日本における死刑囚の一覧 (2010-)
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日本における死刑囚の一覧 (2010-) (にほんにおけるしけいしゅうのいちらん)は、2010年(平成22年)以降の日本で、刑事裁判によって死刑判決を言い渡され、確定した死刑囚の一覧記事である。
- ^ 上告棄却判決直前(2011年3月4日)に支援者であるクリスチャンの女性と養子縁組し、女性と同じ「O」姓に改姓したが[51]、2019年時点では死刑確定前とは別の「K」姓に改姓している[21]。
- ^ 第一審公判中の1999年(平成11年)12月9日に養子縁組して改姓[52]。
- ^ 被害者2人のうち、1人(麻雀店経営者)は店の経営をめぐり、前経営者である主犯格K[78]ら(Iの共犯者2人)と同年3月ごろから金銭トラブルになっていた[79]。もう1人(会社員)は指定暴力団関係者[80]。
- ^ また、切断に用いた道具は神奈川県内の海中で発見されている[83]。
- ^ 裁判員裁判における死刑求刑は新橋ストーカー殺人事件(無期懲役判決・確定)に次いで2例目[76][88]。
- ^ a b 大牟田4人殺害事件の共犯者であるKS(父親)とKT(長男)は、2011年末に福岡拘置所からそれぞれ(前者は広島拘置所へ、後者は大阪拘置所へ)移送された[94]。
- ^ a b c 札幌高裁・仙台高裁の管内(前者は北海道全域・後者は東北6県)で死刑が確定した死刑囚はそれぞれ札幌拘置支所・仙台拘置支所に収監されるが、死刑執行設備(刑場)はそれぞれ拘置支所に隣接する札幌刑務所・宮城刑務所に位置するため、死刑執行はそれぞれ刑務所で行われる[157]。
- ^ 弁護人は同判決に対する判決訂正申立てを行ったが、同年7月4日付の決定で棄却されている[159]。
- ^ 刑法第45条「確定裁判を経ていない二個以上の罪を併合罪とする。ある罪について禁錮以上の刑に処する確定裁判があったときは、その罪とその裁判が確定する前に犯した罪とに限り、併合罪とする。」
- ^ a b 刑法第51条「併合罪について二個以上の裁判があったときは、その刑を併せて執行する。ただし、死刑を執行すべきときは、没収を除き、他の刑を執行せず、無期の懲役又は禁錮を執行すべきときは、罰金、科料及び没収を除き、他の刑を執行しない。」
- ^ 1度目の控訴取り下げの有効性に関する審理が続いていた中で2度目の控訴取下げが行われた日付。大阪高裁 (2020) はこの2度目の取り下げを有効と認定しており[299]、最高裁でこの判断が確定している。
- ^ 月刊『創』編集部宛ての手記で「2019年4月4日に49歳の誕生日を迎える」と述べている[300]。
- ^ 本事件の裁判では闇サイト事件について審理すると一事不再理の原則に抵触するため、闇サイト事件については審理されなかった。
- ^ 死刑確定後の2020年4月7日付で、身柄を横浜拘置支所(横浜刑務所に隣接)から東京拘置所へ移送された[333]。
- ^ 2020年12月16日時点では立川拘置所に収監されていた[348]。
- ^ 控訴期限は通常、第一審判決正本が送達された日の翌日から起算して[352]14日間(刑事訴訟法第373条)だが、最終日が土日祝日又は年末年始(12月29日 - 1月3日)であるときは、その翌日(その翌日が土日等であれば更にその翌日)が最終日となる[353]。判決正本受領日が12月15日の場合、翌日(12月16日)から数えて14日目は12月29日(「年末年始」に含まれる)であるため、翌年1月4日が控訴期限となる[353]。
- ^ Kは控訴中の2018年9月、被害者の1人である工員男性の友人宛に「面会して話をしてほしい」旨の手紙を送ったが、同年9月・11月と2回にわたりその人物が事件に関して質問しても、沈黙して語らなかった[365]。また、控訴審初公判前に『中日新聞』記者・瀬田貴嗣と面会した際も「自分は世間に戻れないから」と述べ、事件の核心を語らなかった[366]。
- ^ 元広告会社社長[415]。
- ^ 事件番号:令和元年(う)第585号[421]。
- ^ 元大阪高検検事長の三浦守は審理から外れ、第二小法廷の最高裁判事3人による審理となった[414]。
- ^ 2021年5月28日時点[448]。
- ^ 2020年12月1日時点[452]。
- ^ 2021年8月25日時点[454]。
- ^ 田上は2021年8月24日に福岡地裁で無期懲役(求刑:無期懲役および罰金2,000万円)の判決を言い渡されている[455]。
- ^ 同事件の被害者は長年、工藤會の捜査に携わっており[457]、工藤會幹部と直接対話できる数少ない捜査員だった[458]。退職後は北九州市内の法人で暴力団対策を含む警備担当の仕事をしていたが、県警が「暴力団に襲撃される可能性がある」として保護対象者にしていた[457]。
- ^ a b c 組織的な殺人未遂[459]。
- ^ 野村が局部の増大・脱毛施術を受けたクリニックの担当看護師[461]。
- ^ 1. 事件の被害者である元漁協組合長の孫[455]。
- 1 日本における死刑囚の一覧 (2010-)とは
- 2 日本における死刑囚の一覧 (2010-)の概要
- 3 2020年以降
- 4 死刑判決を受け上訴中の被告人一覧
- 5 脚注
- 6 参考文献
- 日本における死刑囚の一覧 (2010-)のページへのリンク