分類・類似種などとは? わかりやすく解説

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分類・類似種など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 02:23 UTC 版)

ミヤマジュズスゲ」の記事における「分類・類似種など」の解説

本種は小穂雄雌性でに鞘があり、果胞大きくて先が尖り柱頭が3裂するなど多分に独特な点が多く、本種1種だけをミヤマジュズスゲSect. Mundae としている。従ってそのような点で似ているものはない。ただしヤマジスゲ C. bostrychostigma はやはり嘴の長い果胞をつけ、全体に本種と似ている違いとしてはこの種では頂小穂雄性、側小穂雌性であり、その点では標準的なスゲの形となっている。 なお、この種は花がないでは雰囲気スゲ類らしくなく、イネ科植物間違えかねないとのこと。 名前の上ではジュズスゲ、コジュズスゲなど類似のものがあるが、本種とは似ておらず、またこれらの種間でもさほどの類似性はない。あえていえば小穂大型細長く尖っている点くらいである。

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分類・類似種など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 08:51 UTC 版)

シマアメンボ」の記事における「分類・類似種など」の解説

本種は普通に見られる一般的なアメンボ異なりウミアメンボ亜科所属する。この群は大部分海産であるが、本種の所属する属その中で数少ない淡水産のもので、西アジアから東南アジア東アジア掛けて十数種が分布する。この属で日本本土生息する種は本種のみである。この属は淡水見られる一般的なアメンボとは外見的にもかなりはっきり異なっている。また普通のアメンボ類にも流水出現するものはあるが、渓流生息域とするものはない。より近い仲間であるウミアメンボ類には日本産の種いくつかあるが、その名の通り海産である。そういった点から日本本土では見誤るような種は存在しない八重山群島には同属のタイワンシマアメンボ M. lituralis が分布し、この種は本種より胸部背面模様単純になっている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 02:47 UTC 版)

オニゼンマイ」の記事における「分類・類似種など」の解説

本種はきわめてヤマドリゼンマイ Osmundastrum cinnamomeum に似ており、古くから近縁なものとされて来た。本種をこの種と共にゼンマイとは別属のヤマドリゼンマイ属 Osmundastrum としたこともあるし、ゼンマイ属含めながらもこの種と共にヤマドリゼンマイ亜属 subgen. Osmundastrum とする扱いなされた要するに本種とこの種が近縁であり、ゼンマイにも近縁ではあるが、若干類縁が遠い別の群をなす、との判断であった。しかし分子系統を含む近年見直しヤマドリゼンマイゼンマイ属から外れること、それに対して本種に関してはその外見類似にもかかわらず、この種とは遠く、むしろゼンマイ属含まれることが判明した。 本種は1回羽状複葉羽片深く裂ける点で日本産同属の種からは容易に見分けられる。よく似ているのは上記のようにヤマドリゼンマイであるが、成熟したならば胞子葉の姿で容易に区別がつく。本種の胞子形成部が栄養葉と同じ形の中程羽片集中するいわゆる部分2形を示すのに対してヤマドリゼンマイでは胞子葉栄養葉と完全に区別され栄養葉より早く出て先に枯れる。ただし栄養葉のみでは判別難し場合があるといい、牧野原著(2017)ではその記述(12行)の半分以上(8行)をその違い説明するのに使っている。加藤(1997)ではこの2種違いとして羽片先端が本種では急に狭まりヤマドリの方は徐々に狭まる点をあげている。 2016年現在系統的な判断では日本産ゼンマイ属の内で本種は一番基底分岐したことになっているが、ヤマドリゼンマイはそのさらに下で分岐したこととなっている。 ゼンマイと本種の雑種疑われるコゼンマイ O. nipponica群馬県赤城山採集されているが、一度採集されたのみで標本栄養葉のみと、検証難し状況にある。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 19:16 UTC 版)

