カインの遺産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 16:18 UTC 版)
「勇者王ガオガイガーシリーズの登場メカ」の記事における「カインの遺産」の解説
諸元ジェネシックギャレオン全高 9.8m 重量 118.1t 動力源 Gドライブ 出力 210000kW 最高速度 450km/h(地上)、マッハ2.8(空中) 武装 ギャレオンファングギャレオンクロージェネシックオーラジェネシックボルト ジェネシックガイガー分類 メカノイド 全高 23.5m 重量 118.2t 動力源 Gドライブ 武装 ジェネシッククロー 搭乗者 獅子王凱 ジェネシックギャレオン / ジェネシックガイガー Gクリスタルにおいて原種大戦でダメージを負ったギャレオンを本来の姿へと改修した姿。凱がフュージョンすることにより誕生するジェネシックメカノイド、ジェネシックガイガーへと変形する。姿は改修前よりも鬣と頬が張り出し、腰アーマー部と背部形状以外には特に変わらないが、大きく出力が向上しており、ジェイダーに比肩する機動性とジェネシックオーラと合わせたジェネシッククロー攻撃により遊星主に対して絶大な破壊力を誇る。ジェネシックガオガイガー合体時には口からジェネシックボルトを発射する。地球製のガオーマシンとの合体にも対応している。武器 ジェネシッククロー ガイガークローと同型だが、威力は遥かに上回り、遊星主のパーツキューブを一撃で粉砕した。 ジェネシックオーラ ジェネシックギャレオンの口腔内から放つ破壊エネルギー波で、遊星主にダメージを与える。ギャレオン時のみ使用した。 ジェネシックマシン ジェネシックガオガイガーの各部を構成するブロウクンガオー、プロテクトガオー、ストレイトガオー、スパイラルガオー、ガジェットガオーの5体のマシンの総称であり、真のガオーマシンとも呼べる存在である。ジェネシックドライブで解除されることによってジェネシックガイガーとファイナルフュージョンし、ジェネシックガオガイガーとなる。緑の星が機界昇華された後、Gストーンの原石であるGクリスタルの中で眠っていた。GGGの開発したガオーマシンはギャレオンに記録されていたこのデータを基にしている。地球の乗り物がモチーフだったGGG機動部隊のものと違い、それらは全て動物モチーフである。 マシンの構成としては、ライナーガオー系はブロウクンガオーとプロテクトガオー、ドリルガオー系はスパイラルガオーとストレイトガオー、ステルスガオー系はガジェットガオーのデータを基にしている。 パスキューマシン奪取の際、囮としてソール11遊星主と戦闘を繰り広げる。その際に受けたダメージのため再びGクリスタル内にて修復を行い、命のジェネシックドライブによって解放される。 諸元ブロウクンガオー分類 ジェネシックマシン 設計 カイン 開発 カイン 製造 カイン 全長 15.1m 重量 26.8t 装甲材質 アルティメットG装甲 動力源 Gドライブ 推進機関 Gハイドロジェット 出力 781000kW 最高速度 65ノット(水中) 防御装備 アルティメットGパワーバリアシステム 特殊装備 万能可変連結器ブロウクンボルト その他 最大潜行深度 6400m ブロウクンガオー ジェネシックガオガイガーの右肩、および右上腕部となるジェネシックマシン。鮫のような姿をしているが、その頭部の形状は500系新幹線に類似。口内からブロウクンボルト(劇中未使用)を発射する。 プロテクトとの外見的差異は尾びれの向きと、目にあたる部位の形状と色、体のラインもブロウクンの方が鋭角である。 諸元プロテクトガオー分類 ジェネシックマシン 設計 カイン 開発 カイン 製造 カイン 全長 15.1m 重量 31.4t 装甲材質 アルティメットG装甲 動力源 Gドライブ 推進機関 Gハイドロジェット 出力 781000kW 最高速度 65ノット(水中) 防御装備 アルティメットGパワーバリアシステム 特殊装備 万能可変連結器プロテクトボルト その他 最大潜行深度:6400m プロテクトガオー ジェネシックガオガイガーの左肩、および左上腕部を構成するジェネシックマシン。イルカを連想させる姿をしているが、頭部の形状は700系新幹線と似ている。口内からプロテクトボルト(劇中未使用)を発射する。 ブロウクンとの外見的差異は尾びれの向きや、目にあたる部位の形状と色。また、単体でのバリア展開能力を持つ。 