東城町とは? わかりやすく解説

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東城町

読み方:トウジョウチョウ(toujouchou)

参照 庄原市(広島県)


東城町

読み方:ヒガシシロチョウ(higashishirochou)

所在 新潟県上越市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒943-0836  新潟県上越市東城町

東城町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/22 16:35 UTC 版)

とうじょうちょう
東城町
帝釈峡雄橋(下流方向より)
東城町旗 東城町章
廃止日 2005年3月31日
廃止理由 新設合併
庄原市総領町口和町西城町高野町東城町比和町庄原市
現在の自治体 庄原市
廃止時点のデータ
日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 広島県
比婆郡
市町村コード 34602-1
面積 304.92 km2
総人口 7,145
(2021年11月1日)
隣接自治体 広島県:庄原市総領町西城町神石高原町
鳥取県:日南町
岡山県:高梁市神郷町哲西町
町の木 ヤマモミジ
町の花 コブシ
東城町役場
所在地 729-5121
広島県比婆郡東城町大字川東1175
庄原市役所東城支所(旧・東城町役場)
座標 北緯34度53分41秒 東経133度16分35秒 / 北緯34.89486度 東経133.27633度 / 34.89486; 133.27633座標: 北緯34度53分41秒 東経133度16分35秒 / 北緯34.89486度 東経133.27633度 / 34.89486; 133.27633
特記事項 当時の町役場は庄原市役所東城支所として使われている。
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帝釈川

東城町(とうじょうちょう)は、かつて広島県の北東部にあった比婆郡に属していた。

鳥取県岡山県の両県と県境を接し、平成の大合併が始まる以前の広島県の町(67町6村)の中では最大の面積を持つ町でもあった。

平成の大合併では単独町制継続か合併かでもめたあげく、同じ比婆郡口和町西城町高野町比和町甲奴郡総領町とともに庄原市と合併する道を選択し、2005年(平成17年)3月31日にこの1市6町をもって改めて設置された庄原市に移行したことにより、同時に比婆郡も消滅した。

町名の由来

戦国時代にこの地域を治めた領主・宮氏(久代宮氏)は五本竹城(五品嶽城)と大富山城を築き、前者を東城、後者を西城と呼称したことにちなむ。

地理

河川

  • 東城川- 一級河川高梁川水系成羽川ブロック河川整備計画表記は成羽川(東城川)。
  • 帝釈川 - 高梁川水系。
  • 粟田川 - 高梁川水系東城川の支流。
  • 加谷川 - 高梁川水系東城川の支流。
  • 田黒川 - 高梁川水系東城川の支流。
  • 持丸川 - 高梁川水系東城川の支流。
  • 戸宇川- 高梁川水系東城川の支流。
  • 為重川- 高梁川水系東城川の支流。
  • 小足谷川 - 高梁川水系東城川の支流。

  • 道後山(標高1,271m)
  • 猫山(標高1,195.4m)
  • 古頃山(標高1,158.5m)
  • 鳶ノ巣山(標高1,143.8m)
  • 三国山(標高1,120m)
  • 白滝山(標高1,053m)
  • 多飯が辻山(標高1,040.3m)
  • 飯山(標高1,009.3m)
  • 耳木谷山(標高981m)
  • 寺ヶ成山(標高922m)
  • 虫原山(標高903m)
  • 御神山(永明寺)(標高889m)
  • 三光山(標高871m)
  • 野田大山 / 井河内大山(標高832m)
  • 朝倉山(標高780m)

大字

  • 2005年3月30日時点
  • 粟田(あわた)
  • 受原(うけはら)
  • 内堀(うつぼり)
  • 小串(おぐし)
  • 小奴可(おぬか)
  • 加谷(かたに)
  • 川鳥(かわとり)
  • 川西(かわにし)
  • 川東(かわひがし)
  • 久代(くしろ)
  • 塩原(しおはら)
  • 新福代(しんふくしろ)
  • 新免(しんめん)
  • 菅(すげ)
  • 帝釈宇山(たいしゃくうやま)
  • 帝釈始終(たいしゃくししゅう)
  • 帝釈未渡(たいしゃくみど)
  • 帝釈山中(たいしゃくやまなか)
  • 田黒(たぐろ)
  • 竹森(たけもり)
  • 千鳥(ちどり)
  • 戸宇(とう)
  • 東城(とうじょう)
  • 福代(ふくしろ)
  • 三坂(みさか)
  • 森(もり)
  • 保田(やすだ)