スズメノチャヒキ」の記事における「分類・類似種など」の解説

イヌムギ B. unioloides ハマチャヒキ B. hordeaceus カラスノチャヒキ B. secalinus 本種の属すスズメノチャヒキ属 Bromus には世界温帯から亜寒帯にかけて150種以上が含まれる日本には12種ほどが知られそのうち在来種は本種を含めて3種ほどである。そのうちイヌムギ B. unioloides は小穂がはっきり扁平であることで区別される。これ以外のものは本種も含めて小穂円柱形近くあまり扁平でない。そのうち多くの種では第1包頴は細い針型で主脈しかないに対して、本種は複数の脈を持つ。同様の特徴を持つ種でもハマチャヒキ B. hordeaceus は花序短く小穂密集する。カラスノチャヒキ B. secalinus は本種によく似ている成熟する小穂の護頴の縁が巻き込んで小花基部や小軸が見えるようになること、護頴の短くて真っ直ぐであること、それに葉鞘に普通は毛がないことなどで区別できる長田 (1993)では、判別形質として以下のものを挙げている。 全に毛を密生する小穂はほとんど扁平にならず、6~10個の小花を含む。 包頴は大きさ大きく異なり、第1は3脈、第2は7~9脈を持つ。 護頴は卵形背面が丸い。 上方小花の護頴にはがあり、長くて乾燥する強く外側反り返る。 内頴の竜骨の上にはまばらに長く開出した毛がある。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 00:09 UTC 版)

ハリガネスゲ」の記事における「分類・類似種など」の解説

本種は小穂単独雄雌性、果胞卵形で柄はなく嘴は目立たず成熟する開出するといった特徴からハリスゲ節に含められる勝山(2015)ではこの節10種が含められており、その中で本種は花茎がざらつかないこと、小穂長さ10~20mmであること、果胞果実緩く包むこと、は幅が1~1.5mmと細く基部の鞘が淡褐色であることなどで他の種区別されるその中で本種と多く特徴共有するのはシモツケハリスゲ C. noguchii で、違いとしては幅が4mm程と(この類では)とても広くなる点、及び果実表面微細構造異なることであるが、花時には伸び出しておらず、また果実表面観察には走査電子顕微鏡が必要とのこと野外での観察時には判断難しい。ただしこの種は本州、それも栃木県でしか確認されていない。 より広く見られるもので本種に似ているものとしてはマツバスゲ C. biwensis がある。いずれも北海道から九州まで広く見られ、この類では小穂長さ1cm満たないものが多い中、1cm程度小穂を持つ点も同じである。様々な違いはあるが、目につくのはマツバスゲ果胞1.5~2mmしかないことで、そのためにマツバスゲの方が小穂細長く、本種はより太短く見える。 より小さな小穂付けるものの中でサトヤマハリスゲ C. ruralis は従来は本種に含まれいたもので、小柄であることや小穂小さいこと、その口部に2歯があること、更に走査電子顕微鏡による果実表面構造違い見つかったことなどから別種とされた。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 05:08 UTC 版)

イトグモ」の記事における「分類・類似種など」の解説

本種の属すイトグモ属には世界で100種以上が記載されている。本種の判別雌雄ともに交接器によらねばならない。種内には様々な変異見られ、種の範囲について議論となるかもしれない点があることも指摘されている。 日本場合本科の種は本種のみである。むしろユウレイグモ科ヤマシログモ科類似のものがある。イトグモ属はかつてヤマシログモ科所属させたことがあり、丸っこい身体細長い歩脚を持つことや眼の配列など似た特徴が多い。ヤマシログモ科のものにも家屋内に見られるものがあるが、斑紋があり、また頭胸部大きく盛り上がる点で本種と見分けられるユウレイグモ科シモングモ Spermophora senoculata も本種と同様な場所で見られるが、こちらは体長2-2.5mmとかなり小さい。その他のユウレイグモ類はもっと腹部細長いものが多い。正確に眼の配列など見れば判別は容易で、ユウレイグモ科クモは眼が左右に3個ずつ集まっている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/26 23:00 UTC 版)

マメスゲ」の記事における「分類・類似種など」の解説

小穂雄性で側小穂雌性には鞘があり、小柄な痩果先端花柱基部に盤状の付属体があることなどからヌカスゲ節 Sect. Mitratae に含まれるこの節カンスゲ C. morrowii やアオスゲ C. leucochlora など多く普通な形のスゲ類を含んでおり、その中で本種は側生の雌小穂がすべて根際出て頂生の雄小穂のみ長い柄を持って突き出ることで独特である。メアオスゲ C. candolleana なども根際に雌小穂をつけるが、通常のように上の方に着く側小穂生じるものである。頂小穂長い柄があって高く抜き出るという点ではアズマスゲ C. lasiolepis も共通し、この種も根際に雌小穂をつけるが、同時に長い柄を持ち上部に出る雌小穂持っているオキナワスゲ C. breviscapa など南西諸島には根際小穂をつける種が知られるが、それらの場合、雄小穂根際生じる。 このようなことから、本種に関して花穂確認できれば判別は容易であり、紛れるような種はない。ただし、では見分けるのが容易かというと、そうも言えない何し小型植物であり、しかも高く伸び出す頂小穂でさえもの間から顔を出すかどうかの高さしかなく、目につきづらいからである。特に開花期にはがまださほど伸びていないのでまだしも目につきやすいが、次第生長する小穂その間埋もれてなおさらに目につきにくくなり、一見では開花していないヒメカンスゲ C. conica か何か見えるともいう。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/01 06:47 UTC 版)