諸元スパイラルガオー分類 ジェネシックマシン 設計 カイン 開発 カイン 製造 カイン 全長 20.3m 重量 156.5t 装甲材質 アルティメットG装甲 動力源 Gドライブ 出力 1700000kW 最高速度 210km/h(地上)、90km/h(掘削時) 武装 スパイラルドリル 防御装備 アルティメットGパワーバリアシステム スパイラルガオー ジェネシックガオガイガーの右脚に当たるジェネシックマシン。モグラ型の姿をしている。雌型。 名前の通り、ドリルの形状は螺旋状。ストレイトとの外見的差異は先端部のドリル刃の形状、目にあたる部位の形状と色である。 諸元ストレイトガオー分類 ジェネシックマシン 設計 カイン 開発 カイン 製造 カイン 全長 20.3m 重量 156.5t 装甲材質 アルティメットG装甲 動力源 Gドライブ 出力 1700000kW 最高速度 210km/h(地上)、90km/h(掘削時) 武装 ストレイトドリル 防御装備 アルティメットGパワーバリアシステム ストレイトガオー ジェネシックガオガイガーの左脚ポジションのジェネシックマシン。同じくモグラ姿をしている。雄型。 名前の通り、ドリルの形状は直線状で5枚の刃がある。スパイラルとの外見的差異は先端部のドリル刃の形状、目にあたる部位の形状と色である。 諸元ガジェットガオー分類 ジェネシックマシン 設計 カイン 開発 カイン 製造 カイン 全長 36.0m 全幅 37.5m 重量 195.3t 装甲材質 アルティメットG装甲 動力源 Gドライブ 推進機関 アルティメットGスクラムジェット×2 出力 2500000kW 最高速度 マッハ10 防御装備 アルティメットGパワーバリアシステム 特殊装備 ガジェットフェザーガジェットツール ガジェットガオー ジェネシックガオガイガーの頭部装甲、左右前腕部、背部ウイングおよび尾部となるジェネシックマシン。首の長い鳥類、あるいは翼竜を連想させる姿をしているが、設定上は黒鳥。「ガジェット」="Gadget"=「(便利な)小道具」の名に相応しく、ファイナル・フュージョン時には頸部を分割・合体させ、ガジェットツールを形成する。 諸元ジェネシックガオガイガー分類 ジェネシックメカノイド 設計 カイン 開発 カイン 製造 カイン 全高 34.7m 全幅 ガジェットフェザー収納時:34.68mガジェットフェザー最大展開時:64.08m 重量 684.7t 装甲材質 ジェネシックアーマー 動力源 Gドライブ(Gクリスタル使用) 武装 ジェネシックボルトゴルディオンネイルストレイトドリルスパイラルドリルウィルナイフブロウクンマグナムボルティングドライバーゴルディオンクラッシャー 防御装備 プロテクトシェード 特殊装備 ブロウクンボルトプロテクトボルトガジェットフェザーガジェットツールギャレオリアロード 必殺技 ヘル・アンド・ヘブン・アンリミテッド 乗員人数 1人 搭乗者 獅子王凱 ジェネシックガオガイガー 「最強の破壊神」「勇気の究極なる姿」「人類がたどり着いた大いなる遺産」と称される、ジェネシックガイガーと5体のジェネシックマシンがF・Fして誕生するジェネシックスーパーメカノイド。ガオガイガー、ガオファイガーの原型でもある。三重連太陽系の滅亡前にして緑の星、赤の星の主張は対立、赤の星の指導者アベルの複製をリーダーとするソール11遊星主の暴走を危惧した緑の星の指導者カインが、抑止力として遺したものである。戦闘能力や数々の特殊ツールは人智を超え、搭乗者の勇気が向上する程に出力は限界以上のものを発揮する。機界文明の侵攻に対抗するため、Gクリスタルにて対機界昇華用に改装されるも、ギャレオンの改装が終わった時点で緑の星は機界昇華され、緑の星の指導者カインはギャレオン以外のジェネシックマシンをGクリスタル内に封印し、ギャレオンをラティオ(護)とGストーンと共にギャレオリア彗星の彼方にある惑星へと送られた。ギャレオンがGストーンと共に齎された三重連太陽系のテクノロジーはGGGによって解析され、サイボーグ・ガイおよび地球製ガオーマシン誕生の鍵となる。装備 ブロウクンマグナム ガオガイガーのブロウクンマグナムの原型装備。ガオガイガーのものは前腕部から先の部分を発射していたが、こちらは拳の部分のみを発射する。ブロウクンファントム以上の攻撃力と追尾性能を併せ持つ。複数のパーツキューブを瞬時に貫いた。 プロテクトシェード ガオガイガーのプロテクトシェードの元である装備。使用時には左手首の板状のパーツが放射状に展開し、プロテクトウォール以上のバリアを発生させる。ジェネシックオーラで構成されており、劇中ではソールウェーブを防いだその余波でパーツキューブを消滅させている。