ビタミンB12とは? わかりやすく解説

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ビタミン‐ビーじゅうに〔‐ジフニ〕【ビタミンB12

読み方:びたみんびーじゅうに

ビタミンB複合体の一。酵母胚芽(はいが)などに含まれポルフィリン似たコリン環の中心にコバルトイオンを含む化学構造をもつ。欠乏する悪性貧血起こすシアノコバラミン


ビタミンB12

配位子としてコバルトイオンを含む有機化合物で、腸内微生物によって生産され土壌水中にも存在する高等植物はビタミンB12を濃縮しないので、動物由来物質比べるとビタミンB12に乏しい。内因子(IF)はビタミンB12の吸収に重要である。

ビタミンB12

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ビタミンB12 ( vitamin B-12 )


ビタミンB12(びたみんびー)


ビタミンB12(ビタミンビージュウニ)

赤血球形成助け栄養素です。

ビタミンB12

Vitamin B12

【概要】 水溶性ビタミン一つ通常食事摂取できるので欠乏症起こりにくい。欠乏症では貧血を主とした汎血球減少症連合性脊髄症起こり疲れ易さ四肢末端のしびれ、ふらつきがでる。エイズではビタミンB12欠乏がある例がある。HIVそのものによる病変d4TddCddIの副作用とよく似ているので専門家による区別が必要。ビタミンB12は大量使用して尿中に出るので過剰症起こらない

《参照》 末梢性神経障害


ビタミンb12


シアノコバラミン

(ビタミンB12 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/26 02:02 UTC 版)

シアノコバラミン(cyanocobalamin)は、ヒドロキソコバラミンなどと共にビタミンB12とも呼ばれる代表的なコバラミンの一種であり、ビタミンの中で水溶性ビタミンに分類される生理活性物質である。コバルトを含むため赤色又はピンク色を呈する[1]




「シアノコバラミン」の続きの解説一覧

ビタミンB12

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 07:04 UTC 版)

オーガズム後疾患」の記事における「ビタミンB12」の解説

脳の機能エネルギーに重要であり、体内いくつかの役割を果たす。POISに対す良い結果複数得られている。ビタミンBが効く背後にある理論としては、脳の神経伝達物質補充や、射精後に失われたものを補充し体内生成される過剰なヒスタミンを減らす、などがある。

※この「ビタミンB12」の解説は、「オーガズム後疾患」の解説の一部です。
「ビタミンB12」を含む「オーガズム後疾患」の記事については、「オーガズム後疾患」の概要を参照ください。


ビタミンB12

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 02:18 UTC 版)

ヴィーガニズム」の記事における「ビタミンB12」の解説

詳細は「シアノコバラミン」を参照 ビタミンB12は、細胞分裂赤血球生成及び成熟分裂DNA合成神経の正常な動作に必要とされており、細菌によって合成されている。ビタミンB12が欠乏する重大な健康問題となり、神経損傷するだけでなく、巨赤芽球性貧血陥ることもある。ヴィーガンはもちろん、ベジタリアンでさえビタミンB12強化食品サプリメント摂取すべきだという合意栄養士の間にある。多く場合に(少なくとも欧米では)ヴィーガン植物中心食生活からビタミンB12を摂取することは難しということが、ヴィーガニズムへの反論としてしばしば指摘される。 ビタミンB12の生成は、細菌やきのこ・藻類といった微生物が行っているため、植物動物自分でビタミンB12を生成することはできない草食性動物では、自分第一胃において反芻することで細菌生成したものを吸収したり、ウサギのように盲腸糞を食べることもある。肉食動物はこうした動物食べることでビタミンB12の摂取源となる。きちんと洗われていない植物には、土中の、特に糞の細菌由来するビタミンB12が含まれる可能性がある。特に発展途上国においては飲み水にもこうしたB12生成する細菌含まれている可能性がある。栄養士のリード・マンゲルスらは、人間体内細菌消化器官の中でビタミンB12を生成するが、その多く吸収されることなく排泄されるため尿に少量含まれている程度だとしている。医学研究者のジェームズ・ハルステッド (James Halsted) は、動物性たんぱく質摂取少量あるいはまったくないにもかかわらずイランのある地域住民から正常な濃度のビタミンB12が検出されたのは、一緒に暮らしている動物排せつ物人間屎尿肥料として利用し、その屎尿育った作物十分に洗われぬまま食べられていたからであることを、1960年代行った調査明らかにした。人間の口もB12摂取源となるが、大した量ではないうえ、B12類似した活性物質であることが多い 欧米衛生環境整っているため、完全菜食ではビタミンB12不足を招きやすい傾向にある。そのため、このような地域においてビタミンB12を摂取するには、サプリメント栄養強化食品食べ必要があるサプリメントのビタミンB12は産業的に細菌合成したのものであり動物由来ではない。 ビタミンB12のRDA(μg)0~6か月0.4 7~12か月0.5 1~3歳0.9 4~8歳1.2 9~13歳1.8 14歳以上2.4 妊娠中・授乳中2.4~2.6 サプリメント栄養強化食品摂取していないヴィーガンに関するいくつかの研究にてビタミンB12欠乏症症状がみられなかったことから、ヴィーガン達のコミュニティーの間では、このような栄養補助食品必要性疑問視する声も上がっている。 マンゲルスらによれば意見の相違は、こうしたサプリメント摂取しなかったヴィーガン対す長期的な調査皆無なことや、ビタミンB12を測定する標準的な手段がないことが原因だとしている。また、もしビタミンB12を含むサプリメント栄養強化食品摂取しなかった場合数十年かかるかもしれない欠乏症になるだろうとしている。 また、ビタミンB12が含まれる食品として味噌テンペといった発酵食品アラメワカメ海苔昆布スピルリナといった海藻葉野菜穀物豆類には、ビタミンB12があり、さらに言えば雨水にも含まれている。麦芽シロップ英語版)、シイタケパセリサワードウにもB12含まれているが、これらの食品含まれるB12は非活性のものである見られている。

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