沿革

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行。東城町域には当時いずれも奴可郡に属していた小奴可村久代村帝釈村田森村東城村八幡村神石郡新坂村が存在した。
  • 1898年(明治31年)2月10日 - 東城村が町制施行して東城町(初代)になる。
  • 1898年(明治31年)10月1日 - 恵蘇・奴可・三上各郡が統合して比婆郡が成立したことに伴い、東城町および小奴可・久代・帝釈・田森・八幡の各村は比婆郡に属する町村になる。
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 東城町(初代)および小奴可・久代・帝釈・田森・八幡各村、神石郡新坂村の一部(新免・三坂の各一部)が対等合併して東城町(2代)が成立する。
※神石郡新坂村の残部は神石郡油木町(現:神石高原町)に編入。
  • 2005年(平成17年)3月31日 - 庄原市(初代)と甲奴郡総領町、比婆郡全5町が対等合併し、改めて庄原市(2代)が成立する。これにより東城町は消滅し、同時に比婆郡も106年半の歴史を閉じる。

産業

生熊酒造

第一次産業

農林業が盛んであり、特産物にはリンゴシイタケ等がある。また畜産業も行われ、和牛の飼育は古くから「比婆牛」のブランドで盛ん。今は従事者が高齢化している上に後継者不足のため、飼育している所は年々減少しているが、それでも養鶏業は県内1の規模を誇っている。また、この農業の延長で観光リンゴ園や朝市への出品も盛んである。

第二次産業

醸造業(酒・酢ともに盛ん)や豆腐製造業も盛んである。日本酒メーカーとしては生熊酒造と北村醸造場がある。

工業では日本有数の石灰岩地形を利用して石灰石製品製造が盛んである。削岩機の製造では世界トップクラスのシェアを誇るヤマモトロックマシンが工場を置いている。東城工業団地が新しく造成されており、町の産業に振興している。

この地方では古代からたたら製鉄工法による製鉄が行われ、昭和後期まで続いていたが、時代の流れに逆らえずに倒産した。現在は、その跡地に金属加工工場が入っている。

第三次産業

前述したリンゴ園といった観光業をはじめ帝釈峡や町並み、桜並木などの観光資源も豊富なため、旅館の他にみやげ物屋や観光バス・タクシー会社も多い。

商店街はまちなみギャラリーやお通りなどの行事の時こそ賑わうものの、平日は閑散とし空き店舗が目立つ。これには町内にある2つの大型ショッピングスーパーマーケットがあることも影響している。そのような厳しい状況の中でも商店街共通のポイントカードの発行や抽選会の開催を行うなど、活性化を目指した活動が行われている。[独自研究?]

教育

広島県立東城高等学校

小学校

中学校

  • 東城町立八幡中学校 - 合併後の2007年4月より休校。
  • 東城町立小奴可中学校 - 合併後の2009年4月より休校。
  • 東城町立東城中学校 - 日向寮がある。

高等学校

交通

東城駅

鉄道

道路

高速道路
一般国道
主要地方道
一般県道

名所・旧跡・観光スポット

三楽荘
  • 帝釈峡
  • 道の駅遊YOUさろん東城
  • 東城温泉
  • 五品嶽城跡
  • 小奴可亀山城
  • 街道東城路
  • 三楽荘 - 登録有形文化財。
  • 東城町町筋の町並と桜町筋の桜並木
  • 千鳥別尺のヤマザクラ - 広島県天然記念物。
  • 小奴可の要害桜 - 広島県天然記念物。
  • 森湯谷のエドヒガン - 広島県天然記念物。
  • 千手寺
  • 禅仏寺

東城町出身の有名人

関連項目

外部リンク



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