ユノハマサラグモ」の記事における「分類・類似種など」の解説

同属のものでは日本ではこの1種のみ知られる類似の種幾つかある。伏せ皿型の皿網で、腹部白地黒斑を持つものはアシナガサラグモ、シロブチサラグモ、タイリクサラグモなど数種である。いずれもよく似ているが、背面斑紋ある程度区別できる

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 09:09 UTC 版)

トゲナナフシ」の記事における「分類・類似種など」の解説

本種の含まれる属には他にいくつかの種があるが、日本産するのは本種のみである。ナナフシ類であることは見ればわかるし、他のナナフシ類とは一見異なるので区別は容易である。南西諸島にはやはり太め体格褐色のコブナナフシ Datames mouhoti がいるが、この種も体表状の突起はない。 なお、かつてはトゲナナフシモドキ N. lugens が別種として扱われていたが、現在ではこれは本種のシノニムとして扱われている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/07 09:04 UTC 版)

ガザミグモ」の記事における「分類・類似種など」の解説

本種の所属するガザミグモ属には小野編著(2009)によると世界10種が知られるが、実際にこの属に所属すべきものは2種しかないという。日本には本種があるのみである。もう1種本属タイプ種である P. truncatus で、この種は旧北区広く分布する。なお、かつては日本のものはこの種であると判断されていた。 カニグモ科には他にも多くの種があるが、本種はその中で特に大きいこと、および腹部三角形っぽさがはっきりしていることなどで区別は容易である。

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分類・類似種など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 06:21 UTC 版)

コウボウシバ」の記事における「分類・類似種など」の解説

本種は複数の雄小穂持ちコルク質で大型果胞をつけるなどの特徴からシオクグSect. Paludosae に分類されている。同じ節のものとしては日本4種がある。いずれも本種よりはるかに背が高くなるシオクグ C. scabrifolia は干潟生え、やはり日本広く見られる。オオクグ C. rugulosa はやはり河口湿地などに出て四国九州北部以北、より北寄りに見られる。ワンドスゲ C. argyi は河口域などに出て日本では極めて限られた分布を示す。ちなみにこれらはすべて国外に広い分布域を持つ。 砂浜で見られるスゲとしてはコウボウムギ C. kobomugi が有名で、北海道ではこれとエゾノコウボウムギ C. macrocephala も地域によって出現する。この2種互いによく似ており、本種と混成することもある。穂が出ている場合には区別は簡単で、コウボウムギ類はスゲ属では珍しい雌雄別の穂を出すものであるし、果胞の形も大きくて鋭くとがった独特のものなので本種と混同することはない。だけの場合コウボウムギ類は幅が4-8mmと本種より幅広く、また普通は黄緑色なのでやはり区別は容易である。 むしろやっかいなのはシオクグとの区別で、シオクグはもちろん同じ節なので多く特徴共通している。普通にシオクグ背丈が50cmにもなり、本種よりかなり大柄なのであるが、シオクグも背の低いものは30cmほどのものがあり、他方コウボウシバ湿った場所に生育した場合には背丈伸びて30cm程度にまでなる。そうなる果胞大きさも形もさほど変わらず区別難しくなる星野他(2002)では背丈以外の区別点としてシオクグ小穂基部にあるに鞘がないこと、雌小穂互いに離れて付くこと、雌花鱗片があまり色づかないことを区別点として取り上げ勝山(2015)は雌小穂位置関係の他に雌花鱗片長いこと、果胞の嘴部が本種では徐々に狭まることを挙げている。 コウボウムギ シオクグ 同、雌小穂

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分類・類似種など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/12 14:55 UTC 版)

