類似の種
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上記のように学名の扱いには議論があるが、日本では星野他(2011)で同じ節に含められた種は5種ある。このうちでミコシガヤ C. neurocarpa は穂から出る苞によく発達したものが多数出るのに対し、本種では最下の苞が少し伸びるだけで他の苞は眼だたない。またこの種は低地の河川敷や湿地に生えるもので、本種と同地域で見ることはほとんどない。 それ以外のものは最下のそれ以外は眼だたない。ツクシミノボロスゲとキビノミノボロスゲ C. paxii とは、本種の花茎が上の方でざらつくのに対し、この2種では滑らかであることで区別される。また分布域でも、ツクシミノボロスゲは本州の中国地方から西と九州に分布し、本種とはほぼ重複しない。またキビノミノボロスゲは岡山県の1カ所からしか知られておらず、国外では朝鮮から中国まで分布があり、人為的に持ち込まれたものと考えられている。ヒメミコシガヤ C. laevissima とはこの種の葉鞘の腹面に横皺が多数ある点で区別できるほか、この種は兵庫と岡山で記録がある程度である。 オオカワズスゲはこの扱いでは別の節となるが、違いとしては本種の葉が革質で、全体に硬い植物であるのに対してこの種が全体に草質の柔らかいものである点を挙げられている。
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類似の種
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コウライタデスミレ Viola websteri Hemsl. (1886) - 朝鮮半島北部と中国大陸(吉林省)に分布し、本種に似るが、葉に明瞭な鋸歯があり、柱頭に突起毛がある点で異なる。
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類似の種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/18 15:08 UTC 版)
「ディケロガマルス・ヴィロースス」の記事における「類似の種」の解説
同じDikerogammarus属に含まれる以下の2種も、外来種として知られている。 Dikerogammarus haemobaphes Dikerogammarus bispinosus
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類似の種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/04 14:06 UTC 版)
日本におけるトウヒレン属のうち、ヒメヒゴタイ節 Sect. Theodorea に属する種を次に示す。 ヒメヒゴタイ Saussurea pulchella (Fisch. ex Hornem.) Fisch. - 北海道・本州・四国・九州、朝鮮半島、中国大陸(東北部・中部)、モンゴル、サハリン、ロシア沿海地方に分布し、低山から山地、または海岸の草原に生育する。草丈30-150cm。総苞は鐘形から筒形で径10-11mm、総苞基部に1列の苞葉がある。総苞片は8-9列、先端の付属体は中片と内片は円形、外片は小さい楕円形。絶滅危惧II類 (VU)(2017年、環境省レッドリスト)。 ヒナヒゴタイ Saussurea japonica (Thunb.) DC. - 九州、朝鮮半島、中国大陸、台湾、モンゴルに分布し、低山や海岸の草原に生育する。草丈50-200cm。総苞は筒形から狭筒形で径5-8mm、総苞基部に1列の苞葉がある。総苞片は8-9列、先端の付属体は中片と内片は円形、外片は小さい楕円形。絶滅危惧IB類 (EN)(2017年、環境省レッドリスト)。
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類似の種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 21:49 UTC 版)
本種は、本州の福島県南部・関東地方・東海地方、四国、九州に分布し、温帯林におおわれた沢沿いの陰湿地に生育するイワネコノメソウ - Chrysosplenium echinus に似るが、同種と比べると、走出枝の先端につく葉はロゼットをつくること、葉や苞葉の鋸歯が鋭くなく不明瞭な低鋸歯であること、種子の稜に棍棒状突起がないこと、花時に根出葉が枯れないで残るでこと区別される。
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類似の種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 09:05 UTC 版)
ヤマイグチ属の他のいくつかの種もカバノキの菌根で見られ、真菌学者でも混同することがある。アオネノヤマイグチは青い柄を持つ。L. oxydabileは柔らかく桃色の肉で、傘の風合いも異なる。L. melaneumはより暗い色で、傘や柄の表皮の下の色は黄色っぽい。L. holopusは全ての部分がより淡い白っぽい色である。
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類似の種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 18:11 UTC 版)
