ソール11遊星主
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 08:39 UTC 版)
「勇者王ガオガイガーFINAL」の記事における「ソール11遊星主」の解説
赤の星の指導者アベルが、宇宙の終焉で滅びる運命となった三重連太陽系を再生し守護する為のプログラムに基づいて生み出した人造戦士達の総称。嘗てそこに存在した11の遊星に由来するとされる。緑の星から提供されたGストーンをJジュエルとは別に改良したラウドGストーンを動力源とする事で、常に強大かつ安定した能力と出力を得ているのが特徴。プログラムであるが故、目的を遂行する為にはいかなる手段も厭わず、他次元宇宙からその宇宙空間を形成する暗黒物質を奪う事で三重連太陽系を蘇らせようとする。緑の星の指導者カインはその危険性を認識しており、専用のアンチプログラムとしてジェネシックガオガイガーを遺していた。普段各々外套を纏った等身大の素体形態だが、有事には黒い巨大キューブとフュージョンする事で戦闘メカノイド形態に変形、任務に支障と見なした存在を徹底的に攻撃する。一方でパルス・アベル、ピルナス、ペイ・ラ・カインはフュージョンせず、パルパレーパとピア・デケム、ピサ・ソールには専用のフュージョンシステムがある。パーツキューブから放たれるソール・ウェーブと呼ばれる破壊波動を共通武器とする。三重連太陽系が機械昇華された際に本体のピサ・ソール以外の遊星主達も消滅し、彼女以外の遊星主は全員レプリジンである。ゾンダリアンと同様、全員のイニシャルがPである。 レプリ地球に赴いたGGGをパレッス粒子で無力化し、自分たちのGストーンの力で難を逃れた獅子王凱とルネ・カーディフ・獅子王も捕らえるが、過去の実験で強い神経を有するパピヨン・ノワール(レプリジン)の抹殺に失敗したことと卯都木命がセミ・エヴォリュダーの力で回復したことから、反撃を許してしまう。 詳細は勇者王ガオガイガーシリーズの登場人物#ソール11遊星主・勇者王ガオガイガーシリーズの登場メカ#ソール11遊星主を参照。
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ソール11遊星主
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 16:18 UTC 版)
「勇者王ガオガイガーシリーズの登場メカ」の記事における「ソール11遊星主」の解説
パルパレーパ・プラス パルパレーパの戦闘形態であり、分子配列に似た専用の物体とケミカル・フュージョンすることで完成するメカノイド。ガオファイガーと互角の戦闘能力を秘めており、単体での再生復元能力、胸部からのポイズンオーラ、相手を内部から破壊するケミカルナノマシン、両腕を変換してのエアタービン形ドリルやメスなど多彩な戦力を持つ。必殺技は背部シリンダータイプカーベタを変化させた専用鉗子を両腕に装着し、高エネルギーを纏って相手に突貫するゴッド・アンド・デビル。シリンダータイプカーベタはブースターや遠隔攻撃武器に変形したり、またはチューブ状に変化させて相手の体内にナノマシンを注入する際にも用いられる。 全高:30.0mパルパレーパ・プラジュナー 背部のドーピングシリンダーを己の体に突き刺しケミカルナノマシンを注入する事でパルパレーパ・プラスが強化した姿。プラスと比較して全体的に鋭角的な姿となる。ナノマシンによりラウドGストーンの出力限界が飛躍的に向上するも、同時に機能停止の危険性も伴う諸刃の剣であり、言わば遊星主版弾丸Xと言うべき存在。プラス形態の武装や能力も引き続き使用可能で、ポイズンオーラはポイズンソリッドに強化される。ガオガイガーのハイパーツール郡が工具をモチーフになっているのに対して、パルパレーパ・プラス&プラジュナーのツールは医療器具がモチーフになっている。単体での戦闘能力で勝るジェネシックガオガイガーに対し、ケミカル攻撃とピサ・ソールの再生波動を駆使し互角以上の戦いを見せる。 全高:38.0m ピア・デケム・ピット 空母ピア・デケムとも呼ばれる遊星主達の移動艦で、牽引ビーム・対空ビーム等と、少ないながらもJアークに搭載された装備が幾つか存在しておりJアーク級超弩級戦艦を空母に転用した発展型とも言える。普段はピア・デケム自身が操縦している。艦首に衝角を有する。固定装備が少ないが、三層式カタパルトから機雷艦載機を無尽蔵に射出し、それを特攻兵器として用いる。