ササノハスゲ」の記事における「分類・類似種など」の解説

に鞘があり、各節から小穂複数出し小穂はすべて雄雌性で柱頭は3裂するなど、多く特徴タガネソウなどと共有しタガネソウSect. Siderostictae とされている。この類はスゲ属の中で最も原始的な群であると考えられている。 本種はその幅広くて広披針形である点でスゲ属では特殊であるが、これは同じ節のタガネソウケタガネソウとも共通するのである。しかしこれらはその小穂細長くなっており、本種のそれが球形になっていることで容易に区別できる。また本種はこれら2種夏緑性であるのに対して常緑性であることからも見分けられる、またこれら2種匍匐茎をよく伸ばし、まばらに拡がった群落作るに対して、本種は根茎があまり伸びないためにあまり広く拡がらず、まとまった集団となる。なお、本種の小穂球形タガネソウなどがつける細長い小穂とは外見が全く異なるが、これはタガネソウでは小穂の軸が長いに対して本種ではそれがごく短くなっているだけで、それ以外特徴多分に共通している。

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分類・類似種など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 05:27 UTC 版)

シラヤマギク」の記事における「分類・類似種など」の解説

秋に白い花着け野菊類する植物数多いが、下部が卵心形になる点が独特で判別は容易である。 この属内の分類としては本種はシラヤマギクSect. Teretiachaenium に含める。共通する特徴種子痩果)が円筒形であることで、他にコモノギク A. kommonoensis やサワシロギク A. rugolosus などがあるが、総じて花が小さくてまばらで、見栄えがあまりよくない。 またサワシロギクとの間に雑種形成し、ナガバシラヤマギク A. ×sekimoyoi Makino呼ばれる

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分類、類似種など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/30 22:20 UTC 版)

リュウキュウスゲ」の記事における「分類、類似種など」の解説

本種は雄小穂複数あり、雌小穂直立しに鞘があり、果包は厚膜質で膨らんで無毛柱頭は3裂するなどの特徴リュウキュウスゲSect. Alliiformis を立て日本では本種のみをこれに含めるとの扱い勝山(2015)が示している。 あえて類似種を上げるのは難しいが、本種は雄小穂複数あること、小穂の数が多くて直立すること、基部の鞘が強く赤色染まっていることなど目立った特徴多く判別しすいものである。また柔らかくて幅が広いのも目立つ特徴で、幅15mmというのはミヤマシラスゲ辺りとほぼ同等で、本種はこれより遙かに小柄なのでかなり目立つ特徴である。

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分類、類似種など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/08 05:31 UTC 版)

マダラスズ」の記事における「分類、類似種など」の解説

同属のものとしては日本では以下の3種知られる。 Dianemobius:マダラスズD. csikii:ハマスズ D. fascipes:ネッタイマダラスズ D. furumagiensis:カワラスズ ハマスズは本種の斑紋をすべて淡くたような色合いで、砂浜生息し希に内陸川原見られる。その体色砂浜に似る。ネッタイマダラスズは本種によく似ており、生息環境も同様であるが、分布域八重山諸島であり、混同することはない。ちなみに徳之島から沖縄諸島宮古諸島までの間には本属のものが存在しない空白がある。カワラスズは本州から九州分布するもので、河原や、同様に石がゴロゴロした場所を好む。本種よりやや大きく、また前翅根元白くなっていることなどで区別できるちなみにこの種はスズムシ類では美声とされる。 別属ではあるがリュウキュウチビスズ Pteronemobius sulfurariae も本種にやや似ており、ただし本種の方が光沢弱く、またまだら模様明瞭小顎鬚の一部黒っぽい点などで区別できる。この種は南西諸島分布するが、本州でも新潟関東地方確認されている。 なお、シバスズ Polionemobius mikado も本種と混成してみられ、大きさや姿はかなり似ている 他、類似の小型スズムシ類は幾つかあるが、本種は脚のまだら模様おおむね見分けがつく。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/10 02:41 UTC 版)

ハナグモ」の記事における「分類、類似種など」の解説

種の分類上の位置はしばし変更されてきており、古くは Mismena tricuspidata 、も長く使われてきた。現在の扱いでは本種と同属のものはユーラシア温帯域に10種ばかり知られるが、日本では本種のみが分布する。 他属ではあるが、ハナグモの名を持つものは以下の様なものがある。 Diaea ギョウジャグモ属D. subdola コハナグモ Ebelingia クマダハナグモ属E. kumdai クマダハナグモ Misumena ヒメハナグモ属M. vatia ヒメハナグモ コハナグモは八木沼(1960)では同属としていたくらいに本種とはよく似ている腹部背面模様に対になった丸い小さな黒斑が入るのが1つ目安で、ある程度腹部斑紋区別できる。クマダハナグモは雌成体体長3-4mmとかなり小柄全体褐色が強い。ヒメハナグモは腹部背面斑紋がないものが多い。またこの種は北海道には多いが本州以南ではほとんど見られないちなみにこの種は欧米ではむしろ普通である。いずれにせよ正確な同定生殖器などを確認するべきである。 他に樹上性カニグモ緑色のものにアシナガカニグモ Heriaeus mellotteei があるが、この種は全身に毛で覆われている特徴がある。他にも樹上性カニグモは多いが、たいていは褐色系の体色である。