360度全方向に展開可能であり、劇中では全身に纏わり付くポイズンオーラを弾き飛ばしている。パルパレーパ・プラジュナーのポイズンソリッドの直撃を受け発生基部を破壊された。 スパイラルドリル(右膝) ガオガイガーのドリルニーとなった装備。螺旋状の形状が特徴。粉砕力に優れ、広域破壊に適している。衝撃を広範囲に渡って拡散させる性質上、局部破壊には不向きであり、単純な攻撃力ではストレイトドリルに劣っている。パルパレーパ・プラスのボディを一撃で粉砕した。 ストレイトドリル(左膝) 上記と同じくドリルニーの原型装備。スパイラルドリルと異なり、鋭角的なフォルムとなっている。貫通力に優れ、局部破壊に適している。衝撃を一点に集束させる性質上、広域破壊には不向きだが、単純な攻撃力ではスパイラルドリルを上回る。ドリル本体はパワーが先端部分に集中するため側面からの攻撃には脆く、パルパレーパ・プラジュナーにより複数のドリルで側面を攻撃され破壊された。 ジェネシックボルト ジェネシックギャレオンから射出されるボルティングドライバーのアタッチメント。「ガジェットツール」と併用使用される。 ブロウクンボルト(右肩) ブロウクンガオーから放たれるボルティングドライバーのアタッチメント。こちらも「ガジェットツール」と併用使用。 プロテクトボルト(左肩) プロテクトガオーから放たれるボルティングドライバーのアタッチメント。上記2種と同様に「ガジェットツール」と併用される。 ジェネシックアーマー 装甲表面に張り巡らされているジェネシックオーラで構成されたバリア。ジェネレイティングアーマーと同様の性質を持つ。防御兵装であるが、ジェネシックオーラを弱点とする遊星主は触れただけでもダメージを受ける。 ゴルディオンネイル(両拳) ゴルディオンハンマーの原型ともなった装備だが、形状は大きく異なり、ネイル(爪)の名の通り両手の指10本の先端に設けられている。局部的に重力衝撃波を発生させ、触れた物質を光に変換するが、ゴルディオンハンマーに比べて出力や攻撃範囲の点では劣っている。劇中では、パルパレーパ・プラスと組み合った際、その拳を消滅させている。 ガジェットフェザー(背部) ガジェットガオーの持つ四対計八枚の可変翼。高い機動性を生み出す。 ガジェットツール ガジェットガオーの頸部の分割と合体により形成されるジェネシックガオガイガーの補助ツール。GGGの特殊ツールの多くはこれらを参考に開発されたが、小型化できずオプション形式となった。ウィルナイフ ガジェットガオーの頸部の第1節(頭部)が変形したツールで、サイボーグ凱のウィルナイフの原型となった。ジェネシックの右手に装着され、主に局部破壊に使用される。搭乗者の意思によって切断力を変えることができる。 ボルティングドライバー ガジェットガオーの頸部の第2節と3節が連結し、変化したツール。ジェネシックの左手に装着、主に広域破壊に使用される。各ジェネシックマシンから発射される3種のボルトを使用することによりその効果を変えることができる。劇中使用されたジェネシックボルトはジェネシックオーラの無限波動を湾曲空間を通して直接目標にぶつけることにより、対象物を半永久的に内部分解へと導き続ける広範囲攻撃となる。その破壊速度はピサ・ソールの再生波動をも凌駕する。また、作中で使用されなかったブロウクンボルトとプロテクトボルトには、それぞれ内部爆発と、ドライバー系ツールと同じ空間湾曲の効果を持つ。 ヘル・アンド・ヘブン・アンリミテッド 「ジェネシック・ヘル・アンド・ヘブン」とも称される、真のヘル・アンド・ヘブン。ガジェットガオーの頸部の第5・6・7節が変形したナックルガードを両手に装着し、相手に突貫する必殺技である。絶大な威力を有する反面、発動後にはジェネシックアーマーが一時的に消失する弱点もある。 ガオガイガーの時に使用されていたものと違い、食らったものは粉々に粉砕される。 ギャレオリアロード(劇中未使用) ガジェットガオーの頸部の第8、9節が変化するツール。劇中未使用。直接の続編となるWeb小説『覇界王 〜ガオガイガー対ベターマン〜』で、全メモリが復旧したジェネシックギャレオンにアクセスすることで次元ゲートを開くツールである事が判明した。また、損傷を受けていた初期のギャレオンにもその情報は断片的に残されており、ディメンジョンプライヤーの元となった。
※この「カインの遺産」の解説は、「勇者王ガオガイガーシリーズの登場メカ」の解説の一部です。
「カインの遺産」を含む「勇者王ガオガイガーシリーズの登場メカ」の記事については、「勇者王ガオガイガーシリーズの登場メカ」の概要を参照ください。
- カインの遺産のページへのリンク