類似の競走馬の指標
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 13:01 UTC 版)
「タイムフォーム」の記事における「類似の競走馬の指標」の解説
フリーハンデ - ハンデキャップ競走におけるハンデの算出方法を参考にして、競走馬の能力を数値化したもの。イギリスで年に1度、シーズン最初に行われるフリーハンデキャップという競走から「フリーハンデ」という呼称がとられた。経験豊かなハンディキャッパーによって「この馬はこのぐらいの能力を持っているだろう」という主観に基いて採点が行なわれるため、小さな競走で余力を残して勝ったような馬に高い評価が与えられることもある。 ゲネラルアウスグライヒ - ドイツで作られた指標。フリーハンデが、ハンデキャップをつける人間の主観に左右されるのに対し、客観的な指標を重視する。 インターナショナル・クラシフィケーション - 1977年に始まったイギリス・アイルランド・フランスでの共通の競走馬の評価。のちに参加国が拡大し、ドイツのゲネラルアウスグライヒの手法が採用された。数度の改称を経て2013年からはワールド・ベスト・レースホース・ランキングと称する。 スピード指数 - 主にアメリカで発展した指標。 レーシングポスト・レーティングス(Racing Post Ratings) - レーシング・ポスト社による独自のレーティング。走破タイムよりも出走馬のレベル、レース全体の質、負担重量が重視される。タイムフォーム・レーティングと同様にポンドによる数値で表されるが、全体的にタイムフォーム・レーティングよりも低めの値になっている。2007年に、デイリーレーシングフォームで、従来のタイムフォームレーティングに代わるものとして導入。 合同フリーハンデ - タイムフォームレーティングを参考に、作家・山野浩一が趣味の一環として日本馬の能力指数を収集し、のちにケイバブック・サラブレッド血統センターの主催する公式なフリーハンデとして公表されるようになる。
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