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分類、類似種など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 06:51 UTC 版)

ケタガネソウ」の記事における「分類、類似種など」の解説

本種は小穂がほぼ雄雌性、には鞘があり、果胞にほぼ嘴がないこと、柱頭3つ裂ける、などの特徴共有することで勝山(2015)はタガネソウSect. Siderostictae としている。日本には本種を含めて4種があり、このうちイワヤスゲ C. tumidula は線形であることで、ササノハスゲ C. pachygyna は小穂球形をしていることではっきり区別できる。 特によく似ているのがタガネソウ C. siderosticta で、全体にやや本種の方が小さめであるとは言え、その葉の形、穂の形など非常によく似ている。ただしこの種は普通は全体無毛で、時ににまばらに毛が出るのに対して、本種では花茎も軟毛が多く、特にの縁には長い毛が並んでいるのでごく簡単に区別できる。 ただしこの2種違いはこの点だけではなく、以下のような点もはっきり異なる(以下、タガネソウ無印ケタガネソウをケと略記する)。 頂小穂雄性であること。 無印では頂小穂、側小穂全て雄雌性で、頂小穂と側小穂違いはない。希に小穂雄性の例はあるが、側小穂から雌花なくなった形である。対してケでは側小穂無印にやや似た形であるが、頂小穂は必ず雄性であり、しかも側小穂から雌花無くしたではなく明らかに小穂雄花部より太い形となっている。 側小穂短く、その雌花部が小さいこと。 ケでは小穂長さ0.51cm、短い雄花部の下の雌花部分には雌花が2~3個しか着かない無印では小穂長さが1~2cmあり、雌花部には数個雌花ついている果胞に毛があること。 無印では果胞はほぼ無毛であるが、ケでは細かな毛が一面生えている。それ以外にも無印では嘴はたいへん短い(0.2~0.4mm)のに対してケでは短い(0.3~0.6mm)など、形態的にも多少違いがある。 いずれにしてもこの2種は単に毛があるかないかの違いではなく重要な形質異な別種であり、たとえばチジミザサとケチジミザサのように毛の有無違いだけの同一種、という関係より遙かに違い大きいものと言える。その割り見かけがよく似ていて遠目では見分けがほぼ不可能なのが困りものではある。 なお、分子系統情報ではこの2種同一クレードをなしており、ごく近縁であるとの判断ではあるが、そのクレードにはササノハスゲ含まれ、かつ無印との距離はほぼ同じとなっている。つまりケと無印の関係はササノハスゲ無印との関係よりずっと近い、というような判断出ていない。ちなみに国内の同節のもう一つの種であるイワヤスゲこの節クレード含まれてはいるが、これら3種とはかなり離れた位置にある、との判断である。

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分類、類似種など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 00:16 UTC 版)

ウシカメムシ」の記事における「分類、類似種など」の解説

本種の所属する属、およびその上位である族においても日本では本種のみとされている。 類似する種はいない。本種は他の部分はともかく、前胸部の両側突き出す角状突起がとにかく目立ち一目で本種と判別出来る。ちなみに野澤(2016)では本種を「カメムシらしいカメムシ」という項で取り上げられており、本種は小さいながらも「存在感のある格好いいカメムシ」であるといい、5齢でもすでにこの角が発達しているためにはっきり区別出来る、としている。

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分類、類似種など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 01:06 UTC 版)

ネムロスゲ」の記事における「分類、類似種など」の解説

本種は頂小穂のみ雄花があって側小穂雌性に鞘がなく、果包がほぼ無毛柱頭が3裂するなどの特徴からクロボスゲ節 Sect. Racemosae に扱われている。この節の種は日本には18種ほどあり、星野他(2011)はよく似た種としてクロボスゲをあげている。本種は頂小穂雌雄性であること、果包が扁平でその表面なめらかなこと、雌花鱗片先端状に突き出すことなどから他の種区別できる。また生態的も本種は海浜植物として出現するものなのでその点でも判別しやすい。

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