類似の種にムクゲアカバナ(ススヤアカバナ)(学名:Epilobium parviflorum Schreb.)がある。柱頭が4裂し、茎や葉に毛が密生することでオオアカバナに似るが、比べて全体に小さく、花も小さい。日本では本州(中部地方以北)に帰化し、ユーラシア大陸の温帯に広く分布する。
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類似の種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 20:23 UTC 版)
「セイタカアワダチソウ」の記事における「類似の種」の解説
やはり帰化植物のオオアワダチソウ S. gigantea var. leiophylla は本種に似ているが全体に毛がない。また開花はやや早くて7-9月である。同属の日本産のものにアキノキリンソウ S. virgaurea があり、これは変異に富む種で、複数の変異を含み、一部は別種とされることもあるが、総じて小型で背丈は大きくても80センチメートル程度である。また花序は枝が広がらず、花数は遙かに少なく、個々の花はより大きい。
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類似の種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/05 15:06 UTC 版)
同じミヤマスミレ節 Sect. Patellares に属するアリアケスミレ V. betonicifolia var. albescens に似る。以前はシロスミレとアリアケスミレの白花のものはよく混同されていたという。シロスミレとアリアケスミレの葉柄には翼があり、シロスミレの葉柄の長さは葉身の長さの1.5倍以上あるが、アリアケスミレの葉柄は葉身より短いものが多い。また、花弁の紫色の条は、シロスミレは唇弁に目立つ。さらに、シロスミレは山地の湿った草原に生えるが、アリアケスミレは低地の耕作地の縁や河川敷、路傍に生える。
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類似の種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 00:38 UTC 版)
先にも述べたように、この種は秋に花をつける。スゲ属の大部分は春から初夏に花をつけ、秋に花をつけるのは、この種とその近縁種以外では、アキカサスゲがある程度である。また、小穂の配列(すべて雄雌性、細い柄がある)なども独特であるため、他の種と見誤ることはまずない。 しかし、近縁種がいくつかあり、それらの区別がやや難しい。ナキリスゲの特徴である、すべての小穂が雄雌性で、花茎の節から時に複数の小穂が出ること、花茎の苞に鞘があること、果胞が偏平で嘴があること、柱頭が二つに分かれることなどをほぼ共有するものをナキリスゲ節にまとめるが、これに属する種は日本には10種足らずがあり、いずれも非常によく似ている。ただし、いずれもナキリスゲ程の普通種ではない。したがって、こういうスゲを見た時に、それをナキリスゲと判断してもたいていは間違いない。ただしコゴメスゲは南寄りの地域ではかなり普通にある。ついでに琉球列島ではこの類はほとんどコゴメスゲしかないので、これも楽である。 正確な判断は果胞などを見る必要がある。ちなみにこの類の中でのナキリスゲの特徴は果胞に毛が多いことである。肉眼では分かりにくいが、ルーペや双眼実体顕微鏡で見ると、表面に一面にはえているのが分かる。他の種では周辺に生える程度で、毛が少ないものが多い。もっとも、同定を間違ってもそれを指摘する人はあまりいないかも知れない。 ナキリスゲ節 Sect. Graciles センダイスゲ C. sendaica Franch. (C. lenta var. sendaica (Franch.) T. Koyama) 花茎は背が低く、小穂は数が少ない。よく匍匐茎を伸ばし、まばらな群落になる。ナキリスゲの砂地型の変種との説もある。本州の岩手県にまで分布がある。 コゴメスゲ C. brunnea Thunb. コゴメナキリスゲとも。ナキリスゲに似て、小穂がやや小さくて細く、果胞に毛が少ない。本州南部以西、琉球列島まで分布し、台湾、中国南部から東南アジアに至る。 フサナキリスゲ C. tenogyna Boott やや小型。小穂が細長く、柱頭が長くて、後まで残るのが特徴。外見的には小穂の表面に茶色の糸屑がからまったようになる。渓流の水際に生育する。近畿以西の屋久島までと、インドや東南アジアに分布する。 オオナキリスゲ C. autumnalis Ohwi 頂小穂が雄性という点では他のナキリスゲ類と大きく異なるが、それ以外の点ではよく似ている。雄小穂は細い棒状になっている。また、果胞は丸くて小さい。関西以西の本州と四国、対馬にある。 キシュウナキリスゲ C. nachiana Ohwi 大柄な種で、大きいものは高さ1mにもなる。静岡県以西、九州まで点々と分布がある。 ジングウスゲ C. sacrosancta Honda 森林性の小型種で、伊豆半島、愛知県以西の九州までに点在的に分布する希少種。名前は伊勢神宮にあったことから。 他に南西諸島と小笠原諸島には固有種が複数ある。ただし、分類にはやや疑問があるようである。 アマミナキリスゲ C. tabatae Katsuy. オキナワヒメナキリ C. tamakii T. Koyama ムニンナキリスゲ C. hattoriana Nakai et Tuyama チチジマナキリスゲ C. chichijimensis Katsuy.