キングジェイダーに掴まれながらも、大気圏を突破するエンジン推力を誇る。衝角部分は分離行動が可能であり、キングジェイダーにおけるジェイダーに相当するメカノイドに変形することも可能だが、劇中での活躍は無く、合体シーンにおいてその存在が確認できるのみ。ジェイアークと違いトモロに相当する自己制御システムは存在しない。ESドライブ機能を持ち、パスキューマシンを持ち出した護を木星付近まで追撃、ジェイアークを戦いの末に捕縛。 全長:112.0m /全幅:52.0m /重量:56500tピア・デケム・ピーク ピア・デケムとピア・デケム・ピットがギガフュージョンして生まれるジャイアントギガノイド。突出した火力は持たないが、キングジェイダーをも上回る巨体と絶大なパワーによる肉弾戦と空母時と同様、機雷艦載機、ES艦載機を駆使した多角攻撃を得意とする。フィールドジェネレーティングアーマーなどの武装やその他システム面で共通する部分が多い。ラウドGストーンの搭載位置は頭部の他、フュージョンしたピア・デケムの足元にも確認できる。 全高:130.0m / 重量:不明 ピーヴァータ チェーンソーアームとパイルドライバーを有するメカノイド。ラウドGストーンは股間部に搭載されている。背部に装備されたフレキシブルチェーンソーアームによる斬撃と右腕のパイルバンカーから重力場を歪めて放つ重力衝撃波が武器。脚部はキャタピラになっており、陸上戦を得意とする。複製されたインドのタージマハル近郊の砂漠で超竜神と戦う。本来の主目的は三重連太陽系の建築物や地形の構築とされる。 全長:42.0m プラヌス 女性的シルエットを持つ騎士型メカノイド。ラウドGストーンは頭部(眼の部分)に搭載。主な武装はランスと、ビームを反射する半透明の盾。ランス基部にはミサイルが内蔵されており、先端部はメーザー発振器の役目も果たしている。複製されたギリシャのアテネにて天竜神と交戦する。 全長:28.0m ペチュルオン 右腕に電磁石、左手にスクリューアームを持ったメカノイド。水中戦を得意とする。ラウドGストーンの搭載位置は胸部内。2本のフレキシブルアームとの併用で巻き起こす電磁竜巻を武器とする。電磁竜巻の発する電磁波は、EMP防御が為されていない機械に対しては重大な機能障害を及ぼし、身体を覆う半透明な殻のような物を閉じて防御形態も取る。ピア・デケムを除く遊星主の中では最も全高が高い。レプリ中国の三峡で撃龍神と激突する。本来の任務は再生した三重連太陽系の気象と地磁気の管理だとされる。 全長:43.8m ペルクリオ 金管楽器の頭部を持つ指揮者姿のメカノイドで、クジラに酷似したサポートメカ・ブルブルーンとキューブ状の6面スピーカーボシュボッシュ、メトロノーム状の物体を操る。本体のラウドの位置は不明だが、ブルブルーン前部クリスタルには大型のものが搭載されている。本体に比べ、ブルブルーンが巨大である為、劇中においてもアップのシーンでなければ本体を確認しづらい。主な武器はその楽器的な見た目に違わず、スピーカー群から広範囲に放つ超音波攻撃。マイク13の音楽のジャンルがロックなのに対して、ペルクリオの音楽のジャンルはジャズを主体とする。ボシュボッシュを利用し、全方位からの立体ソリタリーウェーブの放射が可能でメトロノーム状の物体は実体弾としても使われる。複製されたロンドン・テムズ川河口付近で音楽合戦を繰り広げる。本来は三重連太陽系に発生したゾンダープラントの破壊が主目的とされる。 全長:22.0m(ペルクリオ)/96.8m(ブルブルーン) 全幅:80.3m(ブルブルーン) ポルタン 一本足の独自の姿勢で立ち、腹部に狼の意匠を有する忍者型メカノイド。隠密行動を得意とする。ラウドは腹部の狼の口中に搭載されている。隠密高速戦を得意とし、二振りの小刀と機敏かつテクニカルな戦法で戦う。また強力な強制リンクシステムを持ち、あらゆるコンピュータを制御下に置くことが可能で、敵攻撃システムの伝達系を見抜く力も持つ。戦闘においてはタケハヤのリフレクタービームII中継部を停止させ、ビッグボルフォッグのガンマシン部分のプログラムに介入し半壊状態に追い込んだ。複製されたウラジオストクでボルフォッグと対決。 全長:12.3m パーツキューブ 遊星主の操る兵器群。その名の通り真っ黒な四角い形状をしている。攻撃時にはソールウェーブという電撃波を発射する。一部の遊星主はこれとフュージョンすることで専用メカノイドとなる。
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