日本における死刑囚の一覧
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日本における死刑囚の一覧(にほんにおけるしけいしゅうのいちらん)は、日本の刑事裁判で死刑判決が言い渡された主な死刑囚の確定順による一覧である。下級審で死刑判決を言い渡された後、上訴中に死亡した者については死刑確定囚ではないため、ここには含めない。
注釈
- ^ アルファベット1文字の場合は姓のイニシャル。2文字の場合は姓名のイニシャルである。例:「A・B」というイニシャルの死刑囚は基本的に「A」と記載するが、共犯者に同じくイニシャル「A」姓の死刑囚がいる場合は、区別のため「AB」と表記する。
- ^ 加藤は事件後、死刑確定前に『解』(批評社)など著書4作を発行している(秋葉原通り魔事件#書籍を参照)。
- ^ 堀は闇サイト殺人事件(発生:2007年)の刑事裁判で、2012年に無期懲役が確定した後、碧南市パチンコ店長夫婦殺害事件(発生:1998年)への関与が判明し、2019年に同事件の刑事裁判で死刑が確定した。死刑確定前の2019年5月、インパクト出版会より実名で著書『鎮魂歌』(書名の読み:レクイエム)を出版している[1]。
- ^ 日本国内・国外を問わず事件名に加害者あるいは被害者の氏名を付けて呼称されている事例は少なくない(被害者名を含む事件名の例:雅樹ちゃん誘拐殺人事件・吉展ちゃん誘拐殺人事件・正寿ちゃん誘拐殺人事件)。一部は既に歴史用語となっているものもあり、そのような事件名称を本項に限って匿名・イニシャル表記とすることは困難であるため。
- ^ 大久保は死刑確定後、実名で『訣別の章 死刑囚・大久保清獄中手記』(KKベストセラーズ / 編:大島英三郎)[2]を出版しているため、2. にも該当する。
- ^ 勝田は1986年3月24日に名古屋地裁刑事第4部で死刑判決を受け[3]、控訴中の1987年4月に実名で著書『冥晦に潜みし日々』(創出版)を出版している[4]ため、2. にも該当する。
- ^ 宅間は2004年に死刑執行済み。死後の2013年、彼の名前を含む事件関連書籍『宅間守 精神鑑定書 精神医療と刑事司法のはざまで』(著者:岡江晃)が亜紀書房から発売されている。
- ^ この人数は、2014年に再審開始決定および死刑執行・拘置の停止決定が出て釈放された袴田事件の死刑囚(袴田巌)を含むものである[6]。
出典
- ^ 堀慶末 著、(発行人:深田卓) 編『鎮魂歌』(第1刷発行)インパクト出版会、2019年5月25日。ISBN 978-4755402968 。(書名の読み:レクイエム) - 堀の自著。「第13回 大道寺幸子・赤堀政夫基金死刑囚表現展」特別賞受賞作。
- ^ 大久保清 著、大島英三郎 編『訣別の章 死刑囚・大久保清獄中手記』(初版)KKベストセラーズ、1973年10月25日。 NCID BB10380394。
- ^ 『中日新聞』1986年3月24日夕刊一面1頁「連続殺人・勝田に死刑 名地裁判決 『悪質残虐な犯行、自らの命で償いを』」(中日新聞社)
- ^ 勝田清孝 著、対馬滋(発行人) 編『冥晦に潜みし日々』(第1版第1刷)創出版、1987年4月10日。 NCID BN03424246。
- ^ 『読売新聞』1990年12月15日東京朝刊第一社会面31頁「最高裁が死刑判決文に誤記 犯行間隔を1年違い 異例の『訂正判決』へ」(読売新聞東京本社)
- ^ a b 『法務大臣臨時記者会見の概要 令和元年12月26日(木)』(プレスリリース)法務省(法務大臣:森雅子)、2019年12月26日。 オリジナルの2021年4月11日時点におけるアーカイブ 。2021年4月11日閲覧。
- 1 日本における死刑囚の一覧とは
- 2 日本における死刑囚の一覧の概要
- 3 関連文献
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