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類似の種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/18 20:27 UTC 版)
日本におけるトウヒレン属のうち、ヒメヒゴタイ節 Sect. Theodorea に属する種を次に示す。 サドヒゴタイ Saussurea nakagawae Kadota - 佐渡島の特産で、海岸に近い草原に生育する。草丈70-150cm。総苞は鐘形から筒形、総苞基部に5列の苞葉がある。総苞片は11-12列、先端の付属体は円形。2017年新種記載。 ヒナヒゴタイ Saussurea japonica (Thunb.) DC. - 九州、朝鮮半島、中国大陸、台湾、モンゴルに分布し、低山や海岸の草原に生育する。草丈50-200cm。総苞は筒形から狭筒形で径5-8mm、総苞基部に1列の苞葉がある。総苞片は8-9列、先端の付属体は中片と内片は円形、外片は小さい楕円形。絶滅危惧IB類 (EN)(2017年、環境省レッドリスト)。
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類似の種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 08:12 UTC 版)
本種は、日本では、南千島、北海道、本州の近畿地方以北の日本海側に分布し、山地の温帯林におおわれた沢沿いの陰湿地に生育するチシマネコノメソウ - Chrysosplenium kamtschaticum に似るが、同種と比べると、走出枝の先端につく葉はロゼットをつくらないこと、葉や苞葉の鋸歯が鋭いこと、種子の稜に棍棒状突起があること、花時に根出葉が枯れて残らないことで区別される。
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類似の種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/31 01:32 UTC 版)
同属で似た種に、ナガミノツルケマン(長実の蔓華鬘、学名:Corydalis raddeana)、 別名、ナガミノツルキケマン(長実の蔓黄華鬘)がある。ナガミノツルケマンは、ツルケマンと比べると、花は密につき、色は濃い黄色で、果実の幅が細く、果実内の種子が1列に並ぶ。 ツルケマンの変種 -Corydalis ochotensis Turcz. var. raddeana (Regel) Nakai とされたこともある。
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類似の種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 06:02 UTC 版)
類似の種にトダイアカバナ(学名:Epilobium platystigmatosum C.B.Rob.)があり、葉が線形から披針形でヒメアカバナに似るが、茎の高さが10-70cmと大きく、上部で多くの枝を分け、全体に曲がった毛が生える。日本では本州(神奈川県以西)、四国、九州(宮崎県)に分布し、深山の湿った裸地に生育する。
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類似の種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/03 08:25 UTC 版)
同属で似た種に、ツルケマン(蔓華鬘、学名:Corydalis ochotensis)、別名、ツルキケマン(蔓黄華鬘)がある。ツルケマンは、ナガミノツルケマンと比べると、花はまばらにつき、色は淡い黄色で、果実が扁平で、果実内の種子が2列に並ぶ。ツルケマンよりナガミノツルケマンの方が普通に見られる。また、日本に分布する種で、秋に咲くものには先の2種のほか、北海道に分布するチドリケマン(学名:Corydalis kushiroensis)がある。
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類似の種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/04 07:40 UTC 版)
類似の種に、北海道に広く分布し、南千島やサハリンにも分布するヨブスマソウ Parasenecio robustus がある。両種とも茎の高さが2mを超え大型になる種で、花序も大型で多数の頭花をつけるが、オオバコウモリは花柄の径が0.5mm以下と細く、長さが5-10mmと長く、頭花は花序にまばらにつく。一方、ヨブスマソウは花柄に多細胞性の褐色の毛が密生し、径が1mmと太く、長さが3-5mmと比べると短く、頭花は花序に密集してつく。また、葉はヨブスマソウの方がオオバコウモリより倍ちかく大きい。 本州の関東地方以北においてヨブスマソウと誤認されてきたものは、本種であることが多いという。
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