのATV、日本のHTVも、しばしば宇宙船と呼ばれる。これらは、有人宇宙船に匹敵する大きさで、与圧室を備え、ISSにドッキング中は人間が中で活動することもできる。特にプログレスは、そもそも有人宇宙機であるソユーズを改造して無人化して使用している。また、ATVも有人化構想があるなど、有人宇宙船と共通の設計が多い。
- ^ 人類が初めて産業的に扱った、本格的な加圧される器具で初期には事故も多かったため、履歴の明示など製造者責任のような考え方につながる源のひとつである。
出典
- ^ a b Yahoo!百科事典(小学館ニッポニカ百科事典より)「宇宙船」
- ^ “宇宙輸送用語集 (JAXA)” (2007年11月16日). 2009年9月20日閲覧。
関連項目
- 宇宙機
- 恒星船
- 宇宙機の推進方法
- 宇宙機の熱制御
- 未確認飛行物体
- シングルパーソン・スペースクラフト(一人乗り宇宙船)
- パーソナル・レスキュー・エンクロージャー(レスキューボール) ‐ スペースシャトルから別のスペースシャトルに移動する際に乗るNASAに試作された装備。
外部リンク
スペースシップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 00:20 UTC 版)
「ファンタシースター」の記事における「スペースシップ」の解説
アルゴル太陽系の惑星間を移動するための宇宙船。スペースポート発着の定期便を利用する場合はパスポートが必要。
※この「スペースシップ」の解説は、「ファンタシースター」の解説の一部です。
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